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医療保険

引受基準緩和型医療保険とは?医療保険や無選択型医療保険との違いについて解説

病気による医療費の負担が心配な人のなかには、持病や既往症があり医療保険に加入できないとお考えの人もいらっしゃるでしょう。一般の医療保険に加入する際には、告知項目に回答しなければならず、場合によっては希望通りとならないことがあります。ただ、一般の医療保険に加入できない健康に不安がある人には引受基準緩和型医療保険があります。

引受基準緩和型医療保険は告知項目が簡素化され、加入基準が緩和されている医療保険です。この記事では、引受基準緩和型医療保険の特徴や持病や既往症があっても一般の医療保険に申し込むべき理由など医療保険の入り方について解説します。

引受基準緩和型医療保険とは

医療保険は、一般的に、申し込む際に「最近3ヶ月以内に、医師の診察をうけたことがありますか」などの質問に対して回答する必要があり、これを告知といいます。この告知内容が正しく、正確であることを前提に加入を認めるかどうか保険会社が決めます。

告知内容による病歴・病状などから、医療保険に加入できない場合があります。

引受基準緩和型医療保険(ひきうけきじゅんかんわがたいりょうほけん)とは

引受基準緩和型医療保険とは、持病がある、もしくは入院・手術の経験がある等、健康状態に不安を抱えている人が申込しやすいように、告知項目を限定し、契約の引受基準を緩和した医療保険のことです。

一般的な医療保険では必要に応じて健康診断結果などの数値などを記入する必要がありますが、引受基準緩和型医療保険の告知は3~5つのみで、質問すべて「いいえ」と回答できれば申し込むことができます。

無選択型医療保険とは

一般の医療保険、引受基準緩和型医療保険と比べてさらに引受基準が緩和されているものに、無選択型医療保険とよばれるものもあります。

無選択型医療保険(むせんたくがたいりょうほけん)とは

無選択型医療保険とは、健康状態などの告知が不要で、誰でも申し込める医療保険のことです。

無選択型医療保険は、引受基準緩和型医療保険よりもさらに基準が緩和されており加入時の告知はありません。

引受基準緩和型医療保険と無選択型医療保険、一般の医療保険との違い

一般の医療保険と引受基準緩和型医療保険、無選択型医療保険には違いがあります。これらの違いについて表にまとめます。

引受基準緩和型医療保険 無選択型医療保険 医療保険
告知内容 3~5つの質問について「はい」か「いいえ」で回答する 告知項目なし 複数の質問について「はい」か「いいえ」で回答し、必要に応じて数値を告知する
保険料

「医療保険 < 引受基準緩和型医療保険 < 無選択型医療保険」の順に高くなる

保障内容 持病や既往症でも保障される 持病や既往症は保障の対象外となる 左記のような制約なし(※)
給付金等の制限有無 加入後一定期間は給付金が減額される場合がある 加入後90日間の免責期間がある 左記のような制限なし

※告知内容によっては、特定の部位や疾病について保障の対象外となることがある。

引受基準緩和型医療保険の特徴

引受基準緩和型医療保険について検討しやすいように、特徴を3つにまとめます。

前述した無選択型医療保険や一般の医療保険との違いと合わせてご確認ください。

特徴① 持病・既往症があっても入りやすい

引受基準緩和型医療保険の特徴の一つ目は、「持病・既往症があっても入りやすい」ことです。

たとえば一般の医療保険では「最近3ヶ月以内に、医師の診察・検査・治療・投薬のいずれかをうけたことがありますか」という質問ですが、引受基準緩和型医療保険では「最近3ヶ月以内に、医師に入院・手術・先進医療をすすめられたことがありますか」という質問になります。

最近3ヶ月以内に入院や手術を勧められていなければ、診察や検査などを受けていても申し込むことができます(疾病の種類にもよる)。

告知項目は3つほどに限られ、次のような項目が一般的です。

参考

  • 最近3ヶ月以内に、医師に入院・手術・先進医療を勧められたことがあるか。
  • 過去2年以内に入院・手術をしたことがあるか。
  • 過去5年以内にがん・肝硬変・総合失調症で医師の診察・検査・治療・投薬を受けたことがあるか。

このように告知項目を簡素化し、持病・既往症があっても入りやすくした保険が引受基準緩和型医療保険です。

特徴② 保険料が高め

引受基準緩和型医療保険は、持病・既往症があっても入りやすい医療保険ですが、一般の医療保険の加入者よりも給付金を支払う可能性が高くなるため、保険料は割高です

具体的にどのくらい高くなるかA社とM社の保険料を確認します。

〇A社

〈30歳 男性〉

  一般の終身医療保険 緩和型の終身医療保険
保険料(月) 3,164円 8,123円
保障内容 ・終身/終身払い

・日額1万円/手術給付金/通院給付金/保険料払込免除特約/先進医療特約

〈30歳 女性〉

  一般の終身医療保険 緩和型の終身医療保険
保険料(月) 3,979円 10,877円
保障内容 ・終身/終身払い

・日額1万円/手術給付金/通院給付金/保険料払込免除特約/先進医療特約

〇M社
〈30歳 男性〉

  一般の終身医療保険 緩和型の終身医療保険
保険料(月) 2,180円 4,595円
保障内容 ・終身/終身払い

・日額1万円/手術給付金/先進医療特約

〈40歳 男性〉

  一般の終身医療保険 緩和型の終身医療保険
保険料(月) 2,970円 5,485円
保障内容 ・終身/終身払い

・日額1万円/手術給付金/先進医療特約

A社の緩和型の保険料について、一般の医療保険と比べると、男性・女性ともに倍以上高くなっています。

また男性が約5,000円の差であることに対して、女性は約7,000円高くなっています。一方、M社の30歳と40歳の保険料を比べると、一般の医療保険では790円、緩和型では890円上がっています。

このように具体的な保険料を見ると、保険会社や性別・年齢などによって異なるため、実際に見積もりをして検討したほうがよいことがわかります。

特徴③ 給付金などの削減期間等制限がある可能性がある

引受基準緩和型医療保険では、加入してから一定期間までは給付金が削減される支払削減期間が設けられていることがあります。

上図のように、支払削減期間が1年の場合、当初1年間は入院給付金や手術給付金などの額が半額支給となり、1年経過後に100%支給となります。

保障の面から考えると、支払削減期間がないほうがいいですが、保険料とのバランスを考えるとそうとも言い切れません。

前述のA社とM社の緩和型の保険料について大きな差がありましたが、A社には支払削減期間がなく、M社には支払削減期間があります。

保険料はさまざまな要因で決まりますが、支払削減期間の有無による違いも影響していると思われます。

関連記事:持病があっても入れる保険のメリットやデメリットや保険に入れない病気などを解説

引受基準緩和型医療保険に加入する前に注意したいこと

持病・既往症があっても入りやすい引受基準緩和型医療保険ですが、加入する前に注意すべき点があります。

ココに注意

引受基準緩和型医療保険の保険料は、一般の医療保険と比べると割高です。

また医療保険は引受基準緩和型医療保険と比べると告知項目が多く、持病や既往症があるため加入できないと考えてしまうかもしれません。しかし医療保険には特定の部位や疾病を保障の対象外とすることで加入が認められることがあります。

ココがポイント

引受基準は保険会社・商品によって異なっているため、最初は医療保険に申し込むことをお勧めします。

医療保険に申し込み、保険会社の回答を待って、引受基準緩和型医療保険の加入を検討しましょう。

引受基準緩和型医療保険のおすすめの入り方

一般の医療保険に加入できず、引受基準緩和型医療保険への加入を検討する場合のおすすめの入り方を紹介します。

貯蓄である程度用意する

病気やケガのリスクに対して医療保険で備えることは大切ですが、医療保険は所定の条件を満たした場合にしか保障されません。用途自由な資金として貯蓄である程度準備しておき、現金と医療保険の併用を基本としましょう。

医療保険の給付金は5千円程度にする

医療保険は病気やケガによる医療費負担を軽減してくれますが、あまり使わない可能性もあります。また保障を厚くすれば安心かもしれませんが、保険料の負担が重くなります。無理のない保険料となるよう医療保険は必要最小限の保障にしておきましょう。

支払制限期間の有無を調べ、自分に合ったほうを選ぶ

引受基準緩和型医療保険では支払制限期間の有無により保険料が大きく変わる可能性があります。支払制限期間は一般的に1年としている保険会社が多く、この期間に保障が減ることに不安を感じる人もいらっしゃるでしょう。保障内容だけでなく、支払制限期間の有無についても確認し、保険料とのバランスを考慮した上で、自分に合った保険を選びましょう。

まとめ

ポイント

  • 引受基準は保険会社・商品によって異なるため、最初は医療保険に申し込む
  • 貯蓄である程度用意する
  • 医療保険の給付金は5千円程度にする
  • 支払制限期間の有無を調べ、自分に合ったほうを選ぶ

引受基準緩和型医療保険は、これまで一般の医療保険しかなく、医療保険の加入をあきらめていた層にとって役に立つ保険です。

しかし医療保険に加入できるかどうかは申し込みをしてみなければわからないこともあり、一般の医療保険に加入できないと思いこまないことも大切です。

ご自身の予算に合わせた保険に加入することが重要ですので、できる限り保険料の安い商品を選び、保障を充実させるようにしましょう。

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