入院給付日額:5,000円 |60日型|手術Ⅱ型|3大疾病入院支払日数無制限特則適用|先進医療特約付加 | 女性疾病入院一時給付特約(23):給付金額3万円 | 女性医療特約(23):日額3,000円 | 保険期間:終身 | 保険料払込期間:終身 | 募集文書番号:代HS-23-059-460(2023.6)
女性プラン|入院給付日額:5,000円・60日型|手術給付金:5万円(外来2.5万円)|放射線治療給付金:5万円|骨髄ドナー給付金:5万円|先進医療・患者申出療養特約:付加 | 入院一時金:5万円 | 女性総合疾病入院給付日額:5,000円 | 女性総合疾病手術給付金50・25・5万円 | 女性総合疾病放射線治療給付金:25万円 | 保険期間:終身 | 保険料払込期間:終身 | 募集文書番号:募補04002-20220824
健康祝金なしプラン|入院・通院・三大疾病無制限入院給付金日額5,000円 |60日型|女性特定手術特約、総合先進医療特約、三大疾病保険料払込免除特約付き|外来手術増額特則あり|定額タイプ(個別取扱) | 保険期間:終身(総合先進医療特約・女性特定手術特約は10年更新) | 保険料払込期間:終身(総合先進医療特約・女性特定手術特約は10年更新) | 募集文書番号:AFH234-2022-0431 9月27日(240927)
女性医療保険は女性特有の病気、乳がんや子宮がん、子宮筋腫等になった場合により手厚い保障が得られる医療保険です。もちろん、通常の病気やけがについても保障されます。女性向けの医療保険についてご紹介します。
女性医療保険とは、医療保険のひとつで、名前の通り女性専用の医療保険です。
乳がんや子宮がん、子宮筋腫等の女性特有の病気に対する保障が特に手厚くなっていることが特徴です。
通常の病気やけがで入院や手術を受けた場合に所定の給付金が支払われます。さらに、所定の女性特有の病気になった場合は上乗せの給付金が支払われます。
女性医療保険は、通常の医療保険に女性特有の病気に関連する保障を手厚くしたものといえます。
女性医療保険は、通常の医療保険と同様に、保険期間(保障期間)は、一定期間である定期タイプと、生きている限り保障が続く、一生涯保障の終身タイプの2通りから選びます。
定期タイプ特徴
終身タイプ特徴
掛け捨て型は、解約返戻金がないかあってもごくわずかな保険で、貯蓄型と比べると、保険料は割安になっています。
貯蓄型は、途中解約した際に解約返戻金が受け取れる保険で、契約直後や、契約してから時間が経過していない場合に解約すると、解約返戻金がないかあってもごくわずかである可能性が高いため注意が必要です。
女性医療保険のしくみは、通常の医療保険や生命保険契約と同じで、保険契約のしくみは、主契約+特約というものが一般的です。
主契約は、基本となる保障のことです。特約は、基本の保障からさらに保障を手厚くしたい場合につけるオプションの保障です。
主契約は、例えば、入院1日あたりいくらと決まった金額が支払われる「入院給付金」、手術を受けたら支払われる「手術給付金」の2つがベースになっているものがこれまでの主流でした。
最近の医療保険は、入院したらその日数によらず、一律いくらという形でまとまった金額が支払われる「入院一時金」タイプの医療保険をはじめ、主契約を「入院給付金+手術給付金型」「入院一時金型」「治療給付金型」から選べるもの、給付金が月額で支払われるタイプの医療保険なども出ています。
入院日数の短期化や外来治療が増えているため、短期入院や日帰り入院、通院治療に対応したものが増えています。実際の自己負担額が補填(ほてん)される「実損填補(じっそんてんほ)」「実費負担型(じっぴふたんがた)」タイプといわれるものは、損害保険会社の取扱いです。
保険の種類としては、上記のタイプの以外に、 使わなかった分の保険料が健康祝金等として戻ってくるもの、 健康増進型保険という健康になるほど保険料が割引されるもの等も存在しています。
なお、使わなかった分の保険料が戻ってくるタイプの医療保険は、貯蓄型に分類ができ、掛け捨て型の医療保険と比べると、保険料が高くなっています。
医女性医療保険の保障内容は、女性疾病による入院や手術等に関しての保障が手厚い点以外は、原則、一般的な医療保険とほぼ差はありません。
医療保険に女性特有の病気に対する上乗せの医療保障をつけたものを女性医療保険と呼んでいます。
女性医療保険の特徴的な保障内容の具体例は、下記のようなものがあります。
等が挙げられます。
それでは実際にどのくらいの人が医療保険に加入しているのでしょうか。
加入している世帯の内訳 | 加入して いない | 不明 | |||
---|---|---|---|---|---|
世帯 | 世帯主 | 配偶者 | その他 の家族 | ||
93.6% | 88.7% | 65.8% | 20.2% | 1.2% | 5.3% |
まず、医療保険・医療特約の世帯加入率は、93.6%となっています。(かんぽ生命除く)
※出典:公益財団法人生命保険文化センター 2021(令和3)年度「生命保険に関する全国実態調査」(2021年12月発行)
それでは、女性の年代別で見た時に医療保険等への加入率はどうなるのでしょうか。
疾病入院給付金が支払われる生命保険に加入 | 疾病入院給付金が支払われない生命保険に加入 | 生命保険に加入しているが疾病入院給付金が支払われるかどうか不詳 | |
---|---|---|---|
割合 | 89.8% | 4.8% | 5.3% |
18〜19歳 | 93.3% | 0.0% | 6.7% |
20代 | 82.1% | 7.3% | 10.6% |
30代 | 88.2% | 5.0% | 6.8% |
40代 | 90.9% | 4.4% | 4.6% |
50代 | 89.9% | 5.0% | 5.0% |
60代 | 91.6% | 4.5% | 3.9% |
※出典:公益財団法人生命保険文化センター 令和元年度「生活保障に関する調査」(令和元年12月発行)
調査結果をみると、女性は全年代にわたって医療保険の加入率が高いことがわかります。
なお、この調査は、女性の医療保険の加入率のデータであって、女性医療保険単独の加入データではないためご注意ください。
コのほけん!における2021年の女性の医療保険加入者の保険料データです。
あくまでも目安であって、実際に医療保険にご加入いただく場合と異なりますのでご注意ください。
中央値 | ¥2,757 |
---|---|
平均値 | ¥5,258 |
最小値 | ¥442 |
最大値 | ¥13,737 |
コのほけん!で試算が可能な女性医療保険の保険料の最小値と最大値です。
(2023年1月25日現在)
最小値 | 最大値 | |
---|---|---|
20歳 | ¥1,529 | ¥4,834 |
30歳 | ¥1,746 | ¥5,104 |
40歳 | ¥1,772 | ¥5,202 |
50歳 | ¥1,733 | ¥6,629 |
60歳 | ¥3,365 | ¥9,904 |
女性特有ではない病気やけがなどの給付については、女性医療保険と医療保険には大きな違いはありません。医療保険に、女性専用の保障を追加したものが女性医療保険と呼ばれています。
がん保険との違いは、がん保険は、がんに限定した医療保障の保険である点にあります。
がんに関連する医療費しか保障しません。
一方で、女性医療保険は、女性特有の疾病・がんに限定せず、一般の病気・すべてのがん・けがに対する保障を備えています。
一般の医療保険 | 女性医療保険 | がん保険 | ||
---|---|---|---|---|
けが | ○ | ○ | − | |
がん以外 の病気 | 女性特有ではない 病気 | ○ | ○ | − |
女性特有の病気 | ○ | ◎ 上乗せで保障 | ○ | |
がん | 女性特有のがん | ○ | ◎ 上乗せで保障 | ◎ 手厚い保障 |
女性特有の病気 | ○ | ○ | ◎ 手厚い保障 |
まずは女性の入院受療率についてみていきます。
総数 | 男性 | 女性 | |
---|---|---|---|
総数 | 960 | 910 | 1,007 |
0歳 | 1,065 | 1,155 | 971 |
1〜4歳 | 134 | 153 | 115 |
5〜9歳 | 71 | 79 | 64 |
10〜14歳 | 99 | 106 | 92 |
15〜19歳 | 123 | 121 | 126 |
20〜24歳 | 141 | 128 | 156 |
25〜29歳 | 198 | 142 | 258 |
30〜34歳 | 246 | 165 | 331 |
35〜39歳 | 257 | 215 | 301 |
40〜44歳 | 273 | 278 | 267 |
45〜49歳 | 345 | 387 | 302 |
50〜54歳 | 478 | 551 | 404 |
55〜59歳 | 664 | 776 | 551 |
60〜64歳 | 895 | 1,064 | 730 |
65〜69歳 | 1,207 | 1,444 | 983 |
AYA世代といわれる20代から30代にかけて、男性と比べて、女性の入院受療率が高くなる傾向があります。また、外来受療率は、15歳以上69歳まで、男性と比べて、女性の受療率が高くなっています。
それでは具体的に、どんな病気の罹患率が高いのか見てみましょう。
下記は全年齢における入院・外来のそれぞれの受療率です。
傷病分類 | 入院 | 外来 | |
---|---|---|---|
総数 | 1,007 | 6,308 | |
感染症及び寄生虫症 | 13 | 110 | |
結核 | 1 | 1 | |
ウイルス性肝炎 | 0 | 8 | |
新生物 (腫瘍) | 87 | 212 | |
悪性新生物 (腫瘍) | 74 | 141 | |
胃の悪性新生物 (腫瘍) | 5 | 9 | |
結腸及び直腸の悪性新生物 (腫瘍) | 17 | 19 | |
肝及び肝内胆管の悪性新生物 (腫瘍) | 2 | 2 | |
気管、気管支及び肺の悪性新生物 (腫瘍) | 8 | 11 | |
乳房の悪性新生物 (腫瘍) | 8 | 53 | |
血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害 | 5 | 20 | |
内分泌、栄養及び代謝疾患 | 26 | 373 | |
糖尿病 | 12 | 143 | |
脂質異常症 | 0 | 165 | |
血管性及び詳細不明の認知症 | 190 | 224 | |
精神及び行動の障害 | 23 | 15 | |
統合失調症、統合失調症型障害及び 妄想性障害 | 114 | 38 | |
気分 [感情] 障害 | 28 | 83 | |
神経系の疾患 | 111 | 147 | |
アルツハイマー病 | 51 | 53 | |
眼及び付属器の疾患 | 9 | 279 | |
耳及び乳様突起の疾患 | 2 | 83 |
傷病分類 | 入院 | 外来 | |
---|---|---|---|
循環器系の疾患 | 163 | 693 | |
高血圧性疾患 | 5 | 522 | |
心疾患 (高血圧性のものを除く) | 48 | 94 | |
脳血管疾患 | 101 | 57 | |
呼吸器系の疾患 | 50 | 379 | |
肺炎 | 17 | 3 | |
慢性閉塞性肺疾患 | 3 | 7 | |
喘息 | 2 | 75 | |
消化器系の疾患 | 43 | 1,137 | |
う蝕 | 0 | 252 | |
歯肉炎及び歯周疾患 | 0 | 478 | |
肝疾患 | 4 | 18 | |
皮膚及び皮下組織の疾患 | 10 | 268 | |
筋骨格系及び結合組織の疾患 | 71 | 872 | |
腎尿路生殖器系の疾患 | 41 | 250 | |
慢性腎臓病 | 16 | 65 | |
妊娠、分娩及び産じょく | 22 | 20 | |
周産期に発生した病態 | 4 | 2 | |
先天奇形、変形及び染色体異常 | 4 | 11 | |
症状、徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で 他に分類されないもの | 12 | 69 | |
損傷、中毒及びその他の外因の影響 | 132 | 225 | |
骨折 | 108 | 91 | |
健康状態に影響を及ぼす要因及び 保険サービスの利用 | 10 | 930 | |
特殊目的用コード | 2 | 3 |
悪性新生物や内分泌、栄養及び代謝疾患、精神及び行動の障害、神経系の疾患、循環器系の疾患、呼吸器系の疾患等、様々な病態の罹患が目立ちます。
一方で、数は少ないものの女性特有の疾患の罹患も見受けられます。
下記の表は、女性特有の疾患の傷病小分類(病名)ごとの入院受療率(人口対10万人)について抜粋 したものです。
※令和2年版は詳細が公表されていないため、患者調査 平成29年患者調査 上巻(全国)から抜粋
女性特有の疾患の傷病小分類(病名) | 入院受療率 |
---|---|
新生物<腫瘍>(乳房の悪性新生物<腫瘍>) | 9 |
新生物<腫瘍>(子宮頚(部)の悪性新生物<腫瘍>) | 2 |
新生物<腫瘍>(子宮体(部)の悪性新生物<腫瘍>) | 2 |
生物<腫瘍>(子宮の部位不明の悪性新生物<腫瘍>) | 0 |
新生物<腫瘍>(卵巣の悪性新生物<腫瘍>) | 3 |
新生物<腫瘍>(その他の女性生殖器の悪性新生物<腫瘍>) | 0 |
新生物<腫瘍>(子宮頚(部)の上皮内癌) | 0 |
新生物<腫瘍>(乳房の良性新生物<腫瘍>) | 0 |
新生物<腫瘍>(子宮平滑筋腫) | 3 |
新生物<腫瘍>(卵巣の良性新生物<腫瘍>) | 1 |
内分泌,栄養及び代謝疾患(卵巣機能障害) | 0 |
腎尿路生殖器系の疾患(乳房の障害) | 0 |
腎尿路生殖器系の疾患(卵管炎及び卵巣炎) | 0 |
腎尿路生殖器系の疾患(子宮頚(部)の炎症性疾患) | 0 |
腎尿路生殖器系の疾患(その他の女性骨盤臓器の炎症性疾患) | 1 |
腎尿路生殖器系の疾患(子宮内膜症) | 1 |
腎尿路生殖器系の疾患(女性性器脱) | 1 |
腎尿路生殖器系の疾患(卵巣,卵管及び子宮広間膜の非炎症性障害) | 0 |
腎尿路生殖器系の疾患(月経障害) | 0 |
腎尿路生殖器系の疾患(閉経期及びその他の閉経周辺期障害) | - |
腎尿路生殖器系の疾患(女性不妊症) | 0 |
腎尿路生殖器系の疾患(その他の女性生殖器の疾患) | 1 |
女性特有の疾患の傷病小分類(病名) | 入院受療率 |
---|---|
妊娠、分娩及び産じょく | 28 |
妊娠、分娩及び産じょく(自然流産) | 0 |
妊娠、分娩及び産じょく(医学的人工流産) | 0 |
妊娠、分娩及び産じょく(その他の流産) | 1 |
妊娠、分娩及び産じょく(妊娠高血圧症候群) | 1 |
妊娠、分娩及び産じょく(妊娠早期の出血(切迫流産を含む)) | 1 |
妊娠、分娩及び産じょく(前置胎盤,胎盤早期剥離及び分娩前出血) | 1 |
妊娠、分娩及び産じょく(その他の胎児及び羊膜腔に関連する母体のケア並びに予想される分娩の諸問題) | 5 |
妊娠、分娩及び産じょく(早産) | 6 |
妊娠、分娩及び産じょく(分娩後出血) | 0 |
妊娠、分娩及び産じょく(単胎自然分娩) | 10 |
妊娠、分娩及び産じょく(その他の妊娠及び分娩の障害及び合併症) | 4 |
妊娠、分娩及び産じょく(主として産じょくに関連する合併症及びその他の産科的病態,他に分類されないもの) | 0 |
周産期に発生した病態 | 5 |
周産期に発生した病態(妊娠期間及び胎児発育に関連する障害) | 3 |
周産期に発生した病態(出産外傷) | 0 |
周産期に発生した病態(周産期に特異的な呼吸障害及び心血管障害) | 1 |
周産期に発生した病態(周産期に特異的な感染症) | 0 |
周産期に発生した病態(胎児及び新生児の出血性障害及び血液障害) | 0 |
周産期に発生した病態(その他の周産期に発生した病態) | 1 |
個人のライフプランによって異なりますが、女性医療保険に限らずですが、一般に、女性は妊娠する前に医療保険に加入したほうがいいといわれます。
理由としては、妊娠中の保険加入は条件付契約(部位不担保、保険料割り増し)等になる傾向があること、場合によっては保険の加入ができない場合があります。
妊娠中の切迫流産・切迫早産、前置胎盤、妊娠高血圧症候群等で長期入院をする可能性もありますし、出産時に帝王切開等の異常分娩となった場合、本来であれば手術給付金を支払われるにも関わらず、部位不担保(特定部位について保障の対象にしないこと)で、給付金を受け取れない可能性があります。
妊娠・出産の可能性を考えるならば、妊娠する前の加入がよいかもしれません。
まずはご自身が病気やけがになった時に、健康保険(公的医療保険)からどういった保障(給付)があるのかを把握しましょう。
把握するためのポイントは下記の3点です。
(1) 医療高額療養費制度における自分の自己負担額の上限を把握
(2) 会社員・公務員等は付加給付について把握
(3) 医療費控除の活用
医療高額療養費制度があるので、まずは自分の限度額を把握しましょう。
”高額療養費とは、同一月(1日から月末まで)にかかった医療費の自己負担額が高額になった場合、一定の金額(自己負担限度額)を超えた分が、あとで払い戻される制度”
※出典:全国健康保険協会 協会けんぽ 高額な医療費を支払ったとき | こんな時に健保
というものです。
特に、会社員・公務員等の方は、勤務先の健康保険(公的医療保険)から付加給付(通常の給付に加算される給付)がある場合があります。ただし、転職や退職した場合は、付加給付が受けられなくなる場合があるため、ご注意ください。
フリーランス・個人事業主・自営業等の方は、国民健康保険(公的医療保険)における付加給付はほぼないため、会社員・公務員等の方と比べると、民間医療保険の必要性は高いといえます。
医療費控除とは、その年の1月1日から12月31日までの1年間の医療費の総額(自己負担額)が10万円をこえる部分について、原則、確定申告を行うことによって、所得税・住民税から還付される制度です。
また、医療費の総額が10万円をこえなくても、総所得金額等の5%以上の場合は医療費控除の適用を受けられる可能性があります。
なお、民間の医療保険から入院給付金等を受け取った場合、高額療養費制度により還付を受けた場合には、医療費の総額から控除して計算をする必要があります。
医療費控除の計算の仕方の詳細についてはこちらの記事をご参照下さい。
はじめて医療保険に加入する場合は、保険料と保障内容のバランスを見て決めましょう。
一般的に、加入時の年齢が若いほど、保険料は割安になる傾向があります。また、何らかの病気にかかってから加入しようとすると、タイミングによっては加入できなかったり、条件付契約などになり、結果として保険料が高くなる可能性があります。
・保険期間(保障期間)は定期タイプ(一定期間)か終身タイプ(一生涯)か
・入院一時金型、従来の入院給付金・手術給付金型、それ以外のタイプを選ぶのか
・女性特有の病気に対する保障が必要かどうか
・通院治療の保障が必要かどうか
・先進医療の保障が必要かどうか
すでに医療保険に加入している人は、女性医療保険に新しく加入すべきかどうかを検討しましょう。一般的に、加入時の年齢が上がる分、保険料が高くなることが一般的です。
新しく加入し直すメリットは、たとえば、保険の保障が最新のものになり、保障の対象となる手術が増える、日帰り入院・通院治療が保障の対象になる等が挙げられます。
女性医療保険をテーマにした記事の一覧です。『医療保険とは?』『医療保険と公的医療保険の違いは?』『医療保険は必要?』などから基礎知識の解説など、役立つトピックスを掲載しています。
手術給付金は、公的医療保険制度の給付対象となる手術・放射線治療・骨髄移植、先進医療、骨髄幹細胞の採取術など約1,000種類の手術をカバー。入院中に受けた場合には主契約の入院給付金日額の20倍、外来で受けた場合には主契約の入院給付金日額の5倍の手術給付金が、回数無制限で何度でも受け取れます。
また、付加されている「先進医療特約(2018)」もこの保険の大きな特徴で、先進医療にかかる技術料と同額を通算2,000万円まで保障します。さらに先進医療給付金の10%相当額の一時金も合わせて給付されるため、交通費や宿泊費などに充てることが可能です。
慶應義塾大学商学部にて保険学を専攻。損害保険会社の営業推進部および火災新種業務部を経て、子会社の生命保険会社に出向し引受診査部門を担当。1998年よりFPとして独立、現在に至る。現在は、主に個人のコンサルティングを主軸に、講演・執筆活動を行っている。