
【くつろぎの日調査】現在、くつろぎ不足を感じている人は66.2%。疲れた現代人が物価高でも優先する「心の保険」トップ3とは?
Sasuke Financial Lab株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:松井 清隆、以下「当社」)は、全国の20〜60代の男女500名を対象に、くつろぎと「心の保険」に関するアンケート調査を実施しました。
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調査サマリー
- 現在、くつろぎの時間が足りないと感じる人は66.2%。実際の休息時間と理想の休息時間を比べると1日あたり1時間ほど少ない。
- 自分のくつろぎに対しお金を使うことに「不安や罪悪感を抱く」人は74.0%。一方でそもそも「くつろぎにまったくお金を出せない」という人も2割。
- 日々自分をいたわる「心の保険」として、優先して確保している支出の1位は、すべての年代で「自分へのごほうび・プチ贅沢のための食費」。
調査背景
毎年9月26日は、「9(く)2(つ)6(ろ)ぎ」の語呂合わせにちなんだ「くつろぎの日」です。
猛暑と大きな災害が続いた夏がようやく終わり、秋の気配が深まってきました。一方で、忙しい日々のなか、疲れがたまっていても自分をいたわる「くつろぎの時間」を十分に取れない方も多いのではないでしょうか。日々のくつろぎや自分をいたわるための時間・お金は、生命保険や医療保険が「もしも」に備えるものであるように、「心の保険」とも言えるものです。
そこで本調査では、20〜60代の500名を対象に、実際の休息時間と理想との差、くつろぎにお金を使うことへの気持ち、心の保険として優先して確保している支出などを尋ねました。
調査結果
くつろぎや休息の時間が「足りない」と感じる人は66.2%。20代では7割を超える

「あなたは今『くつろぎ』や『休息』の時間が足りないと感じますか。」と尋ねたところ、「やや感じる」が44.4%で最多となり、「とても感じる」の21.8%と合わせて、66.2%が不足を感じていると回答しました。
年代別に見ると、20代は73.3%、30代は70.3%、40代は70.0%がくつろぎの時間が足りないと感じていると回答した一方、50代は60.3%、60代は37.5%と、年代が上がるほど不足感は下がる傾向が見られました。
年代 | とても感じる | やや感じる | あまり感じない | まったく感じない |
|---|---|---|---|---|
20代 | 20.0% | 53.3% | 21.7% | 5.0% |
30代 | 26.9% | 43.4% | 22.8% | 6.9% |
40代 | 25.1% | 44.9% | 25.1% | 4.8% |
50代 | 14.8% | 45.5% | 35.2% | 4.5% |
60代 | 7.5% | 30.0% | 47.5% | 15.0% |
直近1週間で「くつろげた」「休息できた」と感じる時間は10.4時間、1日あたり約1.5時間という結果に

直近1週間で「くつろげた」「休息できた」と言える時間(睡眠時間を除く)を尋ねたところ、最も多かったのは「3〜7時間未満(1日平均で約30分〜1時間未満)」で26.4%、続いて「7〜14時間未満(1日平均で約1〜2時間未満)」25.4%、「3時間未満(1日平均で約25分未満)」19.2%という結果でした。
各区分の中間値を代表値として平均し、概算すると実際の休息時間は週平均およそ10.4時間でした。1日あたりに換算すると、くつろげる時間は1.5時間ほどです。
理想のくつろぎ時間は週17.5時間で、1日あたり約2.5時間。現実との差は週7時間ほど

一方、理想の休息時間を尋ねると、最も多かったのは「14〜21時間未満(1日平均で約2〜3時間未満)」で31.0%でした。
直前の質問と同じように、各区分の中間値を代表値として平均し、概算すると理想の休息時間は週平均およそ17.5時間で、1日あたり2.5時間という結果になりました。実際と理想の差は週7時間ほどとなり、理想と比較した際に、現状では1日1時間ほどくつろぎの時間が足りないことになります。
多くの人にとって、くつろぎの時間が不足したまま、日々が過ぎているのが実態のようです。
コのほけん!編集部からのコメント
理想と現実の差が週7時間、つまり「1日あたりあともう1時間」休息の時間が必要という結果から、多くの方が「休みたいのに休めていない」と感じていることがわかりました。理想に近づけるには、休息の予定をあらかじめ一日のスケジュールに組み込むのもおすすめです。
くつろげない最大の理由は「仕事や家事が終わらない」61.2%

疲れを感じているにもかかわらず「くつろげない」「休まらない」と感じる理由を複数回答で尋ねたところ、最も多かったのは「仕事や家事などやることが終わらない」で61.2%でした。次いで「時間があってもスマホを見るなど何もせず終わってしまう」35.4%、「家計に余裕がなく、くつろぎや休息のためにお金をかけられない」28.0%という順でした。
やることに追われて時間を取れない人が最も多い一方で、時間があってもスマホチェックなどに時間を取られてしまう人も、3人に1人以上います。
なお、「くつろげない・休まらないと感じることはない」と答えた人は9.2%で、ほとんどの人が何らかのハードルを感じていることがわかります。
自分のくつろぎの時間のために出せる月の予算、最多は「0円(お金を出すことができない)」が20.0%

自分をいたわる「くつろぎ」や「休息」のために現在月いくら出せるかを尋ねたところ、最も多かったのは「0円(お金を出すことができない)」で20.0%でした。
次いで「3,000円以上5,000円未満」15.0%、「1,000円未満」14.8%、「1,000円以上2,000円未満」14.6%と続き、「10,000円以上」は4.6%にとどまります。また、「特にお金を出す必要はない」は8.0%でした。
くつろぎのためとはいえ、5人に1人が「出せるお金がない」と答えている実態がわかりました。
くつろぎへお金を使うことに74.0%が不安や罪悪感を抱いている

くつろぎや休息のためにお金を使う際、将来の蓄えや家計に対して不安や罪悪感があるか尋ねたところ、「やや感じる」48.0%、「非常に感じる」26.0%で、合わせて74.0%が不安や罪悪感を抱いていると回答しました。一方で、「あまり感じない」は20.4%、「まったく感じない」は5.6%です。
なお、直前の質問で、くつろぎのために出せる予算を「0円(お金を出すことができない)」と答えた人に限定すると、不安や罪悪感がある人は93.0%にまで上ります。
お金の余裕がない人ほど、くつろぐこと自体にも心理的なハードルを抱えていることがうかがえます。
コのほけん!編集部からのコメント
くつろぎにお金を使うことへの罪悪感を、7割以上の方が感じているとは意外でした。罪悪感や不安を減らすには「1カ月間に使ってよい額」を先に決めておくのもひとつの方法です。
「心の保険」として優先して確保している支出、1位は「自分へのごほうび・プチ贅沢のための食費」56.0%

人生の万が一に備える保険になぞらえ、日々自分をいたわるための「心の保険」として優先して確保している支出を3つまで尋ねました。
最も多かったのは「自分へのごほうび・プチ贅沢のための食費」で56.0%、次いで「エンタメ・サブスク費(本・映画・ゲーム・ライブ・動画配信サービスなど)」33.8%、「外食・カフェ代」31.2%、「旅行・レジャー代」23.0%という順でした。
一方、「人(家族・友人・恋人など)との交流・付き合いのための費用」19.4%、「美容・ファッション費」19.0%と続き、「特に優先して確保している支出はない」と答えた人も10.6%いました。
終わりが見えない物価高のなかでも、少しリッチな「食」への支出が、多くの人にとって最も身近な「心の保険」になっているようです。
年代別に、「心の保険」として回答が集まった上位3位を見ると、「自分へのごほうび・プチ贅沢のための食費」はすべての年代で1位となりました。一方で2位・3位には年代差が見られます。
20代・30代では「外食・カフェ代」が2位に入るのに対し、40代以上では「エンタメ・サブスク費」が2位に上がり、60代では47.5%と半数近くに達しています。
また「旅行・お出かけ・レジャー代」は20代ですでに3位に入り、60代では37.5%まで上昇しました。
年代が上がるほど、旅行やレジャーを「心の保険」として重視する傾向がうかがえます。
■ 年代別の「心の保険」となる支出(上位3位まで)
順位 | 20代(N=60) | 30代(N=145) | 40代(N=167) | 50代(N=88) | 60代(N=40) |
|---|---|---|---|---|---|
1位 | 自分へのごほうび食費 58.3% | 自分へのごほうび食費 57.9% | 自分へのごほうび食費 55.1% | 自分へのごほうび食費 52.3% | 自分へのごほうび食費 57.5% |
2位 | 外食・カフェ代 40.0% | 外食・カフェ代 34.5% | エンタメ・サブスク費 40.1% | エンタメ・サブスク費 29.5% | エンタメ・サブスク費 47.5% |
3位 | 旅行・レジャー代 28.3% | エンタメ・サブスク費 29.0% | 外食・カフェ代 31.1% | 旅行・レジャー代 27.3% | 旅行・レジャー代 37.5% |
くつろぎにお金を使うため固定費を見直したい人は56.2%。20代は7割近くが見直したい

くつろぎや休息、「心の保険」に気兼ねなくお金を回すために、光熱費・通信費・保険料などの固定費を見直したいと思うかを尋ねたところ、「ややそう思う」46.2%、「強くそう思う」10.0%で、合わせて56.2%が見直しの意向を示しました。また「すでに見直している」は5.6%でした。
年代別では20代が68.3%と最も高く、若い世代ほど固定費を見直してくつろぎに回したいという意向が強い傾向が見られました。
回答 | 20代(N=60) | 30代(N=145) | 40代(N=167) | 50代(N=88) | 60代(N=40) |
|---|---|---|---|---|---|
強くそう思う | 15.0% | 14.5% | 7.8% | 6.8% | 2.5% |
ややそう思う | 53.3% | 45.5% | 44.3% | 50.0% | 37.5% |
あまりそう思わない | 26.7% | 32.4% | 37.1% | 36.4% | 45.0% |
まったくそう思わない | 3.3% | 0.7% | 6.0% | 1.1% | 5.0% |
お金をかけない「くつろぎ術」は?動画・音楽鑑賞や軽い運動、ゆっくり入浴が人気
最後に、お金を一切かけず、またはほとんどかけずに、疲れた心身を癒やし、リフレッシュするために行っている「くつろぎ術」を自由記述で尋ねました。寄せられた声をテーマ別に分け、回答者本人の言葉から一部を抜粋して紹介します(※読みやすさのため軽微な表記の補正のみ行っています)。
動画・音楽・ドラマに浸る「おうちエンタメ」を楽しむ
- 帰宅後に自室で映画を見ることが最近のくつろぎです。アマプラやNetflixで映画を片っ端から見てる時間が最高の癒しです。(40代・男性)
- 料理をしながら音楽を聴いて、心を落ち着かせている。(40代・女性)
- 家事が一段落したらソファーで仮眠をとり、その後残った家事を済ませたら録画したドラマを見たり、好きなアーティストのラジオを聞きながらストレッチを行っている。(30代・女性)
仮眠・ゴロゴロなど「何もしない」時間
- ベッドで横になる。(20代・女性)
- 昼寝をする。(30代・女性)
- 子どもたちとゴロゴロする。(40代・女性)
散歩やストレッチで体を動かす
- 毎日散歩をして気分転換をするようにしている。(20代・男性)
- 風呂上りにストレッチをして、リラックスするようにしています。(50代・男性)
- 寝る前にヨガ動画を見ながら身体をゆるめる。(40代・女性)
入浴・サウナでリフレッシュする
- お風呂に入浴剤を入れてリラックスする。(50代・女性)
- サウナに行ってリフレッシュする。(30代・男性)
- 銭湯に行って温冷交代浴をしたりサウナに入って整ったりする。(30代・女性)
甘いもの・お酒・お茶でひと息つく
- スーパーで安売りしているときに好きなアイスを買っておき、もったいないので何度かに分けて食べる。(50代・女性)
- 休みの前日には、普段より高めのお酒を飲んでリフレッシュしている。(40代・男性)
- 息子を寝かしつけた後、お土産でもらったお菓子とコーヒーで夫と過ごす。(40代・女性)
その他の「くつろぎ術」
- 瞑想をよくやります。あとは裸足で土の上を歩くアーシングなど。(40代・男性)
- 庭でガーデニングをする。鳥が来るので、ちょっとしたバードウォッチングも楽しめる。(50代・女性)
- 無心で刺繍をする。100円ショップで図案入りのクロスが売っているので、お金はあまりかからない。(30代・女性)
- 飼い猫をもふもふする。(40代・女性)
- 子どもとぎゅーして笑う。(40代・女性)
お金をかけずとも、ちょっとした工夫でくつろぎの時間をつくっている人が多いことがわかります。
編集後記
今回の調査であらためて浮かび上がったのは、多くの人が「くつろぎたいのに、くつろげていない」という実態でした。また、理想の休息時間と実際の休息時間には週7時間ほどの差があることも分かりました。
その背景には「仕事や家事が終わらない」という時間的な制約だけでなく、「くつろぎにお金を使うと不安や罪悪感を感じる」という心理的なハードルがあるようです。
一方で、「心の保険」のために、特定の支出を確保している人がいれば、動画鑑賞や散歩、入浴など、お金をかけずにくつろぎの時間を工夫している人もいます。
どちらが正解というわけではなく、自分にとって無理のない形で、少しずつでも「くつろぐ時間」を確保していくことが大切なのかもしれません。固定費の見直しなど、お金の面での工夫に関心がある方は、ファイナンシャルプランナーなどのお金の専門家に一度話を聞いてみるのも一つの方法です。
調査概要
調査名 | 現代人の疲労とくつろぎ・休息に関するアンケート |
|---|---|
調査期間 | 2026年9月1日(1日間) |
調査対象 | 全国の20〜60代の男女 |
有効回答数 | 500件 |
調査方法 | クラウドソーシングサービス「クラウドワークス」を利用したインターネット調査 |
調査主体 | 自社調べ |
※端数処理の関係上、グラフ内の割合は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計が必ずしも100%になりません。










