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生命保険(死亡保険)

糖尿病だと生命保険に加入できない?加入できない理由と糖尿病でも加入できる保険について解説

糖尿病だと生命保険や医療保険には加入しにくくなる

すでに糖尿病と診断され治療を受けている場合、一般的な生命保険や医療保険への加入は非常に難しくなります。糖尿病の発症リスクを医師から指摘されるなど、いわゆる糖尿病予備軍である場合も、保険会社によっては生命保険や医療保険の加入を断られる可能性があります。

生命保険や医療保険に加入する際には保険会社への告知が必須であり、健康状態が悪いと加入を断られる可能性があります。

糖尿病と診断された人は、健康な人と比較すると、入院や死亡リスクが高いため、生命保険医療保険への加入を保険会社から断られることがあります。また、がん保険の場合も、糖尿病による治療を受けていると加入できない可能性が高くなります。

関連記事:なぜ生命保険に告知が必要なの?その重要性と告知の種類を解説します

糖尿病を保険会社に告知しないとどうなる?

もし、告知の際に糖尿病であることを故意に隠して保険に加入し、後に判明した場合は告知義務違反となり、契約が解除され、保険金や給付金も受け取れない可能性があります。

なお、医療保険などに加入後に糖尿病を発症した場合は、糖尿病が保障対象であれば保険金や給付金が受け取れます。給付条件などをあらかじめ確認しておくとよいでしょう。

なぜ糖尿病は保険に入るのが難しい?

なぜ糖尿病だと保険への加入が難しくなるのでしょうか?

糖尿病は、投薬や通院による治療が長期間にわたって行われることが多く、完治が難しい病気です。

また、糖尿病は、厚生労働省により生活習慣病のひとつに定められており、近年患者数が急増しているとともに、合併症などで悪化しやすい病気であるため、保険会社も告知を必須としています。

生活習慣病とは

食事や運動、喫煙や飲酒といった生活習慣の積み重ねや加齢が発症・進行に関与する疾患の総称で、糖尿病のほかにがんや高血圧性疾患、心疾患などが含まれています。

関連記事:生活習慣病に備える保険は本当に必要?メリットやデメリットについて解説

糖尿病には種類がある

糖尿病は、インスリンの分泌が低下することにより血糖値が上昇する病気です。

インスリンとは、膵(すい)臓から分泌されるホルモンの一種で、糖の代謝を調節し、血糖値を一定に保つ役割がありますが、インスリンが不足すると慢性的に高血糖の状態となり、様々な合併症を引き起こします。

糖尿病は1型と2型があり、それぞれ以下が原因で発症します。

  • 1型(インスリン依存型) :自己免疫疾患(免疫系の先天的な異常)が主な原因で発症
  • 2型(インスリン非依存型):食事や飲酒などの生活習慣、肥満などの体質が原因で発症

妊娠中の女性がかかる妊娠糖尿病とは?

妊娠中の女性がかかる妊娠糖尿病は、妊娠中にはインスリンの効果が効きにくくなることから発症します。

なお、妊娠糖尿病は、女性医療特約など、女性特有の病気による入院・手術を保障する特約を、医療保険などに付帯していれば給付金が支払われます。検討する際はぜひ確認してみましょう。

関連記事:医療保険の特約とは?知っておきたい9つの特約を詳しく解説!

糖尿病の患者数は年々増加している

日本における糖尿病の患者数は、年々増加しています。

下の表は、厚生労働省が行っている、直近3回分の患者調査における、糖尿病の種類別にみた総患者数です。

調査年度

糖尿病の総患者数

総患者数のうち
1型糖尿病の患者数

総患者数のうち
2型糖尿病の患者数

総患者数のうち
その他の糖尿病の患者数

平成26(2014)年

316.0万人

11.0万人

218.6万人

86.4万人

平成29(2017)年

328.4万人

8.2万人

232.4万人

87.8万人

令和2(2020)年

578.9万人

13.9万人

369.9万人

195.1万人

※出典:厚生労働省「患者調査」の各年度より表を作成

それぞれの年を比較すると、生活習慣が主な原因となって発症する、2型糖尿病の患者が増加していることがわかります。

糖尿病患者の増加の要因として、日本人の生活習慣の変化もあげられていますが、日本人は欧米人と比べ、インスリンの分泌予備能が低く、分泌能が早期に低下していくことも指摘されています。

糖尿病は、日本人は特に注意しなければならない病気ともいえるでしょう。

糖尿病の合併症は深刻になる傾向がある

糖尿病は自覚症状がないままに、体を蝕んでいきます。高血糖の状態が続くことで引き起こされる合併症も深刻となる傾向にあります。

糖尿病で高血糖の状態が継続すると、血管が傷つき、神経障害網膜症腎症動脈硬化などの重い合併症を引き起こす可能性が高まります。特に動脈硬化は、心筋梗塞や脳梗塞のような重い病気に罹患するリスクが増えるため、注意が必要といえます。

糖尿病は肥満と関係性が深い

血糖値が高く、糖尿病の可能性が疑われる糖尿病予備軍の人は、糖尿病と診断される前に食事療法や運動療法、薬物療法などで血糖値を下げることが推奨されます。しかし、生活習慣などを改善せずそのままにした結果、糖尿病の患者となるケースも多くみられます。

糖尿病にかかるリスクが特に高いのは、肥満の人です。現在では、BMIが25以上で「肥満」と定義され、糖尿病を含む様々な病気のリスクが高まることが指摘されています。

なお、BMIとは、肥満や低体重など体格の判定に用いられる数値で、以下の式で求めることができます。

BMI = [体重(kg)÷ 身長(m)2

厚生労働省の「国民健康・栄養調査」によると、BMIが25以上で肥満と認定される人の割合の年次推移は以下の通りでした。

年次

男性

女性

平成29年

30.7%

21.9%

平成30年

32.2%

21.9%

令和元年

33.0%

22.3%

厚生労働省は、この結果を分析し、女性の肥満者の割合については特に問題がないとしている一方で、男性の肥満者の割合が年々増加していることについては、看過できないものとしています。

肥満の男性の糖尿病発症リスクは、やせている男性の約10倍というデータもあるため、特に注意が必要といえます。

糖尿病でも加入できる保険はある?

糖尿病と診断されると全く保険に加入できないのでしょうか?実は、糖尿病と診断された場合でも、以下2つの保険には加入できる可能性があります。

  • 引受基準緩和型保険
  • 無選択型保険

ただし、すでに糖尿病と診断されている人がこれらの保険に加入した場合、糖尿病自体は保障の対象外となるケースもあります。

よって、まずは一般的な生命保険や医療保険に本当に加入できないか確認したうえで、引受基準緩和型保険や無選択型保険への加入を検討するとよいでしょう。

関連記事:生命保険|持病があっても入れる?入れない?見つけ方と加入方法

引受基準緩和型保険とは

引受基準緩和型保険とは、告知する項目が少ない保険で、持病があっても入りやすいことが特徴です。この保険の告知項目は、基本的に以下のような項目に絞られており、医師による診断書も必要ありません。

  • 過去数ヶ月以内に医師から入院または手術をすすめられたか
  • 過去数年(2年など)以内に、病気やケガによる入院や手術はあったか
  • 現在、がんなどの疾病にかかり、医師による診察・治療・投薬を受けているか
  • 過去数年(5年など)以内に、がんなどの病気や入院・手術を受けたか

ただし、引受基準緩和型保険は、一般的な生命保険や医療保険と比較して保険料が割高になる傾向があります。さらに、引受基準緩和型保険の多くは、加入後一定期間(多くの場合1年)は保障が減額されます。

例えば、入院給付金の日額が5,000円で、加入から1年間保険金の給付金額が半分に減額される保険に加入した場合、加入から1年以内に病気やケガで入院をしても、入院給付金の日額は2,500円です。

関連記事:引受基準緩和型医療保険とは?医療保険や無選択型医療保険との違いについて解説

無選択型保険とは

無選択型保険とは、告知の必要自体がない保険で、健康状態にかかわらず誰でも加入できます。

しかし、引受基準緩和型保険よりもさらに保険料が割高です。

よって、無選択型保険は、引受基準緩和型への加入も難しい場合の、最後の選択肢として検討するのがよいでしょう。

まとめ

糖尿病と診断されると、一般的な生命保険や医療保険への加入が難しくなるため、引受基準緩和型や無選択型の保険が主な選択肢となりますが、保険料が割高となるため、慎重に検討したほうがよいでしょう。

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