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医療保険

生活習慣病に備える保険は本当に必要?メリットやデメリットについて解説

近年注目されている生活習慣病には、がんをはじめ、様々な疾患があります。加齢とともに食習慣の乱れや睡眠不足など不健康な生活習慣の積み重ねによってリスクが高まり、罹患した際には、治療が長引くものも目立ちます。治療が長引けば家計への負担は大きくなりますから事前の備えは必要でしょう。生活習慣病の基本から、生活習慣病の万が一に備える保険選択のポイントについて確認していきましょう。

生活習慣病とは?

生活習慣病は、年齢とともに食事や運動、休養や喫煙、飲酒などの生活習慣の積み重ねが発症・進行に関与していることが明らかになっている疾患の総称です。代表的なものには、例えば以下のような疾患があります。

  • 糖尿病
  • がん
  • 高血圧性疾患
  • 心筋梗塞、狭心症などの心疾患
  • 脳梗塞、脳出血などの脳血管疾患(脳卒中)
  • 肝硬変
  • 慢性腎不全

以前は加齢に着目し、加齢と共に発症・進行すると考えられていたため、「成人病」と呼ばれていました。しかし、加齢だけではなく生活習慣の積み重ねが発症・進行に関与していることが明らかになってきたため、1996年頃から「生活習慣病」という総称が使われています。

特にがんや心疾患、脳血管疾患は日本人の死因のTOP3を長く占めてきており、現在もがん、心疾患は死因のTOP2を占めています。

出典:厚生労働省 令和3年(2021) 人口動態統計月報年計(概数)の概況

また生活習慣病の中には、療養が長期化しやすいものもあります。厚生労働省「令和2年(2020)患者調査の概況」によれば、脳血管疾患の患者の平均入院日数は77.4日です。これは精神疾患とアルツハイマー病に次いで長い平均入院日数です。ただし、あくまで平均入院日数であることには注意しましょう。75歳までは半数が2ヶ月以内に退院していますし、50歳までに限定すればおよそ3割が2週間以内に退院しています。入院患者のおよそ9割は65才以上です。

関連記事: 医療保険の三大疾病(特定疾病)とは?

生活習慣病に関する保険の種類

生活習慣病は前述のとおり、生活習慣と加齢とともに罹患・長期入院リスクが高まる傾向にあります。

現役世代の入院患者数は多くないとは言え、万が一、1ヶ月以上入院が必要となれば収入減や医療費負担による支出の増加も想定されます。入院期間が短くても疾患によっては運動障がいやマヒなど、退院後の生活に不自由が残る方もいらっしゃいます。例えばそういった後遺症により収入が月10万円程度減少したとすれば、家計は年間120万円のマイナスとなります。

そのため収入が高く生活費がかかっている方ほど、備えへの必要度は高いと言えるでしょう。民間保険においては、特に治療の長期化が懸念される生活習慣病に限定して備える生活習慣病保険が登場しています。生活習慣病保険では、生活習慣病によってあらかじめ保険会社が定めた要件を満たした場合に、給付金を受け取ることができます。

入院日数に応じた入院給付金と入院が長期化した際一時金を受け取れるものが一般的ですが、以下のような場合に一時金を受け取れるものもあります。

  • 所定の生活習慣病と診断されたとき
  • 所定の入院をしたとき
  • 所定の手術をしたとき
  • 所定の薬剤治療を受けたとき

定期タイプと一生涯保障が続く終身タイプがありますが、いずれも満期保険金はありません。

医療保険やがん保険に付帯する生活習慣病保障特約もあります。

 

生活習慣病に関する保険に入るメリット

生活習慣病に関する保険に加入するメリットを3つ挙げ解説します。

(1) 生活習慣病の保障を手厚くできる

前述のとおり生活習慣病保険は、生活習慣病に起因した治療時に給付金が支払われます。一般的にカバーできる生活習慣病は以下のとおりです。7大疾病とも呼ばれています。

がん

心疾患

脳血管性疾患

肝硬変

慢性腎不全

糖尿病

高血圧性疾患

生活習慣病の治療は長期化しやすく、平均入院日数が1ヶ月を超えるものも多くあります。その上、入院も繰り返しやすいです。生活習慣病保険では少なくとも1入院につき120日、通算1,000日程度を限度とするなど、長期の入院にも対応しています。

治療が長期に渉れば家計への影響は大きくなります。医療保険に付加することで生活習慣病の保障を充実させることができるでしょう。

(2)医療保険よりも割安

生活習慣病保険はその名称のとおり、保障を生活習慣病に限定しています。そのため、一般的な医療保険と比較すると保険期間や保障内容等を同じとする場合、保険料は割安になっています。保障を絞ってもいいなら、通常の医療保険よりも保険料負担を抑えられる可能性があるでしょう。

(3)長期で保障を確保できる

特定疾病保障保険や三大疾病保険など、特定の生活習慣病に保障を限定する保険は他にもあります。ところがそういった保険では、多くの場合、所定の要件を満たせばまとまった一時金が受け取れるものの、給付金を一度受け取ったあとは契約が消滅してしまいます。生活習慣病保険では一度給付金を受け取っても契約は継続します。長期で生活習慣病の保障を確保できるでしょう。

 

生活習慣病に関する保険に入るデメリット

次に、生活習慣病に関する保険に加入するデメリットを3つ挙げ解説します。

(1)すべての生活習慣病の万が一に備えられるわけではない

生活習慣病保険と言っても、すべての生活習慣病が対象になっているわけではありません。多くの場合、保障範囲は前述の7大疾病に限定されています。中には膵疾患を加え8大疾病をカバーするものもありますが、給付金の支払い要件は保険会社によって異なります。契約前に保障内容を確認しましょう。

(2)所定の生活習慣病以外はカバーされない

生活習慣病保険では、その名称のとおり保障を生活習慣病に限定しています。そのため、一般的な医療保険ではカバーされる、ケガや生活習慣病以外の疾患による入院・通院は保障されません。生活習慣病以外の保障が必要なら、一般的な医療保険への加入が必要でしょう。

(3)商品数が少ない

現在複数の生活習慣病保険が販売されていますが、一般の医療保険やがん保険と比較すると商品数は少ないです。加入前の比較検討はしづらいでしょう。

 

生活習慣病に関する保険の選び方

生活習慣病に関する保険への加入を検討する際、どのような点に気をつければいいのでしょうか。確認したい3つのポイントを挙げ解説します。

(1) 万が一の家計を振り返ろう

生活習慣病は確かに入院が長期化しやすく、治療が長引きやすい疾患と言えるでしょう。長期の入院の際は収入減が想定されますから、備えは必要です。しかし、新たに保険に加入するなら保険料の支払いが必要になりますから、家計の負担は増加します。本当に保険加入が適しているのか、しっかりと確認しておく必要があります。

共働きでライフイベントへの準備もできており、毎月しっかりと貯蓄ができている方は貯蓄で足りるかもしれません。また、お勤め先の健康保険や団信で手厚い保障が受けられる場合も、医療保険への加入は不要かもしれません。加入を検討するなら、まずはご自身が万が一の時に使えるものを確認しておきましょう。

(2)ご自身の健康状態や家族の疾患歴を振り返ろう

前述のとおり、生活習慣病は加齢とともに生活習慣の積み重ねによってリスクが高まる疾患です。一生涯という長い期間を想定すれば、罹患する可能性は高いと思われますが、現状では年金生活になって罹患する方が多いのも事実です。生活習慣は家族で似ると言われますが、ご自身のご家族の疾患歴はどうでしょうか。万が一を考えると恐ろしくなってしまいますが、定期的に健康診断を受けるなどして生活習慣病リスクを低減する取り組みも大切でしょう。

(3)保障内容を確認しよう

前述のとおり、生活習慣病保険で対象とする疾患は保険商品によって異なっています。また給付金の支払い要件もさまざまです。ご自身が心配される生活習慣病はカバーされているでしょうか。加入前にはどういった場合に給付金を受け取ることができるのか、ご自身で理解することを心がけましょう。

 

まとめ

生活習慣病保険は、生活習慣病による万が一の保障を限定しています。生活習慣病は治療が長引きやすい傾向にありますから、上手に活用すれば合理的に備えを用意することができることでしょう。一方生命保険には入りすぎリスクもありますし、保険料の支払いは一般的に長期に渉ります。必要な保障を用意するために、ご自身にとって本当に保険が適切な選択肢なのかは、しっかりと見極めていく必要があるでしょう。

定期的な健康診断とともにご自身の家計も定期的に振り返りながら、生活習慣病に備えていきましょう。

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