持病がある方向け死亡保険とは、告知項目を限定して引受基準を緩和した死亡保険です。持病や既往症がある方でも、告知に該当しなければ加入しやすい点が魅力ですが、一般の保険と比較すると保険料が割高になります。
持病がある方向け死亡保険において、引受基準緩和型は限定された告知項目に該当しなければ加入できる保険で、無選択型は告知や診査自体が不要な保険です。無選択型の方がより加入しやすい一方、保険料は割高になる傾向があります。
持病がある方向け死亡保険の告知において、持病とは現在も症状が続いている慢性的な病気のこと、既往症とはこれまでにかかったが現在は完治している病気のことです。完治しているかどうかが違いのポイントです。
持病があっても、健康状態や病歴によっては一般の死亡保険に加入できる場合があります。また、通常の保険料に上乗せして支払う「保険料の割増」や、一定期間内に亡くなった場合の受け取り金額が少なくなる「保険金の削減」といった条件付きで加入できるケースもあります。最初から持病がある方向け死亡保険に絞らず、まずは無料の保険相談でご自身が加入できる保険がないか確認されることをおすすめします。
持病がある方向けの引受基準緩和型死亡保険の場合、一般的には「最近3ヶ月以内の医師の診断」「過去1〜2年以内の入院や手術」「過去5年以内のがんなどの診断」などの3~5項目程度が基本の告知項目とされています。
持病がある方向け死亡保険の最大のメリットは、持病や入院歴に関する告知項目が少なく、健康状態に不安がある方でも加入しやすい点です。一般の死亡保険では健康状態を理由に加入を断られてしまう場合でも、万が一の際のご家族への備えを持てる可能性が高くなります。
持病がある方向け死亡保険は、保険料が割高であることや、加入から一定期間は保険金が削減される支払削減期間が設けられている点がデメリットです。保険期間や保険金額が限定される場合もあります。
持病がある方向け死亡保険における支払削減期間とは、契約から一定期間(多くは1年間)内に死亡した場合、本来の保険金額よりも少ない金額(50%程度)しか受け取れない期間のことです。商品によっては設けられていない場合もあります。
持病がある方向け死亡保険は商品によって異なりますが、多くは20歳から加入でき、70〜89歳程度まで申し込める商品もあります。一般の死亡保険に比べて加入開始年齢が高めに設定されている傾向があります。
持病がある方向け死亡保険の保険料は一般的な死亡保険と比べて、約1.5倍程度保険料が割高になることが多いといえるでしょう。健康状態や年齢、保険金額によっても差があるため、複数商品の比較をおすすめします。
はい、持病がある方向けの引受基準緩和型死亡保険にも、保険期間が定まった定期型と、一生涯保障が続く終身型があります。目的やライフスタイルに合わせて、自分に合った保険を選ぶことが大切です。
無選択型は告知や診査が不要な分、引受基準緩和型の死亡保険と比較してより加入しやすい反面、保険料はさらに割高になり、保険金額の上限も低く設定される傾向があります。持病の内容によって使い分けるとよいでしょう。
持病がある方向け死亡保険において、告知内容に虚偽があると、告知義務違反として保険金が支払われなかったり、契約が解除されたりするおそれがあります。持病や既往症は正確に告知することが大切です。
基本的に提出は不要です。持病がある方向けの引受基準緩和型死亡保険の多くは、保険会社が用意した3〜5項目程度の簡単な質問(告知書)に「はい」か「いいえ」で自己申告するだけでお申し込みが可能です。
まずは一般的な死亡保険への加入を検討し、告知の結果、加入できない・保険料が割増になるといった場合に、持病がある方向け死亡保険を検討する流れがおすすめです。
持病がある方向け死亡保険は、一般の死亡保険に比べて、加入できる保険金額の上限が低く設定される傾向があります。希望する保障額を全額まかなえない場合もあるため、保険相談などを踏まえ、事前の確認が必要です。
持病がある方向け死亡保険を選ぶ際は、告知項目の内容、保障内容、保険期間の設定などを確認したうえで選ぶとよいでしょう。特に告知項目は保険会社ごとに異なるため、複数商品を比較することが大切です。
持病がある方向け死亡保険において、がんの既往歴がある場合、告知項目に該当すると加入が難しくなることがあります。ただし保険会社によって告知期間や条件が異なるため、複数の商品を確認してみるとよいでしょう。
持病がある方向け死亡保険は、健康状態が改善したり、保険会社の商品改定があったりすることもあるため、少なくとも1年に1回程度は保障内容を見直すことをおすすめします。
持病がある方向け死亡保険を選ぶ際は、保険料の割高感を許容できるか、必要保障額を十分にまかなえるかを確認することが大切です。貯蓄や他の備えと組み合わせて検討するとよいでしょう。