【幼稚園/保育園の送り迎えをするママさんに調査】 自転車の「ヘルメット着用」の努力義務化、 認知度と取り組み実態は? ヘルメット着用している人はわずか◯割
Sasuke Financial Lab株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:松井 清隆、以下「当社」 )が運営する保険の一括比較・見積もりサイト「コのほけん!( https://konohoken.com/ )」は、幼稚園児/保育園児の子どもの送迎を自転車で行っている、首都圏在住の主婦100名を対象に、自転車ヘルメットの着用実態調査を実施しましたので、お知らせいたします。
調査背景
2023年4月より自転車ヘルメットの努力義務化が開始されたことにより、自転車に乗る際の安全への意識が見直されつつあります。特にお子様の送り迎えなどで自転車を使用する際には、より一層安全に気を配られる方も多いと考えられます。そこで、今回はお子様の送迎を自転車で行っている方を対象に、自転車ヘルメットの着用に関する実態調査を実施しました。
調査期間は2023年8月1日〜同年8月3日の3日間で、幼稚園児/保育園児の子どもの送迎を自転車で行っている、首都圏在住の主婦100名の有効回答を集計しました。
調査サマリー
- 自転車利用者のヘルメット着用が努力義務化、「内容について詳しく知っている」のは4割程度
- 84.9%が「ヘルメットを着用していない」、理由は「持っていないから」が7割以上で最多
- 8割以上が事故や怪我の日頃からの備えとして「保険の加入」が有効との見方
調査結果より、自転車のヘルメット着用努力義務について、詳しく知っている方は4割程度と、着用義務化が深く認知されていない実態が明らかになりました。
また、ヘルメットを着用しない理由としては、「ヘルメットを持っていないから」が7割以上で最多となった他、「努力義務であって必須ではないから」や「髪型が崩れるから」などが上位になりました。日常での自転車利用の際に、約4割の方が「子どもと一緒に転倒」し、「ヒヤリ」と感じたと回答しました。自転車を使用している際に「ヒヤリ」と感じたことのある方のうち、8割以上が「加害者になる不安」を感じ、具体的なエピソードとしては、「歩行者とぶつかりそうになったこと」や「小学生が飛び出してきた」などが挙がりました。そういった「ヒヤリ」とした経験を通して、9割以上が事故や怪我を「他人事ではない」と実感したと回答し、そういった事故や怪我への備えとして、8割以上が「保険の加入」が有効だとの見方を示しました。
【調査結果詳細】
Q1.あなたは、2023年4月より自転車利用者のヘルメット着用が努力義務化されたことを知っていますか。N=100
■ 自転車のヘルメット着用努力義務、「詳しく知っている人」は4割
2023年4月より自転車利用者のヘルメット着用が努力義務化されたことについて知っているか質問したところ、「聞いたことがある程度」が52.0%、「内容について詳しく知っている」が40.0%という回答となりました。
Q2.あなたは自転車利用者のヘルメット着用が努力義務化されて以降、自転車利用時にヘルメットを着用していますか。N=92(Q1で「内容について詳しく知っている」「聞いたことがある程度」と回答した方)
■努力義務を知っているものの、ヘルメット着用していない人は8割以上
自転車利用者のヘルメット着用の努力義務化を知っているという方に、自転車利用時に実際にヘルメットを着けているか質問したところ、「着用していない」が84.8%、「必ず着用している」が7.6%、「たまに着用している」が7.6%という回答となりました。
Q3.自転車利用時にヘルメットを着用していない理由を教えてください。(複数回答)N=78(Q2で「着用していない」と回答した方)
■ ヘルメット着用しない理由、「持っていないから」と7割以上が回答
自転車利用時にヘルメットを着けていない理由を質問したところ、「持っていないから」が73.1%、「努力義務であって必須ではないから」が35.9%、「髪型が崩れるから」が29.5%という回答となりました。
「その他」の回答に寄せられた主な声
ー38歳:費用がかかるから
ー34歳:ヘルメットを探しているが、みつからないから。
ー36歳:まだ買っていないから
Q4.Q3で回答した以外に、自転車利用時にヘルメットを着用していない理由があれば、自由に教えてください。(自由回答)N=76(Q3で「わからない/答えられない」以外を回答した方)
■ ヘルメットを着用していない理由、「付けている人がまだあまりいない」や「暑いから」という声も
<自由回答・一部抜粋>
・31歳:着けてる人がまだあまりいないから
・36歳:日除けができるヘルメットが開発されるまで待っている
・34歳:暑いから
・38歳:努力義務の範疇であれば出費はしたくない
・38歳:荷物が多くなると買い物も不便。
・37歳:買おうとした時に自転車屋さんでは大人用ヘルメットは売り切れだった
・45歳:自治体の補助が出るのが少し先なので待っているため
ヘルメットを着けていない理由について自由回答で質問したところ、「付けている人がまだあまりいない」や「暑いから」など43の回答を得ることができました。
Q5.あなたは、自転車利用時に「ヒヤリ」とした経験がありますか。具体的に教えてください。(複数回答)N=100
■ 自転車利用時に「ヒヤリ」とした経験、「子どもと一緒に転倒」が約4割
自転車利用時に経験した「ヒヤリ」とした出来事について質問したところ、「子どもと一緒に転倒した」が37.0%、「路肩の段差で転倒しそうになった」が28.0%、「車と接触しそうになった」が24.0%、「曲がり角で歩行者と衝突しそうになった」が24.0%という回答となりました。
Q6.自転車利用時に「ヒヤリ」とした経験において、自身が加害者になってしまう不安を感じたことがありますか。N=75(Q5で「ヒヤリとしたことは一度もない」「わからない/答えられない」以外を回答した方)
■「ヒヤリ」とした人のうち、8割以上が加害者になってしまう不安感じたことがあると回答
自転車利用時に「ヒヤリ」とした経験がある方に、自分自身が加害者になってしまう不安を感じた頻度を質問したところ、「何度もある」が9.3%、「数回程度ある」が72.0%という回答となりました。
Q7.自転車利用時に加害者になってしまう不安を感じた具体的なエピソードがあれば、自由に教えてください。(自由回答)N=61(Q6で「何度もある」「数回程度ある」と回答した方)
■「歩行者とぶつかりそうになる」や「小学生が予測不能に飛び出してきた」などの経験から加害者になる不安を実感
<自由回答・一部抜粋>
・36歳:歩行者とぶつかりそうになる。
・42歳:雨の日で、ブレーキがいつもよりきかず、前を歩いていた歩行者にぶつかりそうになった。
・34歳:登下校の小学生が予測不能に飛び出したりしてくる。
・39歳:歩行者や他の自転車とぶつかりそうになった。 もし相手にぶつかってケガをさせたり、当たらなくても相手が転んでしまったらと思うと怖かった。
・44歳:出合い頭にぶつかってしまったら、子どもを乗せた電動自転車は重たいので怪我をさせてしまうかもしれない。
・38歳:車の影から人が飛び出してきた。
自分自身が加害者になってしまう不安を感じた具体的なエピソードを自由回答で質問したところ、「歩行者とぶつかりそうになる」や「小学生が予測不能に飛び出してきた」など36の回答を得ることができました。
Q8.あなたは、自転車利用時など、日常に潜む「ヒヤリ」とした経験を通して、事故や怪我をどのように感じましたか。N=100
■「ヒヤリ」とした経験を通じて、9割以上が事故や怪我を「他人事ではない」と実感
自転車利用時の「ヒヤリ」とした経験を通じ、自転車事故や怪我についてどのくらい身近に感じるか質問したところ、「他人事ではないと強く感じた」が38.0%、「他人事ではないと感じた」が55.0%という回答となりました。
Q9.あなたは、誰にでも起こりうる事故や怪我に対して、日頃からの備えとして保険への加入が有効だと思いますか。N=100
■ 8割以上が保険への加入、「有効」だと回答
自転車利用時の事故や怪我の備えとして保険への加入を有効に感じるか質問したところ、「非常にそう思う」が36.0%、「ややそう思う」が47.0%という回答となりました。
Q10.誰にでも起こりうる事故や怪我に対して、日頃からの備えとして保険への加入が有効だと思う理由を教えてください。(複数回答)N=83(Q9で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方)
■ 保険加入が有効だと思う理由、8割以上が「事故や怪我が不測の事態だから」と回答
事故や怪我に対する日頃からの備えとして、なぜ保険への加入が有効だと思うのか質問したところ、「事故や怪我は予期せぬタイミングで起こるから」が83.1%、「怪我をさせてしまうリスクに備えたいから」が56.6%、「心配事が減らせるから」が37.4%という回答となりました。
まとめ
今回は、幼稚園児/保育園児の子どもの送迎を自転車で行っている、首都圏在住の主婦100名を対象に、自転車ヘルメットの着用実態調査を実施しました。
調査結果より、自転車のヘルメット着用努力義務について、詳しく知っている方は4割程度と、着用義務化が深く認知されていないということが分かりました。また、ヘルメットを着用しない理由としては、「ヘルメットを持っていないから」が7割以上で最多となった他、「努力義務であって必須ではないから」や「髪型が崩れるから」などが上位になりました。日常での自転車利用の際に、約4割の方が「子どもと一緒に転倒」し、「ヒヤリ」と感じたと回答しました。自転車を使用している際に「ヒヤリ」と感じたことのある方のうち、8割以上が「加害者になる不安」を感じ、具体的なエピソードとしては、「歩行者とぶつかりそうになったこと」や「小学生が飛び出してきた」などが挙がりました。そういった「ヒヤリ」とした経験を通して、9割以上が事故や怪我を「他人事ではない」と実感したと回答し、そういった事故や怪我への備えとして、8割以上が「保険の加入」が有効だとの見方を示しました。
今回の調査では、ヘルメット着用は努力義務化されたものの、実際の利用者には浸透しておらず、新たにヘルメットを買う手間やあくまでも努力義務であることがその背景としてあることが分かりました。しかし、日常的に自転車を使用する中で多くの人が「ヒヤリ」とした経験があり、事故や怪我が他人事ではないということを実感しています。事故や怪我は誰にでも起こり得ることであり、加害者になってしまうこともあるかもしれません。特に自転車は日常的に使用するものですので、予測不能の事態に備えて保険への加入を検討してみてはいかがでしょうか。
調査概要
調査概要:自転車ヘルメットの着用実態調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2023年8月1日〜同年8月3日
有効回答:幼稚園児/保育園児の子どもの送迎を自転車で行っている、首都圏在住の主婦100名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
■■報道関係者さまへのお願い■■
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