終身保険

終身保険は60歳払込満了と終身払いどちらがおすすめ?払込満了後はどうなる?

2022年8月10日

終身保険とは、生きている限り(一生涯)続く死亡保障が続く生命保険(死亡保険)です。終身保険の保険料の払込方法には終身払いと短期払い(有期払い)の2種類があります。

終身払いだと一回あたりの保険料は安くなり、60歳払込満了の場合は一回あたりの保険料は終身払いと比較して高くなります。

本記事では、終身払いと短期払い(有期払い)の特徴や違い、それぞれのメリット・デメリットについてご紹介いたします。

終身保険とは?終身保険の種類

終身保険とは、生きている限り(一生涯)続く死亡保障が続く生命保険(死亡保険)です。

終身保険の種類は、下記の通りです。

  1. 終身保険
    :一般的な終身保険
  2. 低解約返戻金型終身保険
    :保険料払込期間中の解約返礼率を70%程度に抑え、保険料を安くした終身保険
  3. 積立利率変動型終身保険
    毎月積立利率が見直され、運用成果により変動する終身保険
  4. 利率変動型積立終身保険
    保険料の一部を積立金として積立て、保険料払込満了後に、契約の形を一定の範囲内で変化できる終身保険
  5. 外貨建終身保険
    日本円もしくは外貨で保険料を支払い、積立期間は外貨(主に米ドル・ユーロ・豪ドル)で運用する終身保険
  6. 変額保険(終身型)
    払い込んだ保険料を特別勘定で運用し、運用実績に応じて保険金額が増減する終身保険

があります。特徴や詳細については下記の記事をご参照ください。

関連記事:終身保険の種類とは?6つの種類の仕組みと特徴を解説

終身保険の60歳払込満了(短期払い)・終身払いの特徴メリット・デメリット

終身保険(死亡保険)の払込方法は、短期払いである60歳払込満了と終身払いとではどう違うのでしょうか?

60歳払込満了(短期払い)の特徴、メリット・デメリット

まず、短期払い(有期払い)の特徴について説明いたします。

短期払い(有期払い)は保険料の払込を一定期間で終える払込方法です。

有期払

契約時に決めた時期まで保険料を支払い、保険料払込期間終了後は保険料の支払いはありません。

60歳払込満了というのは、契約日から被保険者が60歳になって迎えた契約応当日(契約日と同じ月日)の前日までの期間に保険料を払い込むということです。60歳になって迎えた契約応答日以降については保険料の支払いが発生しません。

なお、保険期間(保障期間)は一生涯ですが、保険料払込期間の関係上、保険会社によっては、60歳払込満了を選ぶ際に、被保険者年齢が制限される可能性があります。

メリット

  • 60歳払込満了は、60歳になった契約応答日以降の保険料の支払いが不要。
  • 短期払い(有期払い)を選ぶことで、少なからず、解約返礼率が上がる。

デメリット

  • 終身払いと比較して、1回あたりの保険料の金額が高い。
  • 被保険者年齢がある程度若い必要がある(契約の年齢制限がある)。

関連記事:終身保険に満期はあるの?間違いやすい満期保険金・解約返戻金の違いを解説

終身払いの特徴、メリット・デメリット

終身払いは、一生涯、生きている限り、保険料を払い込み続ける支払い方法です。

終身払

終身保険は死亡保険ですので、被保険者が死亡もしくは保険会社所定の高度障害状態になるまで、被保険者が生きている限りは契約者が保険料を支払い続けることになります。

終身払いは1回あたりに支払う保険料の金額が、短期払い(有期払い)と比べると安くなります。

一方で、被保険者が何歳の時点で死亡するかどうかは当然わからないため、長生きし続けた場合に、払い込んだ保険料の総額が短期払いよりも結果として高くなる可能性があります。

その他、定年退職を迎えたあとも、生きている限りは保険料を支払う必要があるため、年金生活になった場合に保険料の支払いが負担になってくる可能性があります。

メリット

  • 短期払い(有期払い)と比較して、1回あたりの保険料の金額が安い。

デメリット

  • 長生きをした場合に、結果として、短期払い(有期払い)より払込保険料総額が高くなる可能性がある。
  • 定年退職をした後、老後年金生活になってからも保険料の支払いが続くため負担になる可能性がある。

関連記事:終身保険の特徴や仕組みとは?メリット・デメリットも交えて解説

終身保険は60歳払込満了(短期払い)と終身払いどっちがおすすめ?

それでは改めて、終身保険の場合、60歳払込満了と終身払いについて、それぞれおすすめな人について紹介いたします。

60歳払込満了がおすすめな人

60歳保険料払込満了(短期払い)がおすすめな人は下記の通りです。

  • 被保険者として年齢が若い人
  • 解約返礼率を高くしたい人
  • 60歳以降に保険料の支払いをしたくない人
  • 高めの保険料の負担が苦にならない人

終身払いがおすすめな人

終身払いがおすすめな人は下記の通りです。

  • 被保険者として年齢が若くない人
  • あくまで死亡保障として終身保険に入りたい人
  • 60歳以降の保険料の支払いが苦にならない人
  • 1回あたりの保険料をできるだけ安くしたい人

終身保険の保険料の払込満了後はどうなる?

終身保険の保険料払込満了後も、契約を途中解約しない限り、死亡保障は続きます。

終身保険は保険料払込満了後は医療特約はいつまで続く?

終身保険(主契約)に医療特約をつけている場合、保険料払込満了後はどうなるのでしょうか?

契約者が希望しない限りには、医療特約は続きません。

主契約の終身保険の保険料の払込を終えると同時に、特約の保険料の払込期間も終了し、保障も無くなることが一般的です。

医療特約の保障を継続したい場合は、契約者が保険会社へ申し出て、主契約の終身保険の保険料払込満了時に、医療特約の保険料を一括して前納、もしくは分割払(複数年前納、年払等)により支払うことになります。

商品によっては、特約の全保険期間分の保険料を主契約の保険料払込期間に合わせて支払うよう計算しているものもあります。その場合、終身保険の保険料払込満了後の特約保険料の払込みは不要です。

終身保険に医療特約等を付加した場合は、原則80歳まで(生命保険会社によっては一生涯)継続することができます。

注意ポイント

保険会社や商品によって取扱いは異なるため、必ずご担当者へご確認ください。

終身保険は払込満了後に解約したらどうなる?

終身保険を保険料払込満了後に解約した場合、一般的に、契約経過年数に応じた解約返戻金を受け取ることが可能です。

解約するタイミングによっては、保険料払込累計額よりも、解約返戻金が少ない可能性がある点だけご注意ください。
その他、解約返戻金が保険料払込累計額を上回る場合、その差益に対して課税される可能性もあります。

関連記事:終身保険に満期はあるの?間違いやすい満期保険金・解約返戻金の違いを解説

まとめ

本記事では、終身保険に限定して、終身払いと短期払い(有期払い)の特徴や違い、それぞれのメリット・デメリットについてご紹介いたしました。

ここで、短期払い(有期払い)と終身払いのメリット・デメリットについておさらいしましょう。

メリット デメリット
短期払い(有期払い)
  • 60歳払込満了は、60歳になった契約応答日以降の保険料の支払いが不要。
  • 短期払い(有期払い)を選ぶことで、少なからず、解約返礼率が上がる。
  • 終身払いと比較して、1回あたりの保険料の金額が高い。
  • 被保険者年齢がある程度若い必要がある(契約の年齢制限がある)。
終身払い
  • 短期払い(有期払い)と比較して、1回あたりの保険料の金額が安い。
  • 長生きをした場合に、結果として、短期払い(有期払い)より払込保険料総額が高くなる可能性がある。
  • 定年退職をした後、老後年金生活になってからも保険料の支払いが続くため負担になる可能性がある。

メリット・デメリットをおさえた上で、ご自身の状況にあわせて、適切な保険料の支払い方法をお選びください。

  • この記事を書いた人

コのほけん!編集部

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