【夏の電気代・熱中症にどう備える?】 約6割が今年の夏は節電・節約を意識して過ごすと回答、節約の方法は「エアコン・冷房の利用を控える」が最多
Sasuke Financial Lab株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:松井 清隆、以下「当社」)が運営する保険の一括比較・見積もりサイト「コのほけん!(https://konohoken.com/)」は、全国の20歳~50歳の男女362名を対象に、2024年6月21日~22日の2日間でインターネットリサーチによる夏の電気代と熱中症に関する実態・意識調査を実施しました。
調査背景
今年は平年より遅い梅雨入りとなりましたが、暑い日が続いており、すでにエアコンなどの冷房器具をフル稼働させているという声も多く聞かれます。そうなると気になるのが電気代です。6月28日には齋藤経済産業大臣より、電気・ガス代への補助金再開(8月使用分より3か月間)が正式に発表された※ものの、止まらない物価高などにより、今年の夏の電気代に不安を感じている人は多いのではないでしょうか。そこで今回は、全国の20歳~50歳の男女362名を対象に、今年の夏の電気代と熱中症に関する実態・意識調査を行いました。
調査サマリー
- 63.3%が今年の夏は「電気代値上げによる家計の圧迫」に不安。電気代の値上がりを約7割が実感している。
- 63.0%が今年の夏は節電や節約を意識して過ごし、節約の方法は「冷房・エアコンの利用を控える」が最多。
- 熱中症が保障の対象となる保険を知っているのは14.9%。実際に加入しているのは1割未満。
調査結果詳細
Q1.電気代が値上がりしている状況の中で、今年の夏はどんな事に不安を感じていますか?(複数回答)(N=362)
■ 今年の夏不安を感じていること、「電気代値上げによる家計の圧迫」が約6割
「電気代が値上がりしている状況の中で、今年の夏はどんな事に不安を感じていますか?(複数回答)」(N=362)と質問したところ、「電気代値上げによる家計の圧迫」が63.3%、「猛暑や過度な節電による熱中症などの健康被害」が46.1%という結果になりました。
- 電気代値上げによる家計の圧迫:63.3%
- 猛暑や過度な節電による熱中症などの健康被害:46.1%
- 不安はない:18.2%
- その他:6.6%
Q2.実際に電気代が高くなったと感じることがありますか?(N=326)
■ 約7割の人が「電気代が高くなったと感じることがある」と回答
「実際に電気代が高くなったと感じることがありますか?」(N=362)と質問したところ、「はい」が67.7%、「いいえ」が12.2%という結果となりました。
- はい:67.7%
- いいえ:20.2%
- どちらとも言えない:20.2%
なお、地域別に見ると、どの地域においても「はい」の回答の割合が最も多い結果となりました。
Q3.今年の夏は節電や節約を意識して過ごす予定ですか?(N=362)
■ 今年の夏、節電・節約を意識して過ごす人は約6割
「今年の夏は節電や節約を意識して過ごす予定ですか?」(N=362)と質問したところ、「はい」が63.0%、「いいえ」が15.2%という結果となりました。
- はい:63.0%
- いいえ:15.2%
- どちらとも言えない:21.8%
Q4.どのような方法で節電や節約をしようと考えていますか?(複数回答)(N=228)(Q3で「はい」と回答した人)
■ 節電・節約の方法、「冷房・エアコンの利用を控える」が最多、次いで「冷房・エアコン以外の電化製品の節電を心がける」、「冷却グッズを積極的に利用する」
Q3で「はい」と回答した人に対し、「どのような方法で節電や節約をしようと考えていますか?(複数回答)」と質問したところ、「冷房・エアコンの利用を控える」が最多の62.3%、次いで「冷房・エアコン以外の電化製品の節電を心がける」が36.4%、「冷却グッズを積極的に利用する」が33.8%、「電気代以外の固定費や変動費を節約して電気代増加分をカバーする」が19.7%という結果になりました。
- 冷房・エアコンの利用を控える:62.3%
- 冷房・エアコン以外の電化製品の節電を心がける:36.4%
- 冷却グッズを積極的に利用する:33.8%
- 電気代以外の固定費や変動費を節約して電気代増加分をカバーする:19.7%
- 日中は公共施設などで過ごし家の電気代を浮かす:15.4%
- まだわからない:10.1%
- 省エネタイプのエアコンに買い替える:7.5%
- その他:1.3%
Q5.どのような固定費や変動費を見直そうとしていますか?(複数回答)(N=45)(Q4で「電気代以外の固定費や変動費を節約して電気代増加分をカバーする」を選んだ人)
■ 見直す固定費や変動費、「食費」が最多、次いで「電気代以外の光熱費」や「日用品費」、「娯楽費」も
Q4で「電気代以外の固定費や変動費を節約して電気代増加分をカバーする」と回答した人に対し、「どのような固定費や変動費を見直そうとしていますか?(複数回答)」と質問したところ、「食費」が最多の71.1%、次いで「(電気代以外の)ガス代・水道代などの光熱費」が53.3%、「日用品費」が51.1%、「娯楽費」が44.4%という結果になりました。
- 食費:71.1%
- (電気代以外の)ガス代・水道代などの光熱費:53.3%
- 日用品費:51.1%
- 娯楽費:44.4%
- 交際費:42.2%
- 美容費:26.7%
- 通信費:22.2%
- 交通費:17.8%
- 保険料:8.9%
- 医療費:4.4%
- 自動車費:4.4%
- 住居費:4.4%
- 教育費:0.0%
- その他:2.2%
Q6.保険料の見直しは節約に有効だと思いますか?(N=362)
■ 「保険料の見直しは節約に有効だと思う」人は約5割、「わからない」は約4割
「保険料の見直しは節約に有効だと思いますか?」(N=362)と質問したところ、「思う」が47.0%、「思わない」が18.0%だった一方で、「わからない」も35.1%でした。
- 思う:47.7%
- 思わない:18.0%
- わからない:35.1%
Q7.実際に熱中症になったことがありますか?(N=362)
■ 実際に熱中症になったことがある人は約3割
「実際に熱中症になったことがありますか?」(N=362)と質問したところ、「ある」は28.5%だった一方で、「ない」は58.3%でした。
- ある:28.5%
- ない:58.3%
- わからない:13.3%
なお、熱中症になったことがあると回答した人を年代別で見ると、20代が29.1%、30代と40代が25.2%、50代が20.4%という結果になりました。
- 20代:29.1%
- 30代:25.2%
- 40代:25.2%
- 50代:20.4%
Q8.熱中症も保障対象になる、民間の保険があることを知っていますか?(N=362)
■ 熱中症が保障される民間の保険の存在を知っている人は約1割、一方で知らない人は約7割
「熱中症も保障対象になる、民間の保険があることを知っていますか?」(N=362)と質問したところ、「はい」は14.9%、「いいえ」は68.2%という結果になりました。
- はい:14.9%
- いいえ:68.2%
- わからない:16.9%
なお、Q7で「熱中症になったことがある」と回答した人では、この質問に対する「はい」の回答は29.1%、「いいえ」の回答は62.1%という結果になりました。
- はい:29.1%
- いいえ:62.1%
- わからない:8.7%
Q9.熱中症に備えられる保険(熱中症保険・医療保険など)に加入していますか?(N=362)
■ 熱中症に備えられる保険に加入している人は1割未満
「熱中症に備えられる保険(熱中症保険・医療保険など)に加入していますか?」(N=362)と質問したところ、「はい」は8.3%、「いいえ」は72.2%の一方で、「わからない」は19.1%でした。
- はい:8.3%
- いいえ:72.2%
- わからない:19.1%
なお、Q7で「熱中症になったことがある」と回答した人では、この質問に対する「はい」の回答は24.3%、「いいえ」の回答は66.0%という結果になりました。
- はい:24.3%
- いいえ:66.0%
- わからない:9.7%
まとめ
今回は、全国の20歳から50歳の男女362名を対象に、今夏における節約・節電と熱中症への意識調査を実施しました。
まず、「電気代値上げによる家計の圧迫」を不安視する回答が約6割あり、実際に電気代が高くなったと感じているのは約7割でした。さらに、今年の夏は節約・節電を意識して過ごす予定であるという回答は約6割あり、その方法は「冷房・エアコンの使用を控える」が最多でした。また、保険料の見直しが節約に有効だと思うという回答は約5割あった一方で、節約に有効かわからないと回答も約4割に上りました。次に、熱中症についてもたずねたところ、実際に熱中症になったことがあるという回答は約3割でした。熱中症も保障対象となる保険を知っている人は全体で約15%でしたが、熱中症経験者では約30%と、約15ポイント増加しました。また、熱中症に備えられる保険に加入している人は全体では約8%でしたが、熱中症経験者では約24%と、約16ポイント増加しました。
今回の調査では、昨今の電気代値上がりに対する不安を背景に、多くの人がエアコンや冷房で自身の健康を守るよりも、節電・節約を優先する傾向と、熱中症を保障対象とする保険の認知度および加入率の低さが明らかになりました。しかし、エアコンや冷房を我慢して電気代を節約しても、熱中症で治療や入院にお金がかかってしまっては元も子もありません。健康を損ねず節約するためにも、まずは加入している保険や保険料を見直すとともに、家庭に小さな子どもや高齢者がいたり、屋外での活動が多いなどの不安があれば、熱中症保険や熱中症を保障対象とする保険への加入を検討してみるとよいでしょう。
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調査概要
調査名:保険加入に関するアンケート
調査主体:自社調べ
調査対象:全国の20歳から50歳の男女362名
調査期間:2024年6月21日・22日の2日間
調査方法:インターネットリサーチ
※端数処理の関係上、グラフ内の割合は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計が必ずしも100%になりません。
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