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[object Object]保険
三大疾病保険
おすすめ比較ランキング2024年11月版

2024年11月の三大疾病保険ランキングを発表!おすすめ・人気の商品を契約数などの総合ランキング形式でご紹介。気になる商品を比較できる機能や、三大疾病保険についての基礎知識で保険選びをサポートします。
  • 人気順
  • 保険料の安い順
  • 保険料の高い順
はなさく生命
はなさく一時金
月払保険料
保険期間
終身
みんなの口コミ
4.0
5
みんなの口コミ
4.0
5
  • がんをはじめとした特定8疾病まで幅広く保障します!(特定8疾病・臓器移植Ⅰ型またはⅢ型の場合)
  • がん等の特定疾病で所定の事由に該当されたとき等に、以後の保険料の払込みを免除します!(保険料払込免除特約を付加した場合)

基準給付金額:50万円 | 3大疾病Ⅲ型 | 給付金額の型:同額型 | 先進医療特約付加 | 保険期間:終身 | 保険料払込期間:終身 | 募集文書番号:代HS-23-457-460(2024.2)

なないろ生命
なないろスリー
月払保険料
保険期間
終身
みんなの口コミ
4.2
9
みんなの口コミ
4.2
9
  • 特定3大疾病に一時金で手厚く備える保険です。
  • 健康なら保険料が安くなります。※喫煙状況や健康状態などが基準を満たす場合に、基準を満たしていない場合に比べて保険料が安くなります。

特定3大疾病一時金保険(特定3大疾病1型)特定3大疾病一時金額:50万円|特定3大疾病保険料払込免除特則:非適用|優良区分料率:適用 | 保険期間:終身 | 保険料払込期間:終身 | 募集文書番号:N-B-23-0124(230522)

メディケア生命
新メディフィットPlus(プラス)
月払保険料
保険期間
終身
みんなの口コミ
4.1
7
みんなの口コミ
4.1
7
  • がんをはじめとする特定8疾病または特定3疾病を一時金で保障!
  • 複数種類の一時給付金をそれぞれお支払い!

【特定3疾病Bプラン(22)】特定3疾病保障型(Ⅰ型) | 基本給付金額:50万円 | 初回上乗せ基本給付金額:0円 | 特定3疾病保険料払込免除特約(21)(Ⅰ型) :付加 | 保険期間:終身 | 保険料払込期間:終身 | 募集文書番号:HP-M352-768-24088696(2024.8.5)

ネオファースト生命
ネオde3疾病サポート
月払保険料
保険期間
終身
みんなの口コミ
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  • 三大疾病(がん(上皮内がんを含む)・心疾患・脳血管疾患)の治療などにかかる費用をまとまった一時金でサポートします。
  • 特約を付加することで、三大疾病による所定のリハビリ治療のための通院などを保障します。

三大疾病一時給付金額:100万円|保険料率:非喫煙者保険料率 | 保険期間:終身 | 保険料払込期間:終身 | 募集文書番号:(登)B23N1330(2024.1.23)

ネオファースト生命
ネオdeからだエール
月払保険料
保険期間
3年
みんなの口コミ
4.0
10
みんなの口コミ
4.0
10
  • 8大生活習慣病で入院したら100万円をお受取りいただけます。※1年に1回のお受け取りを限度とします。
  • 「健康年齢」で更新後の保険料が決まります。健康年齢が若くなるほど更新後の保険料は安くなります※更新後の主契約の保険料は健康年齢にもとづき計算します。健康年齢は健康年齢判定日(更新日)の実年齢と健康診断結果をもとに算定します。

正式名称:無解約返戻金型特定生活習慣病入院一時給付保険(2020) | 基本プラン | 入院一時給付金:100万円※基本プランは募集代理店におけるプラン名称です。 | 保険期間:3年 | 保険料払込期間:3年 | 募集文書番号:(登)B24N1023(2024.5.13)

なないろ生命
なないろセブン
月払保険料
保険期間
終身
みんなの口コミ
4.1
13
みんなの口コミ
4.1
13
  • がんと6大疾病で所定の状態になられた場合にまとまった一時金が受け取れます。
  • 一時金は1年に1回を限度に、回数無制限で受け取れます。

特定疾病一時金基準金額100万円|特定疾病一時金(6大疾病の給付割合50%)50万円|7大疾病保険料払込免除特則非適用 | 保険期間:終身 | 保険料払込期間:終身 | 募集文書番号:N-B-23-0124(230522)

太陽生命
がん・重大疾病予防保険
月払保険料
保険期間
10年
みんなの口コミ
4.6
5
みんなの口コミ
4.6
5
  • 治療内容にかかわらず、「生まれて初めてがんに罹患し、診断確定」されたとき一時金を受け取れます。
  • がんに加えて脳卒中や急性心筋梗塞で手術を受けた場合や所定の重大疾病状態でもまとまった一時金が受け取れます。 
    ※がん・重大疾病保険金のお支払いは1回限りです。

がん・重大疾病予防保険:200万円|先進医療保険付加| クレジットカード月払 | 保険期間:10年 | 保険料払込期間:10年 | 募集文書番号:個-900-23-083(2023/5/19)

チューリッヒ生命
3大疾病保険プレミアムZ
月払保険料
保険期間
終身
みんなの口コミ
4.6
11
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4.6
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  • 3大疾病の治療スタイルに合わせて自由にカスタマイズできる保険です!
  • ガン治療の主流となる抗がん剤治療を手厚くサポート!

シンプルプラン | 抗がん剤治療給付金:10万円/月 | 自由診療抗がん剤治療給付金:Ⅰ型 20万円/月 | ホルモン剤治療給付金:5万円/月 | 自由診療ホルモン剤治療給付金:10万円/月 | ガン緩和療養給付金:5万円/月 | ガン治療関連給付金:5万円/月 | 3大疾病保険料払込免除 |3大疾病先進医療給付金:通算2,000万円限度 | 3大疾病先進医療支援給付金:1回につき20万円 | 3大疾病通院給付金:日額5,000円 | 保険期間:終身 | 保険料払込期間:終身 | 募集文書番号:募補05607-20240415

メディケア生命
メディフィットEX(イーエックス)
月払保険料
保険期間
終身
みんなの口コミ
4.5
13
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4.5
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  • がんを含む9疾病の薬剤治療を保障!(支払対象薬剤Ⅱ型の場合)
  • 入院しなくても重症化・再発を予防するための薬剤治療を保障!(対象疾病の治療に使用されるすべての薬剤を対象とするものではありません。)

【Dプラン(21)】支払対象薬剤Ⅱ型 | 120回型 | 抗がん剤治療給付金:1か月につき5万円 | 自由診療抗がん剤治療給付金:1か月につき10万円 | 特定薬剤治療給付金:1か月につき2.5万円 | 特定3疾病保険料払込免除特約(21)(Ⅰ型):付加 | 保険期間:終身 | 保険料払込期間:終身 | 募集文書番号:HP-M361-768-24088696(2024.8.5)

ネオファースト生命
ネオdeとりお
月払保険料
保険期間
終身
みんなの口コミ
4.0
5
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4.0
5
  • 三大疾病に備えられる終身保険です。
  • 掛け捨てではなく、一生涯の保障を準備できます。

正式名称:低解約返戻金型特定疾病保障終身保険 | おすすめプラン | 保険金額:100万円 | 上皮内新生物保障特則:適用 | 非喫煙者割引特約:付加 
※おすすめプランは募集代理店におけるプラン名称です。 | 保険期間:終身 | 保険料払込期間:終身 | 募集文書番号:(登)B24N1027(2024.5.15)

保険のキホン 〜三大疾病保険の基礎知識〜

更新日:2024年5月23日

死亡原因別で一番多いがんに備えるだけでなく、心臓と脳の疾病にも備えられるのが三大疾病保険、お金の心配をせずに治療を受けられるようにしておくだけでなく、早期発見や早期復帰ができるようなサポートも受けられるようにしておくと安心です。三大疾病保険の基礎的なことをまとめてみました。

執筆者

松浦建二

FP松浦中央事務所/代表
所有資格
日本FP協会認定 CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)
専門分野・得意分野
生命保険・住宅・ライフプラン等

そもそも三大疾病とは

三大疾病の「三」とは、生命保険商品では通常「がん(悪性新生物)・心疾患・脳血管疾患」のことを言います。一部では心疾患の代わりに急性心筋梗塞、脳血管疾患の代わりに脳卒中にしている商品もあります。三大疾病の「大」とは、特に定義があるわけではありませんが、がん・心疾患・脳血管疾患が私たちにとって大病だからだと考えられます。下記は日本における死亡者の死因を男女別に表したものです。
※調査は日本における日本人と外国人、ならびに外国における日本人を対象にしています。

資料:厚生労働省「令和4年人口動態調査」をもとに筆者作成 

資料:厚生労働省「令和4年人口動態調査」をもとに筆者作成 

厚生労働省「人口動態調査」によると、死亡数は156万9050人で前年より12万9194人増加していて、1980年の調査開始以降で最多となっています。性別ごとの死因別では、男性はがん(悪性新生物)が22万3291人で最も多く、2番目が心疾患(高血圧性を除く)の11万3016人、3番目が脳血管疾患の5万3188人となっていて、三大疾病の三つの疾病が1~3番目までに並んでいます。女性もがん(悪性新生物)が16万2506人で最も多く、2番目が心疾患(高血圧性を除く)の11万9948人、3番目は老衰の12万9565人で、脳血管疾患は4番目の5万4293人となっています。三疾病だけで男性は半数近い48.7%が亡くなっており、女性も43.8%となっています。現代の私たちにとって、「がん・心疾患・脳血管疾患」は死に至る大病と言え、三大疾病に対してできる限りの予防と備えをしておきたいところです。

三大疾病保険とは

三大疾病保険は「がん・心疾患・脳血管疾患」または「がん・急性心筋梗塞・脳卒中」を保障対象とした保険で、被保険者が保険会社所定の状態になったときに、まとまった額の給付金を受け取れます。保険会社によっては特定疾病保険や重大疾病保険のような名称にしている場合もあります。

三大疾病保険で給付金を受け取れる所定の状態とはおおよそ下記の通りで、保険によって少し異なります。

がん(初回)
初めてがん(上皮内がんを含む)と医師により診断確定された時

がん(2回目以降)
「がん(上皮内がんを含む)の治療を目的として1日以上の入院または通院をした時」
「直前の給付該当日から2年経過した日の翌日以後に治療目的で入院を開始または継続していた時」
「直前の給付該当日から181日目以後に治療目的で入院を開始または継続していた時、通院した時」
「がん(上皮内がんを含む)により入院・通院をした時または緩和ケアを受けた時」 

心疾患(急性心筋梗塞)

「心疾患で1日以上の入院または手術をした時」

「急性心筋梗塞の治療を直接の目的として入院を開始した時。2回目以降は直前の給付該当日から2年経過後に治療目的で入院を開始または継続していた時」

「急性心筋梗塞で1日以上の入院または手術をした時、急性心筋梗塞以外の心疾患は20日以上の継続入院または手術をした時」

「急性心筋梗塞により所定の状態が60日以上継続または治療の手術を受けた時」

脳血管疾患(脳卒中)
「脳血管疾患で1日以上の入院または手術をした時」 
「脳卒中の治療を直接の目的として入院を開始した時。2回目以降は直前の給付該当日から2年経過後に治療目的で入院を開始または継続していた時」
「脳卒中で1日以上の入院または手術をした時、脳卒中以外の脳血管疾患は20日以上の継続入院または手術をした時」
「脳卒中により所定の状態が60日以上継続または治療の手術を受けた時」

なお、給付金の受取回数は無制限の保険もあれば1回のみの保険もあります。給付金を受け取れる要件の詳細については、各保険の「ご契約のしおり・約款」等で確認して下さい。また、一時的な給付金以外の保障を用意している三大疾病保険もあります。詳しくはパンフレットやホームページ等で確認して下さい。

三大疾病保険で保険料払込免除特約を付けていると、給付金を受け取るだけでなく、以後の保険料払込も不要になるので、復帰へ向けて二次的なサポートにもなります。保険料が払込免除になる要件は基本的に給付金受取の場合と同じですが、中には異なる保険もあるので、十分に確認しておく必要があります。

三大疾病保険の必要性

どのような保障でも無いよりあった方が安心できます。しかし、保障が増えれば支払う保険料も増えるので、実際に備える保障は、優先順位を付けてある程度は限定した方が良いです。

病気やケガの中で三大疾病に罹患する可能性を考えてみましょう。厚生労働省「令和2年患者調査」から主な傷病ごとの総患者数を確認してみました。

悪性新生物〈腫瘍〉…365.6万人
糖尿病…579.1万人
気分[感情]障害(躁うつ病を含む)…172.1万人
心疾患…305.5万人
脳血管疾患…174.2万人
肝疾患…51.0万人
脊柱障害…383.1万人
骨折…99.5万人 

上記の中で総患者数が特に多いのは糖尿病の579.1万人ですが、三大疾病も、がん365.6万人、心疾患305.5万人、脳血管疾患174.2万人で、単純に足すと総患者数は845.3万人にもなります。かなりの人数であり、他人事とは言えないです。

違う視点で入院した時の日数から経済的負担も考えてみましょう。同じく厚生労働省「令和2年患者調査」から主な傷病ごとの平均在院日数を確認してみました。

悪性新生物〈腫瘍〉…19.6日
糖尿病…30.6日
気分[感情]障害(躁うつ病を含む)…137.4日
心疾患…24.6日
脳血管疾患…77.4日
肝疾患…23.4日
脊柱障害…27.1日
骨折…38.5日

平均在院日数はがん(悪性新生物)が19.6日、心疾患は24.6日なので、傷病全体の32.3日と比べたら比較的短いです。しかし、脳血管疾患は平均77.4日なので、平均の2倍以上にもなります。もし2ヶ月半も急に入院することになったら、どのような影響があるのでしょうか?

仕事や家事への影響、家族への影響、治療費等の負担等、方々に大きな影響が想定されます。がんや心疾患で早期に退院できたとしても、治療後にリハビリが必要で長期間通院することもあれば、再発してしまうこともあります。やむを得ず仕事を休職や退職する場合もあるでしょうし、職場復帰できても体調面から同じ仕事ができるとは限りません。家事や子育て等への影響も少なからずあるでしょう。これらによって収入の減少や支出の増加が起こり、家計のやり繰りが大変になってしまうことも考えられます。いざという時に使えるまとまった額の貯蓄があれば影響をある程度抑えられますが、誰でもできることではありません。そこで頼りになるのが保険です。三大疾病に備えるのであれば、三大疾病保険に加入しておくと、もしもの時にはまとまった額の給付金を受け取れるので、経済的にはかなり助かるはずです。

三大疾病保険についてFPに相談する

三大疾病保険のメリット

医療技術は日々進歩しており、三大疾病においても治療によって長生きできるようになってきていますが、治療費が高額になったり長期間リハビリが必要になったりして、経済的にかなり負担を強いられる可能性もあります。この様な事が起きても困らないようにするには、貯蓄や保険で安心できる備えをしておくことです。保険で備えるなら下記の保険が考えられます。それぞれ特徴があるので、治療の選択肢を確保できるような保険を選ぶと良いでしょう。

・医療保険…三大疾病を含めて病気やケガに広く備えることができる。

・がん保険…三大疾病のうちがんのみに備えることができ、がん以外の病気やケガは保障の対象外。

・三大疾病保険…文字通り三大疾病に備えることができ、三大疾病以外の病気やケガは保障の対象外。

3つの保険を比べると、

保障範囲は 医療保険>三大疾病保険>がん保険 

であり、それに連動して

支払う保険料水準も 医療保険>三大疾病保険>がん保険 

となっています。

また保険料を同程度に揃えた場合、

保障額は 医療保険<三大疾病保険<がん保険 

となります。

まとまった額の給付金を受け取ることで、三大疾病の治療等にかかる費用をまかなうことができます。三大疾病の給付金は所定の状態になれば何回でも受け取れるので、再発した場合でも安心した備えになります(1回しか受け取れない保険も有ります)。

三大疾病の治療では、手術をする場合も有ればしない場合もあります。がんでは通院による治療が増えています。医療保険に加入していて入院給付金や手術給付金の保障があれば、そこから給付金を受け取れますが、がんと心疾患は他の傷病と比べて入院日数が長いとは言えず、手術をしない治療になれば手術給付金を受け取れないので、給付金は意外と少ないかもしれません。しかし、三大疾病保険の給付金はまとまった額の一時給付金が中心なので、もしもの時は百万円単位の給付金を受け取ることも可能です。

三大疾病保険の加入者向けに付帯サービスがあります。例えば、セカンドオピニオンサービス(セカンドオピニオンが可能な医療機関の情報提供等)や24時間電話健康相談サービス(いつでも電話で医師や看護師等に相談可能)等があります。加入者に限定していませんが、保険会社が提供しているアプリで、健康維持促進に関連した脳トレや情報提供等もあり、健康を意識した生活を実現しやすくなります。この習慣が三大疾病予防につながれば有難いです。

三大疾病保険のデメリット・注意点

三大疾病保険は保険によって給付金を受け取れる要件が異なります。がんの場合、上皮内がんも給付対象に含まれているかどうかや、2回目以降の要件は初回と何が違うか等を確認しておきたいところです。心疾患と脳血管疾患については、まず保障対象が「心疾患と脳血管疾患」なのか「急性心筋梗塞と脳卒中」なのかの確認がとても大事です。心疾患と急性心筋梗塞、脳血管疾患と脳卒中では給付金を受け取れる確率がかなり違うからです。

資料:厚生労働省「令和2年患者調査」をもとに筆者作成 

厚生労働省「令和2年患者調査」によると、急性心筋梗塞の総患者数は心疾患全体の僅か2.5%しかありません。急性心筋梗塞を保障対象とした場合、不整脈及び伝導障害や狭心症、心不全等は保障対象から外れるので、大きな差ができてしまいます。

資料:厚生労働省「令和2年患者調査」をもとに筆者作成 

 

脳卒中(脳梗塞・脳内出血・くも膜下出血)は脳血管疾患の83.9%なので、心疾患と比べると差は小さいですが、それでも16.1%の疾患が保障対象から外れてしまいます。保障対象が心疾患か急性心筋梗塞、脳血管疾患か脳卒中では受け取れる確率がかなり違うので、注意が必要です。

また、三大疾病保険には給付金の受取回数が1回のみのタイプと複数回受取可能なタイプがあります。1回のみだと一度受け取ったら保障がなくなってしまいます。複数回受取可能な場合は、給付金を受け取ってから次の受け取りまで何日間の免責期間があるのかや、免責期間の計算は三つの疾病を別々にするのか等、保険による違いがあるので注意が必要です。

さらに保障の対象を三大疾病に限定するので、それ以外の傷病は保障の対象外となってしまい、給付金を受取れません。病気やケガに広く備えたい場合は医療保険の方が適しています。三大疾病保険では保障は一時的な給付金の受け取りが一般的であり、入院した日数に応じて受け取れる入院給付金や手術をしたら受け取れる手術給付金等の保障はありません。この様な保障を希望する場合も医療保険の方が適しています。

保障の範囲は広ければ広いほど安心できますが、それに連動して支払う保険料も増えていくので、保障範囲を如何に広くするかよりも希望する保障内容と加入した保障内容に相違ないことが大事です。保険料支払いが負担で日々不安な気持ちになってしまっては本末転倒です。保障と保険料のバランスを大事にしましょう。

三大疾病保険はこんな方におすすめ

三大疾病保険は「がん」「心疾患」「脳血管疾患」になった時のことがとても心配な人に適した保険です。がん保険でがんへ備えたけれども、実は心疾患と脳血管疾患も同じくらい心配な人は結構多いのではないでしょうか?三大疾病保険に加入すると、三大疾病になってしまって治療する時にはまとまった額の一時給付金を受け取れるので、それを治療費に充当したり医療機関への交通宿泊費に充当したりできます。快気祝いとして自分に使っても良いです。

罹患してしまった時に経済的不安なく治療に向き合えるようになるだけでなく、保険会社からの情報提供や付帯サービスにより、早期発見早期治療にもつながるかもしれません。三大疾病保険に加入することで日々の生活が安心に変わりそうな人や安心に変えたい人は、前向きに検討してみると良いでしょう。

三大疾病保険についてFPに相談する

執筆者

松浦建二

FP松浦中央事務所/代表
青山学院大学卒。大手住宅メーカーへ新卒入社後、外資系生命保険会社を経て2002年にファイナンシャルプランナーとして独立。主に個人のライフプランや生命保険設計、住宅購入総合サポート等の相談業務を行っている他、FPに関する講演や執筆等も行っている。青山学院大学非常勤講師。
青山学院大学卒。大手住宅メーカーへ新卒入社後、外資系生命保険会社を経て2002年にファイナンシャルプランナーとして独立。主に個人のライフプランや生命保険設計、住宅購入総合サポート等の相談業務を行っている他、FPに関する講演や執筆等も行っている。青山学院大学非常勤講師。
所有資格
  • 日本FP協会認定 CFP®
  • 1級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)
専門分野・得意分野
生命保険・住宅・ライフプラン等
三大疾病保険の記事一覧

三大疾病保険をテーマにした記事の一覧です。『三大疾病保険とは?』『三大疾病保険と他の保険との違い』などから基礎知識の解説など、役立つトピックスを掲載しています。

三大疾病(さんだいしっぺい)とは?羅患する確率は?三大疾病に備えられる保険の種類や注意点を解説

三大疾病(さんだいしっぺい)とは?羅患する確率は?三大疾病に備えられる保険の種類や注意点を解説

【ランキング概要】
  • 記載している保険料および保障内容などは2024年11月1日現在のものです。
  • 保険料算出条件・保険商品について詳しくは、商品名をクリックしてください。
  • 更新のある特約の保険料は更新時の年齢・保険料率によって決まります。
  • 調査目的:保険の人気調査(申込数・保険会社遷移数をもとに算出)実施者:Sasuke Financial Lab株式会社 調査対象者:コのほけん!訪問ユーザー 有効回答数:86,616件 調査実施期間:2024年9月1日〜30日
  • 商品改定やリニューアルの場合は前の商品の順位を引き継ぎます。
  • お仕事の内容・健康状態・保険のご加入状況などによっては、ご契約をお引受けできない場合や保障内容を制限させていただく場合があります。
  • 商品の概要を説明しています。保険商品の詳細は保険会社のウェブサイト、パンフレット、契約概要、注意喚起情報、ご契約のしおり・約款等を必ずご確認ください。また、表示された保険料は保険プランの一例です。前提条件(年齢や性別等)によって保険料は変わります。商品を選択される際には、保険料だけでなく、保障の内容等他の要素も含め総合的に比較・検討くださいますようお願いいたします。
  • 「ネット申込」をクリックすると保険会社のページへ移動します。
  • なお、専門家のコメントは当社からファイナンシャルプランナーに依頼し執筆いただいた原稿を、保険会社で了承のもと、当社で編集したものです。
【口コミ調査概要】
調査企画・設計者:Sasuke Financial Lab株式会社
調査目的:インターネット上で生命保険・損害保険各社の満足度を調査
調査実施期間:2024年度調査(2024年7月現在)
調査方法:インターネット調査(媒体:クラウドワークス、シュフティ)
調査委託機関:株式会社クロスマーケティング、クラウドワークス
調査概要:生命保険会社・損害保険会社各社が販売する各保険商品の満足度をジャンル別、項目別に利用者の評価及び口コミ情報をベースに集計。
調査対象保険会社:アクサ生命保険株式会社、アフラック生命保険株式会社、SBI生命保険株式会社、FWD生命保険株式会社、オリックス生命保険株式会社、SOMPOひまわり生命保険株式会社、チューリッヒ生命保険株式会社、東京海上日動あんしん生命保険株式会社、ネオファースト生命保険株式会社、三井住友海上あいおい生命保険株式会社、メディケア生命保険株式会社、ライフネット生命保険株式会社、なないろ生命保険株式会社、はなさく生命保険株式会社、朝日生命保険相互会社、太陽生命保険株式会社
調査除外対象:著しい誹謗中傷を含む投稿。投稿内容が客観性を欠くと判断される場合。同一人物からと類推されるユーザーからの投稿。以上の投稿については集計対象外としています。
調査対象地域:日本
調査対象者:20歳から69歳までの男女
母集団及び有効回答数:有効回答数:563件(※2024年7月3日現在)
  • 口コミの内容は、ユーザーアンケートの回答内容に反しない範囲で、表現を整えた上で掲載しています。掲載しているユーザーの年齢はアンケート収集時の年齢であり、保険加入時の年齢ではありません。
  • 「口コミ、評判」に掲載されている内容は、あくまでユーザー個人の主観的な感想や評価であり、保険商品の保障内容や保険料などを保証するものではありません。各ユーザーの前提条件(被保険者の年齢、性別、必要な保障条件など)によって、保障内容、保険料に対する評価も異なる可能性があるため、あくまでも参考情報としてご覧ください。
  • 評点は、「総合満足度」、「加入手続きのスムーズさ」、「保険料の安さ」、「保障内容の充実度」、「顧客対応」、「保険金請求のスムーズさ」の各項目について、ユーザーが下記から選択したものを掲載しています。(いいと思う:5、少しいいと思う:4、普通:3、少しよくないと思う:2、よくないと思う:1)
  • 「加入手続き」、「顧客対応」の評価には、ユーザーが保険商品を申し込んだ経路によっては、対象保険会社の商品を取り扱う保険代理店等に対する評価が含まれている可能性があります。
  • 保険商品を選択する際には、商品の詳細を「パンフレット」、「契約概要」、「注意喚起情報」、「ご契約のしおり・約款」等にてご確認いただいた上で、保険料水準のみではなく、保障内容等も含め、総合的に比較・検討いただきますようお願いします。
  • アンケート委託先のモニタ会員のうち、対象保険会社の対象の保険商品を契約された方に実施したアンケート調査であるため、コのほけん!経由で契約した方に限りません。
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