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女性医療保険

20代の医療保険の必要性|独身・既婚女性も入るべき?加入率・相場は?

20代は他の年代に比べて病気のリスクが低いこともあり「医療保険はまだ必要ないのではないか」と考える方が少なくありません。

しかし、20代でも病気やケガのリスクはありますので、医療保険に加入して、十分な備えを用意しておきたいところです。

この記事では、20代の方が医療保険に加入するメリットや商品選びのポイントなどについて、わかりやすく解説します。

20代の医療保険の必要性とは

病気やケガのリスクに備えるための、医療保険。医療保険とは、病気やケガで入院をしたり手術を受けたりした場合に、入院給付金や手術給付金が支払われる保険のことです。

生命保険文化センターの調査によると、民保加入世帯における医療保険・医療特約の世帯加入率は88.5%。これを世帯主年齢別にみると、以下のような結果になりました。

年齢

医療保険・医療特約
加入率

29歳以下

93.9%

30~34歳

82.6%

35~39歳

87.4%

40~44歳

94.3%

45~49歳

91.8%

50~54歳

95.1%

55~59歳

93.7%

60~64歳

91.3%

65~69歳

87.4%

70~74歳

86.3%

75~79歳

81.5%

80~84歳

75.4%

85~89歳

64.3%

90歳以上

62.5%

ココがポイント

他の年代に比べると、20代以下の方の医療保険・医療特約加入率は比較的高いことがわかります。

※出典:公益財団法人生命保険文化センター「平成30年度生命保険に関する全国実態調査

20代に医療保険は必要ないと言われる理由

20代は病気のリスクがその上の年代に比べて低く、体力に自信がある人も多いため「医療保険なんてまだ必要ないのではないか」と考えてしまいがちです。

実際、厚生労働省の発表によると、20代の死因ベスト5は以下のようになっています。

20~24歳の死因ベスト5

  • 自殺
  • 不慮の事故
  • 悪性新生物(腫瘍)
  • 心疾患
  • 先天性奇形等

25~29歳の死因ベスト5

  • 自殺
  • 悪性新生物(腫瘍)
  • 不慮の事故
  • 心疾患
  • 脳血管疾患

日本は社会保障制度が充実しており、公的医療保険を使うことで医療費の負担割合が3割になります。

さらに高額療養費制度を利用すれば、1ヵ月あたりの医療費を一定上限内に抑えられます。こういった点も、20代に医療保険が必要ないと考える一因になっているといえるでしょう。

関連記事:医療保険とは?公的医療保険制度との仕組みの違いをわかりやすく解説

20代でもかかる可能性がある病気

30代や40代と比較すると、病気になるリスクがまだまだ低い20代。しかし20代であっても、病気になる可能性は十分に考えられます。

たとえばがん(悪性新生物)に着目してみると、人口10万人あたりのがん罹患率は15~19歳が14.2、20代が31.1、30代が91.1となっており、10代と20代とではがんになるリスクが約2倍に増えています。

 

具体的には、

  • 胚細胞腫瘍
  • 性腺腫瘍
  • 甲状腺がん
  • 白血病
  • リンパ腫
  • 子宮頸がん

のリスクが高いようです。

※出典:国立がん研究センター「小児・AYA世代のがん罹患

また女性の場合は子供を出産する際、帝王切開や鉗子分娩といった異常分娩になったり、妊娠中毒症や妊娠高血圧症候群といった異常妊娠になったりする可能性も考えられます。

 

そして、病気やケガで入院をしたり手術を受けたりした場合、医療費の3割は自己負担しなければなりません。

生命保険文化センターの調査によると、直近の入院時の自己負担費用の平均は20.8万円でした。1日あたりの自己負担費用の平均は、2万3,300円となっています。

※出典:生命保険文化センター「令和元年度生活保障に関する調査

20代でも病気になる可能性は十分考えられますし、入院や手術にはそれなりの費用負担が伴います。

そのため20代だからといって油断せず、医療保険に加入するなどの方法により、病気やケガに伴う経済的リスクにしっかり備えておくことをおすすめします。

20代で医療保険に加入するメリット

20代で医療保険に加入することには、以下のようなメリットがあります。

①安い保険料で保障を用意できる

医療保険の保険料は、加入時の年齢に比例して高くなります。

ココに注意

病気などで入院をしたり手術を受けたりするリスクは加齢に伴い高くなるため、その分だけ保険料も高くなってしまうのです。

この点、20代であれば病気などのリスクがまだまだ低いため、安い保険料で医療保険に加入できます

 

具体的な保険料は商品によって異なりますが、たとえば、25歳の方が入院給付日額5,000円の終身医療保険に加入する場合、毎月の保険料は1,300円~1,700円くらいが相場となっています。

終身医療保険は、何歳になっても保険料が変わりません。高齢になってからも毎月1,000円ちょっとの保険料で、病気やケガのリスクに備えられるというのは大きな魅力でしょう。

関連記事:終身医療保険とはどんな保険?定期型との違いをわかりやすく比較

②病気やケガによる経済的リスクに備えられる

上述のように病気やケガで入院すると、平均20.8万円の自己負担費用が生じます。

また、療養のために仕事を休まざるを得なくなった場合、療養期間が長くなればなるほど逸失収入が多くなります

ココに注意

会社員の場合は社会保険制度により傷病手当金の給付を受けられますが、自営業やフリーランスの場合は補償を受けられません。

このように病気やケガには、様々な経済的リスクが伴うのです。

この点、医療保険に加入していれば入院給付金や手術給付金が支払われるため、給付金を医療費に充てることができます

また「入院一時金特約」を付加していれば、入院給付金とは別に約定の保険金が給付されるため、これを医療費や生活費の足しにすることも可能です。

女性の場合は「女性疾病特約」を付加しておくと、異常妊娠や異常分娩・子宮頸がんといった、20歳女性でも比較的リスクの高い病気になった場合に手厚い保障を受けられるでしょう。

関連記事:女性保険のメリットとは?年代別の必要性やおすすめな選び方を紹介

③将来病気になった場合も安心

医療保険の申込みにあたっては、健康状態の告知をしなければなりません。

ココに注意

そして、持病の有無や既往歴によっては、生命保険会社に加入を断られてしまうことがあります。

20代の方の中には「医療保険に加入するのは、病気のリスクが高い年齢になってからでいいのでは?」と考えている方が少なくないのですが、それまでの間に大きな病気をすると、医療保険に加入できなくなる可能性があるのです。

 

この点、20代のうちに医療保険に加入しておけば、将来病気になった場合に保障を受けられますし「病気になったことが原因で医療保険に加入できない」といった事態を防ぐこともできるでしょう。

20代におすすめの医療保険とは?

医療保険選びは、自分にどのようなリスクがあり、それをカバーするにはどのような保障が必要なのか、丁寧に考えることが大切です。

ココがポイント

同じ20代でも、性別や配偶者の有無などによって必要な保障が変わってきます。

まずは自分に必要なのはどのような保障なのか、検討することから始めてみましょう。ここからは20代の利用保険選びについて、パターン別にご紹介します。

20代女性の医療保険の選び方

20代女性は、

  • 異常妊娠・異常分娩(切迫早産、妊娠高血圧症候群、帝王切開など)
  • 子宮頸がん

など、女性特有の病気になるリスクを抱えています。

そのためこういった病気が原因で入院をしたり手術を受けたりした場合に十分な保障を受けられるよう、妊娠する前に医療保険に加入しておくことをおすすめします。

 

また医療保険の中には、女性特有の病気に対して手厚く保障する「女性疾病特約」を付加できる商品があります。

基本保障である入院給付金と手術給付金にプラスして、この特約による給付金があれば、医療費についてはもちろん逸失収入などについてもある程度カバーできますよ。

20代独身の医療保険の選び方

20代の方の中には「保険に加入するのは結婚してからでもいいのではないか」と考えてる方も、多いのではないのでしょうか?

確かに、遺族の生活保障などを目的とした死亡保険についてはそれでも問題ないのですが、病気やケガのリスクは、結婚しているかどうかに関係なく全ての人が背負っているものです。そのため独身であっても、医療保険には加入しておくことをおすすめします。

 

近年は、入院日数が短縮化傾向にありますので、入院給付金と手術給付金だけでは、十分な保障を得られないケースもあります。

そういったリスクをカバーするには「入院一時金特約」の付加をおすすめします。

20代はまだまだ貯蓄が不十分で、病気やケガに伴う医療負担が経済的に大きなダメージとなる方が少なくありません。

ココがポイント

この点、入院給付金と手術給付金に加え入院一時金があれば、経済的なリスクに十分備えられるでしょう。

予算的に余裕がある場合は、

  • 通院治療についても保障を受けられる「通院特約」
  • がんと診断された場合に保険金が給付される「がん診断特約」

などの付加についても、検討してみることをおすすめします。

20代既婚者の医療保険の選び方

20代既婚者の場合も、医療保険選びの基本的な考え方は独身の方と変わりません。

独身か既婚かに関係なく、病気やケガのリスクは誰もが背負っているものですので、現代の医療事情に合った保障内容の医療保険に加入しましょう。

ココがポイント

またこれに加え、結婚している方は自分に万が一のことがあった場合のことについても考えておかなければなりません。

医療保険の中には、数百万円程度の死亡保障特約を付加できる商品もありますので、共働き世帯で子供がいない方は、葬儀費用などをまかなえる程度の死亡保障をプラスしてはいかがでしょうか。

 

余裕があれば、働けなくなった場合の経済的リスクに備えられる、就労不能保険への加入を検討してみてもいいでしょう。

関連記事:就業不能保険の基礎知識

20代既婚者で子供持ちの場合

20代既婚者で子供がいる方の場合、医療保険に加え、自分に万一のことがあった場合に遺される子供の生活についても考えておかなければなりません。

そこで検討したいのが死亡保険ですが、医療保険と死亡保険の両方に加入するとなると、毎月の保険料が家計に大きな負担を与えてしまうでしょう。

そういった場合は「定期保険に医療保障特約をプラスする」という方法をおすすめします。

 

ココがポイント

定期保険はその保険期間中のリスクをもとに保険料を算出するため、若い間は安い保険料で大きな保障を用意できるのです。

関連記事:定期保険の基礎知識

ただ、定期型の保険は更新の度に保険料が上がりますので、医療保険にプラスして、掛け捨て型ではあるものの安い保険料で手厚い保障を受けられる「収入保障保険に加入する」というのも一つの選択肢でしょう。

まとめ

20代でも、病気やケガをするリスクがないわけではありません。

そして、入院をしたり手術を受けたりすると、医療費を自己負担しなければならなかったり、働けなくなって収入が減ったり、というように経済的な負担が大きくのしかかります。

ココがポイント

医療保険に加入していればこういったリスクにしっかり備えられますので、後回しにすることなく、早めの加入を検討しましょう。

同じ20代の方でも

  • 性別
  • 結婚しているかどうか
  • 子供がいるかどうか

などによって必要な保障が変わりますので、まずは

  • 自分がどのようなリスクを背負っているのか
  • それをカバーするにはどのような保障が必要なのか

検討することから始めてみてはいかがでしょうか。

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