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なないろ生命

所在地
〒160-8516 東京都新宿区四谷1-6-1
YOTSUYA TOWER 16階
ソルベンシー・
マージン比率
-
格付け
-

なないろ生命は、2021年4月に誕生した、朝日生命グループの新しい生命保険会社です。 お客様のニーズやライフスタイルが多様化する中、社会保障の補完的な存在である生命保険会社として雨を虹に変える陽の光のように、人々に希望をもたらし、多様なニーズにお応えしたい。 それが“なないろ”という社名に込めた私たちの思いです。

なないろ生命
掲載商品一覧

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なないろメディカル礎-なないろ生命の商品開発現場から

なないろ生命商品開発部の岡本康宏部長に、2022年5月に販売開始した「なないろメディカル礎」について、商品開発の現場の裏側のお話を伺ってきました。
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執筆者

コのほけん!編集部
Sasuke Financial Lab株式会社/編集部
専門分野・得意分野
保険

なないろ生命保険株式会社

2021年4月に誕生した、朝日生命グループの新しい生命保険会社です。

お客様のニーズやライフスタイルが多様化する中、社会保障の補完的な存在である生命保険会社として、雨を虹に変える陽の光のように、人々に希望をもたらし、多様なニーズにお応えしたい。それが“なないろ”という社名に込めた私たちの思いです。

※本インタビュー記事は2022年9月30日時点の内容です。

保険業界で働くことを選んだきっかけは?

コのほけん!編集部

岡本さんが、保険業界で働かれるきっかけがどのような形であったかお伺いできればと思います。

なないろ生命岡本さん
親戚が保険会社で働いており、親近感を持っていたので入社説明会に参加させていただいたのがきっかけでございます。

我々が学生の頃は、多くの人が金融業界に就職するという時代でしたので、その中でも、生命保険会社の相互扶助の考え方というのに共感を持っておったということもあり、最終的に決めさせていただいた いうことになります。

コのほけん!編集部
ちなみに、最初に入社されたのはまた別の会社でしょうか。

なないろ生命岡本さん
朝日生命です。朝日生命が代理店事業部門を子会社化して、なないろ生命になりました。現在は、なないろ生命に出向しています。

保険商品の企画開発の内容

コのほけん!編集部

今現在ご担当の務内容について、差し障りのない範囲で教えてください。

なないろ生命岡本さん
保険商品の企画開発する業務を担当しております。いわゆる商品開発部門ということになります。

商品開発の、業務の内容保険商品の開発ってどんなことやるの?ということなのかもしれませんけど、大まかに、次のような事項の検討を行うことになります。

  1. マーケット調査
  2. 開発の狙い、方向性の検討
  3. 商品案の検討
  4. 保険料率の策定
  5. 基礎書類の検討・作成
  6. さまざまな検証
  7. 商品認可の取得
  8. ご契約のしおり、契約概要/注意喚起情報の作成

まず、1つ目がマーケットの調査でございます。
2つ目が開発する商品の狙いやターゲットなど、方向性の検討です。

マーケットの調査の分析を踏まえた上で、開発の方向性を検討しておくという作業でございます。

その開発の方向性を踏まえまして、3番目が商品案の検討ということになります。保険商品ですのでちゃんと保険料が定まらないといけないというところがございます。 その商品案に基づいて、保険料率の策定という作業を次の4番目のステップで行います。

お客様の手元にも渡るご契約のしおりやご契約の約款など、これらを作成するのが次のステップでございます。 リスクや収益性など、様々な検証を行い、機関決定を経て、その後、金融庁に商品認可を申請することになります。

商品認可を取得しますと、ようやく発売ができるということになります。発売の前には営業資材、例えば、パンフレット、ウェブページなど、いろんなものを整理していく必要がございます。

とりわけ、①マーケット調査というのが最も重要です。マーケット調査という言葉で束ねてしまっていますが、さまざまな調査・分析を行います。

いわゆるニーズ等の基礎調査

生命保険は形のないものであり、いわゆる潜在的ニーズとなるため、あくまでお客さまが潜在的に抱いている不安や健康上のリスクについての調査となります。

これを行なっていない保険会社はおそらくないでしょうし、単にこの人気投票を受けて商品を開発するだけでは全社同じ商品となってしまいますし、それが実際にお客様が生命保険に向き合って選択する際にポイントとなるのかはまた別の問題となります。また、保険商品の開発には時間を要しますし、長い期間の保障を提供することとなるため、将来の環境を想定する必要があります。

販売環境、販売状況

どのような商品が、どのような方法で、どのように説明してお勧めされているのか、それについてお客さまのレスポンスはどうなのか、その販売状況などについて、マーケットをどのようにとらえるのか調査を行います。数字面も重要ですが、実際に生命保険をお勧めしているもっともお客さまに近い皆様にお話しを伺うことが最も重要です。(保険の開発には一般の方から見ると非常にマニアックな知識が必要となるため、実際にお客さまにお勧めしている方やその説明資料やサイトを作成されている方は唯一、細かい説明を要せずお話しができる方となりますので、我々からすると非常に楽しい瞬間です。)

医療の現状

実際の医療環境、病状やリスク、治療方法の選択枝やその内容、お客さまの心配やご負担などを調査します。いわゆる医学知識は一朝一夕には身につかないため、日頃から意識して勉強していく必要があります。

他にもたくさんありますが、これらの調査・分析を踏まえ、どのような商品であればよりお客さまのお役に立てるのか?、開発の狙いや方向性について検討を進めていきます。

コのほけん!編集部
ニーズ調査で商品開発のきっかけになったようなエピソードはありますか?

なないろ生命岡本さん
保険という商品の特性上、理解がなかなか難しいというところがあって、 お客様のお話というのも、もちろん重要ですけど、正直、あまり保険のことを認識していないというのが正直なところかと思います。

そのため、ニーズ調査の回答が必ず気付きになるか?と言われると、 ならないときもあったりして、それで、すごく困ってしまったりというようなところはあるかもしれないです。

コのほけん!編集部
逆に困る感じなのですか?

なないろ生命岡本さん
お客様から要望を言ってもらえるような商品ではないので、 あくまで潜在的なニーズでいざという時にどうなるのかということも、お客様自身もわからないでしょうし、入った後でも、もちろん保障内容は一通り説明をしていますが、それが一体どう役に立つのか、 他の商品とどういった違いがあるのかということまでは、あまり認識していないというのが生命保険ですね。

実際に病気を経験されたお客様というようなセグメントでも、お話を聞いたりするんですけど、給付金が出てよかったというぐらいの認識しかないので、 お役に立てるものを我々としては、しっかり準備していく必要があると思います。ニーズ調査に商品開発のヒントが隠されていても気付かないことが多いです。

コのほけん!編集部
素朴な疑問ですけれども、アメリカ、ヨーロッパで、どういう保険が流行っているのかなど海外のマーケット調査をされることはありますか?

なないろ生命岡本さん
もちろん意識はしています。アメリカもそうですし、ヨーロッパもそうですし、アジアマーケットもそうですし、 それぞれに規制が異なるので、流行っているものは違いますが、 中には、日本市場にはまだ来てないような商品もございますので、しっかりチェックはしております。日本のマーケットはなかなか独特ですよね。

なないろメディカル礎のおすすめポイント

コのほけん!編集部

企画した商品について、特徴やおすすめしたいポイントがあれば教えてください。

なないろ生命岡本さん
なないろメディカル礎を今年の5月に発売しておりまして、おかげ様で販売好調です。特徴は全部で3つになります。

 

「なないろメディカル 礎」の特徴

  • ベースとなる機能の充実
  • 他にない保険料払込免除機能
  • 充実した3大疾病に対する保障

ベースとなる機能の充実

よく言われているように、入院日数の短期化により、従来の入院1日あたりいくらという給付のみでは医療費の負担に十分にそなえることが難しくなってきています。それを補うため、入院1日でもまとまった給付金が受け取れる入院一時金が人気となっていますが、当社は朝日生命時代からこの入院一時金を保障の特徴としてきました。

一方で課題もありました。それはそのお受取限度が180日に1回であることです。入院は短期化していますが、今は、短期の入院を繰り返す時代です。これだと約半年間、再度、入院一時金の保障を受けることが出来ません(別のご病気の場合を除く)。

そこで、「なないろメディカル 礎」は、お受取り限度の対象となる期間を「180日に1回」から1/3の「60日に1回」に短縮しています。この仕組みは入院給付金も同様で、ベースとなる医療保険の機能を大幅にパワーアップしています。これにより、お受け取りいただける機会が増え、よりお役に立つことができると考えています。医療保険に入院一時金をご検討されているお客様については、ぜひ比較検討してみてください。

他にない保険料払込免除機能

いざというときにお役に立つのが保険ですが、そのいざというときにも医療費等の負担に加え、保険料も負担していく必要があります。保険を継続することができなければ元も子もありません。そんな大切な保険を守るのが保険料払込免除機能です。

現在は3大疾病といった重篤な疾患に罹患し所定の要件を満たした際に以後の保険料の払込を免除するタイプが主な保障内容です。一方、保険料の払込みが困難になるような状況、いわゆる働けない状態となるのは何も3大疾病に限ったことではありません。3大疾病を原因とするものは3割程度です。

そこで、「なないろメディカル 礎」では、保険料の払込免除を3大疾病による所定の状態に加えて、疾病により入院中に手術を受けてその入院が20日を超えるケースも、保険料の払込みを免除することとしています。これにより、お客さまの大切な保険をより確実にお守りすることができると考えています。

充実した3大疾病に対する保障

3大疾病に対する一時金保障は医療保険で人気の高いオプションです。したがいまして、業界最高水準の保障をお求めやすい価格でご提供できるよう努力しました。

なないろ生命 なないろメディカル礎の見積もり・シミュレーション・口コミ【コのほけん!】

商品開発にまつわる話

コのほけん!編集部

商品を企画する上で苦労した点などの、企画中のエピソードがあれば教えていただければと思います。

なないろ生命岡本さん
抽象的な話しで恐縮ですが、我々はいわゆる後発の会社です。既にマーケットにおいて評価されている会社さまの商品が存在します。そんな中、我々はよりお客さまのためになる新しい選択肢となるような商品を提供していきたいと考えています。

お客さまに先入観はあまりないと思いますが、保険について一定の知識を持っている方にとっては、新しいものはその価値の評価が難しい面もあり、マーケット感や将来像などもさまざまな全体的な調査の結果を踏まえて初めて形成されるものとなりますので、要は人によってそれぞれで、それらが違えば導き出される答えも違ってきます。

より良い商品であることを認識するためには比較対象となるものが必要という考えは正にそのとおりですが、単に既存の評価されている商品よりちょっと保障範囲が広くてちょっと安いみたいな商品開発はサスティナブルではないですし、皆、同じような商品となってしまっては、お客さまにとってもさまざまなニーズに応える選択肢がなくなってしまいます。

既存の商品と新しい商品の橋渡しとなるような仕組みとすることも意識しつつ、新しい価値やその根拠となるマーケット感について、如何に分かりやすくお伝えできるのか、また、どうやって分かりやすくお伝えしていくのか?ということが非常に重要となり、大変な作業だと感じます。

コのほけん!編集部
将来のことも保険料率が変動するようなオーダーメイド型のところも見据えつつも、現状の日本のマーケットに合わせた商品開発が必要ということですね。

なないろ生命岡本さん
なないろ生命は、代理店チャネルという代理店様を通じた保険販売が中心てございますので、単純にその保険の進化だとか、社会保険制度の変更により即した商品というような視点だけではなかなか難しくて、やっぱり売ってくれる方がいらっしゃって、初めて保険が売られるということなので、それぞれの販売チャネルで異なるニーズというのがあるのかな、という風に思っていまして、それぞれの販売チャネルのニーズに即した商品を、フットワーク軽く開発していけたらいいなと常々思っています。

オンラインでは、シンプルでかつフックがあるような保険商品が受けますよね。そのため、対面でおすすめするのに適している商品と、ウェブサイト等でお客様が自発的に選ぶような商品で求められるものも違ってくるし、そういうのを1つの商品で、いろんなものに対応できるというように作るよりは、そういう専用の商品を作って、よりマーケットに合ったものを提供していくという方が、私は将来的にはいいのではないかと思っています。

コのほけん!編集部
今、実際、なないろ生命様の方針というのはどちらですか?

なないろ生命岡本さん
できたばかりの新しい生命保険会社であるため、商品開発の基本方針では各チャネルのニーズに即した商品を開発していくとしています。

大手の保険会社様と保険料の安さで勝負するだけでは厳しいので、我々としてはしっかりそれぞれの代理店様にあった商品を考えてご提案するというようなところで、しっかり居場所を確保したいと思っております。

まとめ

なないろメディカル礎のおすすめのポイントは、

「なないろメディカル 礎」のポイント

  • 入院一時金が60日に1回お受け取りが可能
  • 保険料の払込免除を3大疾病による所定の状態に加えて、疾病により入院中に手術を受けてその入院が20日を超えるケースも、保険料の払込みを免除
  • 3大疾病に対する一時金保障が手厚く保険料がお手頃

の3点です。

本インタビューを通じて、他社との差別化をどうはかるのか等のマーケティングだけではなく、今後の保険商品がどう変化していくのか等の流れを読みながら、商品開発をされていることがよくわかりました。

本インタビューがお客様の保険選びの参考になれば幸いです。

なないろ生命 なないろメディカル礎の見積もり・シミュレーション・口コミ【コのほけん!】

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