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自動車保険

自動車保険|1日自動車保険とは?ドライバー保険との違い、メリット・デメリットについて

最近注目の1日 自動車保険についてご存知でしょうか。1日自動車保険とは、1日(24時間)単位から加入できる自動車保険です。ドライバー保険は、車を所有していないが、日常的に他人の車を運転をすることがある人向けの保険です。本記事では、1日自動車保険の特徴、メリット・デメリット、ドライバー保険との違いについて解説いたします。

そもそも自動車保険とは?

自動車保険

自動車保険とは、運転中の事故によって発生した損害を補償する保険で、主な補償内容は対人・対物賠償責任保険、搭乗者傷害保険、車両保険が基本となっている。

自動車保険は、2つに分けられます。

  • 法律で加入を義務付けている「強制保険」:自動車賠償責任保険(自賠責保険)
  • 加入する・しないの自由が加入者に委ねられた「任意保険」:自動車保険

強制加入の自賠責保険と任意加入の自動車保険

自賠責保険は対人への補償に限られ、補償金額も上限があるため、実際の交通事故で起きた損害の補償をしきれないので任意保険でカバーするということが一般的です。

自動車保険の補償

1日自動車保険とは?

自動車保険
それでは、1日自動車保険とはどのような保険なのでしょうか。

1日自動車保険

1日自動車保険とは、12時間、1日(24時間)を単位として最長連続7日間まで加入できる自動車保険。

通常の自動車保険の保険期間は、基本1年、もしくは商品によっては複数年(3年など)であるため、保険期間の長さが一般の自動車保険とは大きく異なります。

ココがポイント

1日自動車保険は保険期間が12時間、1日(24時間)単位から最長連続7日間まで

1日自動車保険の補償内容はどんなもの?

1日自動車保険の補償内容は、一般の自動車保険と同様に、主に下記の補償内容がついています。

  • 対人賠償責任保険
  • 対物賠償責任保険
  • 搭乗者傷害特約
  • 対物超過修理費用特約
  • 自損傷害特約
  • ロードサービス     等

1日自動車保険もプランが複数用意されているため、この他にも、オプション(特約)として車両補償や弁護士費用特約をつけることが可能です。

ココがポイント

1日自動車保険は、借りた車を運転中の事故についてのみの補償です。

1日自動車保険の被保険者は誰?何人まで?

1日自動車保険の被保険者は、一般の自動車保険と同様に、運転者本人で、「記名被保険者」という呼び方をします。

追加の保険料を払うことで、最大3名まで運転者(被保険者)の人数を追加することが可能です。

追加した運転者のことを「臨時被保険者」「指定被保険者」など、保険会社によって呼び方が異なっています。追加できる運転者の範囲は、保険会社ごとに条件が異なりますので必ずご確認ください。

1日自動車保険はどこから加入できるの?

インターネットにつながったPC(パソコン)やスマホ端末、他には、コンビニエンスストアでも加入申込可能です。

1日自動車保険はどんな場面で使うの?

1日自動車保険はどんな場面で使うことが想定されているのでしょうか。

主には、以下の2つの場面が想定されています。

  1. 家族(配偶者以外)・親戚または友人などの車を借りて運転する場合
  2. カーシェアのマッチングアプリなどを利用して第三者の車を借りて運転する場合

1日自動車保険が使えない事例

ただし、こんな事例では1日自動車保険を使うことができません。

  1. レンタカー
  2. 本人およびその配偶者の名義の車
  3. 法人名義の車
1. レンタカー

レンタカーは法人名義の車で、レンタル料金に自動車保険の保険料が含まれているので、1日自動車保険の補償対象外です。

2. 本人名義およびその配偶者の名義の車

1日自動車保険は、あくまで他人(第三者)の車を運転することを前提としているため、本人とその配偶者の名義の車は1日自動車保険の補償対象外です。

3. 法人名義の車

法人名義の車は、別途法人で自動車保険に加入しているため、1日自動車保険の補償対象外です。

1日自動車保険の保険料はいくらぐらい?

1日自動車保険の保険料は、800円から3,000円前後となっています。

一般の自動車保険にある等級制度はないので、保険料はどなたであっても変わりません。

損害保険会社によって異なりますが、1日自動車保険を契約したことがある人を対象として、通常の自動車保険へ加入する際の割引制度などを設けています。

一般の自動車保険の等級制度については下記の記事をご参照ください。

自動車保険|等級制度はどんな制度?保険料にどう影響?「無事故」「事故有」の違いについて
自動車保険|等級制度はどんな制度?保険料にどう影響?「無事故」「事故有」の違いについて

交通事故を起こして自動車保険を使った場合、次の更新(更改)のタイミングで、「等級」が下がって保険料が高くなります。これは「無事故係数」から「事故有係数」に保険料率が変更されて、保険料が計算し直されるた …

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1日自動車保険のメリットとデメリット

ここまででの内容を総括して1日自動車保険のメリットとデメリットについて、それぞれのポイントを書き出してみました。

1日自動車保険のメリット

  • しっかりした補償に安い保険料
  • 申込はスマホやパソコン、コンビニで簡単、1回契約した後は次の契約が簡単
  • プランによって異なるが車両保険もつけられる
  • ロードサービスが付いている
  • 等級制度がないので保険料は定額、自動車保険申込時に割引制度あり

1日自動車保険のデメリット

  • 自動車保険が必要なタイミングで都度手続きが必要
  • 保険期間(補償期間)が24時間から最長7日まで
  • レンタカー、法人名義の車など対象外の車両がある

ドライバー保険とは?

1日自動車保険と似たものに、「ドライバー保険」があります。

ドライバー保険

ドライバー保険とは、「人」だけを補償対象とした保険。第三者や同居していない親族等の車を運転した場合に発生した事故などを補償する。

特徴

ドライバー保険の補償内容は主に下記の通りです。

  • 対人賠償責任保険
  • 対物賠償責任保険
  • 搭乗者傷害特約
  • 人身傷害保険 等

ドライバー保険は契約期間が原則1年間で、ドライバー保険の保険料は等級や、21歳以上か21歳未満かという年齢で保険料が変わります。また、ドライバー保険では、車両保険はつけられません。1日自動車保険とは違って、レンタカーはドライバー保険の補償が使えます。

1日自動車保険とドライバー保険の違いは?簡単比較!

1日自動車保険 ドライバー保険
保険期間(補償期間) 12時間、24時間単位、最長連続7日まで 原則1年
等級制度 なし あり(自動車保険とは連動しない)
車両保険 プランによってつけられる つけられない

上記以外にも、1日自動車保険はレンタカーの補償に保険を使うことができませんが、ドライバー保険であれば保険を使える等の違いもあります。

1日自動車保険がおすすめなのはこんな人

3~4ヶ月に1回の頻度で他人の車を借りて運転することがある、もしくは、一緒に暮らしていない親・兄弟など家族の車を借りて運転することがある人。

ドライバー保険がおすすめなのはこんな人

月1回以上、他人の車を借りて運転することがある、もしくは、一緒に暮らしていない親・兄弟など家族の車を借りて運転することがある人。

まとめ

本記事では、1日自動車保険とドライバー保険の違い、メリット・デメリット、おすすめな人についてご紹介いたしました。

自動車保険やドライバー保険までは必要ない、でも、他人や親戚の車を借りて運転することがある方にとって、1日自動車保険は強い味方です。

万が一の事故に備えて、賢く保険を活用しましょう。

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