
【2025年の保険加入・見直し事情は?】 保険加入は対面が主流、でも情報はネットで検索──“わかりにくさ”が保険見直しの大きな壁に
Sasuke Financial Lab株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:松井 清隆、以下「当社」)が運営する保険の一括比較・見積もりサイト「コのほけん!(https://konohoken.com/)」は、毎年行っている保険の加入に関する実態調査について、今年も実施しました。
調査背景
近年、ライフスタイルの多様化や経済情勢の変化により、保険の選び方や見直しに対する意識が変化しつつあります。特に物価上昇や将来への不安から、家計の見直しの一環として保険の再検討を行う人も増えています。こうした背景を踏まえ、今回の調査では、人々が保険加入や見直しをどのように検討しているのかを明らかにするため、「保険の加入と見直しに関する実態調査」を実施しました。
■■報道関係者様へのお願い■■
本リリース内容の転載・利用にあたっては、「コのほけん!編集部調べ(https://konohoken.com/)」と表記いただきますようお願い申し上げます。
調査サマリー

- 保険の情報収集は検索サイトが最多の一方、保険の加入経路は対面が主流。多くが「保険ショップ(19.8%)」などを利用。
- 約3割が保険を「全く見直していない」と回答。背景には「どの保険商品を選べば良いかわからない(26.4%)」などの“わかりにくさ”が壁に。
- 月1,000~3,000円程度の保険料削減で、保険を見直したい人が約4割。少額の節約でも、見直し意欲が高い傾向が明らかに。
調査結果詳細
Q1.現在加入している保険を教えてください。(複数回答)(N=350)

「生命保険(死亡保険)」が最多の18.5%、次いで「医療保険」が16.9%、「自動車保険」が13.0%となりました。
- 生命保険(死亡保険):18.5%
- 医療保険:16.9%
- 自動車保険:13.0%
- 火災保険:10.5%
- がん保険:10.2%
- 地震保険:5.6%
- 女性医療保険:4.3%
- 個人年金保険:4.2%
- 学資保険:3.7%
- 家財保険:3.6%
- ペット保険:2.2%
- 収入保障保険:1.8%
- 就業不能保険:1.7%
- 特定疾病保険:1.6%
- 介護保険:1.6%
Q2.現在加入している保険には、どのように加入しましたか。(複数回答)(N=350)

今回の調査では「保険ショップ(ほけんの窓口など)」が19.8%、次いで「保険代理店(保険ショップ以外)」が14.1%、「保険会社の公式サイト」が13.5%となりました。
- 保険ショップ(ほけんの窓口など):19.8%
- 保険代理店(保険ショップ以外):14.1%
- 保険会社の公式サイト:13.5%
- 保険代理店の営業社員(自宅に訪問):8.7%
- 保険会社・金融機関の窓口:8.5%
- 保険会社・金融機関の営業職員(自宅に訪問):7.8%
- 保険会社・金融機関の営業職員(職場に訪問):7.0%
- 保険代理店の営業社員(職場に訪問):3.9%
- 保険比較サイト:3.3%
- 紙通販・郵送:1.7%
- その他:11.7%
Q3.保険加入の決め手となったポイントは何でしたか。(複数回答)(N=350)

「保険会社・商品への安心感」が最多の20.4%、次いで「保険料の手頃さ」が15.2%、「担当者への安心感」が14.8%となりました。
- 保険会社・商品への安心感:20.4%
- 保険料の手頃さ:15.2%
- 担当者への安心感:14.8%
- 保険会社・商品の信頼性:11.6%
- 保障(補償)の充実:10.8%
- 加入の手軽さ:7.6%
- 担当者の信頼性:7.4%
- 保険会社・商品の知名度:5.3%
- アフターサービス・サポート体制の充実:3.6%
- その他:3.2%
Q4.保険の加入前に、情報収集を行いましたか。(複数回答)(N=350)

「Googleなど検索サイトで調べた」が最多の30.4%、次いで「保険会社・金融機関・保険代理店の職員に聞いた」が17.5%、「友人・知人に聞いた」が16.4%となりました。また「特に情報収集は行わなかった」は16.0%となりました。
- Googleなど検索サイトで調べた:30.4%
- 保険会社・金融機関・保険代理店の職員に聞いた:17.5%
- 友人・知人に聞いた:16.4%
- SNSで調べた:6.0%
- ファイナンシャルプランナーに聞いた:6.0%
- YouTubeなど動画サイトで調べた:2.9%
- 新聞・雑誌・本で調べた:1.8%
- ChatGPTなどAI検索サービスで調べた:1.6%
- その他の方法で調べた:1.4%
- 特に情報収集は行わなかった :16.0%
Q5.加入した保険の見直しは、どれくらいの頻度で行っていますか。(N=350)

想定と同じだった」が最多の46.2%、次いで「想定より高かった(+5万円未満)」が25.8%、「想定より安かった」が24.7%という結果となりました。
- 毎年:10.3%
- 2~3年に一度:22.3%
- 5年に一度:13.7%
- 10年に一度:6.3%
- 必要に応じて都度見直している:22.0%
- 全く見直していない:25.4%
Q6.保険の見直しについて、難しいもしくは難しそうと感じる点は何ですか。(複数回答)(N=350)

「どの保険商品を選べば良いかわからない」が最多の26.4%、次いで「見直しに時間や手間がかかる」が21.5%、「自分のライフプラン・ライフステージに合った保険がわからない」が16.7%となりました。
- どの保険商品を選べば良いかわからない:26.4%
- 見直しに時間や手間がかかる:21.5%
- 自分のライフプラン・ライフステージに合った保険がわからない:16.7%
- 保険の専門用語がよくわからない:11.1%
- 現在の契約内容をよく把握していない:9.6%
- 相談できる専門家が身近にいない:7.6%
- その他:0.2%
- 特に難しいと感じる点はない:6.9%
Q7.月々の保険料がいくら削減できれば、保険の見直しを積極的に行いたいと思いますか。(N=350)

「1,000~3,000円程度」が最多の42.9%、次いで「3,000~5,000円程度」が31.7%、「5,000~7,000円程度」が10.9%という結果になりました。
- 1,000円未満:6.9%
- 1,000~3,000円程度:42.9%
- 3,000~5,000円程度:31.7%
- 5,000~7,000円程度:10.9%
- 7,000~9,000円程度:2.6%
- 9,000円以上:5.1%
まとめ
今回の調査では、生命保険または損害保険のいずれかに加入している、全国の350名を対象に「保険加入と見直しに関する実態調査」を実施しました。
本調査の結果から、保険の加入においては依然として「対面での安心感」が重視されている一方、情報収集には検索サイトや身近な人からの情報が活用されている実態が見えてきました。また、約3割が保険の見直しを全く行っておらず、その背景には「商品選びの難しさ」や「手間・時間がかかること」など、“保険のわかりにくさ”が大きな壁となっている様子がうかがえます。しかし、月々1,000~3,000円程度の削減でも見直しをしたいと考える人が4割を超えており、節約志向の高まりや家計改善への関心が強いことも明らかになりました。今後、保険の「選びやすさ」や「見直しやすさ」をどれだけ提供できるかが、保険を検討される方や保険にすでに加入されている方の安心に直結する重要な要素となりそうです。
コのほけん!では保険の一括比較・見積もりサービスのほか、ライフコンサルタントによる無料の保険相談を実施しています。「現在の保障内容で保険料を抑えたい」、「自分や家族に最適な保険プランを知りたい」という方はぜひお気軽にご相談ください!
調査概要
調査名:保険加入と見直しに関する実態調査
調査主体:自社調べ
調査対象:生命保険または損害保険のいずれかに加入している全国の10代~70代の350名
調査期間:2025年5月23日~26日の4日間
調査方法:インターネットリサーチ
※端数処理の関係上、グラフ内の割合は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計が必ずしも100%になりません。