保険業界で働くきっかけ
コのほけん!編集部
どのようなきっかけで保険業界に入られたのでしょうか。
染谷さん
私は前職含め広告業界に長年勤めており、当時は様々な業種・業態の小規模から大規模なクライアント(お客様)まで様々な会社のお仕事をさせて頂きました。広告業界の特性上、クライアント様の意向に沿った形でプロジェクトごとに販売推進を行っていくのですが、どうしても受け身にならざるを得ない場面が多々ありジレンマを感じておりました。事業会社であれば、ひとつひとつのプロジェクトに集中できると共に、会社にとっての一番を考え実行することが今以上にできるという思いが強くなっていました。
また、15年程前に私はシーズーを飼っており、その子を肺がんで8歳で亡くしたこともきっかけの一つです。そのころにもペット保険はあったのですが世間にはほとんど浸透しておらず、ペット保険がもっと広まっていけば「ペットも飼い主も安心して過ごすことができる」そういったお客様に役立てる業界で仕事をしたいという想いもあり、当社への参画を決めました。
入社当時は現在販売している「げんきナンバーわんスリム」の販売計画を策定しなければならないタイミングで、商品名の決定からブランディング、各種プロモーション計画、クリエイティブ開発などを進めてまいりました。
万が一の時のために長く続けられる保険を
コのほけん!編集部
どのような想いで商品を届けているのでしょうか。
染谷さん
当社は太陽生命や大同生命などの生命保険会社をグループ会社に持つT&D保険グループの一員です。保険は万が一、もしもなど本当に必要になった時に使える保険であることが一番重要なことだと考えており、
「長く続けていただける保険」がコンセプトの根底にあります。
近年、ペット医療の高度化が進んでおり、治療費の単価や通院頻度が上がっています。そのため、治療費に対しての保険金の支払いは右肩上がりに増えています。
【ペット医療の治療費】
- 治療費単価(1回あたりの治療費)は、2018年度が31,961円だったものが2022年度では37,565円と、わずか4年で約5,600円も上昇。
※当社調べ(保険金支払実績(直接請求)をもとに算出
「げんきナンバーわんスリム」は回数無制限かつ一回あたりの支払金額に上限を設けていないため(詳細は後述)、現在のニーズにお応えできる商品だと思っております。
ペットは大切な家族です。わが子がケガをしたり、病気になったりした時に見過ごすことは決してできないと思うのです。そうした状況になった時に、本当はやってあげたい治療をお金の都合等で諦めて、例えば経過観察するしかないなどになってしまうと結果的にペットにも飼い主様にとっても大きな負担になるのではないでしょうか。
私たちは、お金の事情で治療を諦めなければならない、もしくは治療をしてあげるかどうかという悩みをできるだけ持ってほしくないと思っています。治療費が高額になってしまうケースや何度も通院しなければならないケースでも、飼い主様が大切な家族のために最適な選択をしやすくサポートする保険。そういう想いで商品を提供しています。
生命保険グループが開発したペット保険でありますので、生命保険商品のように長く続けていただけるように様々な工夫をしております。ぜひとも、ご検討頂きたい商品です。
高額治療に強い「げんきナンバーわんスリム」
コのほけん!編集部
「げんきナンバーわんスリム」の特徴について詳しく教えてください。
染谷さん
商品の特徴は大きく3つあります。
特徴1 年間限度額内であれば、何度でも、いくらでもお支払い可能
一般的なペット保険と同じく通院、入院、手術を補償する商品であり、一つ目の特徴としては、「日額制限なし」と「回数制限なし」が挙げられます。
他社様の場合、サブリミット型と呼ばれる制限があります。(以下、図「支払い回数イメ―ジ」をご参照)
例えば年間80万円までの補償が受けられる保険だとしても、1回の通院や入院での上限は各2万円で20回まで、手術の場合は20万円で2回までなどといった細かい制限があるのがサブリミット型の特徴です。
一方、当社の商品であれば、プランごとに設定している年間の限度額内であれば、そのような制限はありません。
可愛いわが子のために飼い主様が本当に必要な治療をしてあげたいと思うと、高額な治療費がかかることもあります。日々の通院であれば数千円から1万円強程度で済んでしまうことが多いのですが、高額な手術を受けて入院すると30万円、50万円とかかる場合もあります。そうなるとやはり家計に影響するのではないでしょうか。
当社の商品ではプラン70の場合、1回の治療費の70%、年間70万円まで保険金をお支払いすることができます。年間70万円は1回の治療費に対してお支払いすることも可能ですし、50回の治療費に対してお支払いすることも可能な点は他社様とは異なる特徴です。
1日あたりの支払額と回数に制限がないため、飼い主様が選べる治療の幅を広げてあげることができます。
大切な家族であるワンちゃん、ネコちゃんに対して最適な選択をし、最善の治療を施すことができる点が一番の特徴です。
特徴2 休日・夜間診療の費用も補償
二つ目の特徴は、休日・夜間診療にかかる治療費もお支払いする点です。
ペットも体調が変化・悪化するのは人間同様、夜間の場合が多くあります。病院自体は夜間診療にも対応しているので、すぐに病院に連れていけるのですが、一般的にはその際に夜間診療費がかかります。こうした治療費は補償の対象外となるペット保険もありますが、当社では時間外の診療費用を補償しています。 これも最適な選択をしやすくするための工夫となります。
特徴3 10歳以上の保険料は一律で一生涯補償
最後に、10歳以上からは保険料が上がらない点です。(※今後の商品改定や保険料率の見直し等により、保険料が変更となる場合があります。)
一般的に、保険料というのは0歳から1歳刻みで上がっていき、高齢になるほど上がり幅が大きくなります。人間もそうですが、50歳を超えてくると体にだんだんと異変が出てきたりしますよね。ペットも高齢になるほど病気になりやすく、手術などで治療費がかさむ傾向にあります。
そのため、一般的なペット保険はシニア期から急激に保険料が上がっていきます。その結果、保険によるサポートが一番必要となる年齢を迎える前の段階で継続することがきつくなってしまうことも。
また、現在のワンちゃん、ネコちゃんの平均寿命は、約15歳と伸び続けています※。
そういった状況の中で、当社コンセプトの一つ「長く続けていただける保険」はより重要な意味を持ってくると考えており、
リーズナブルな保険料で一生涯サポートできるように「げんきナンバーわんスリム」は10歳以降の保険料が上がりません。
もちろん終身で補償しますので、本当に保険が必要になった時にお使いいただける商品であると自負しています。
「げんきナンバーわんスリム」の特徴
1.年間限度額内であれば、何度でも、いくらでもお支払い可能
2.休日・夜間診療の費用も補償
3.10歳以降の保険料は一律で一生涯補償
日々の治療費よりも、万一の高額治療に備えたい方におすすめ
コのほけん!編集部
回数無制限で高額治療も補償され、10歳以上の保険料が一律だと、保険料が高いのでは?と思いましたが、保険料はリーズナブルとのことです。どのように実現しているのでしょうか。
染谷さん
サブリミット型を採用する保険会社は、支払回数や1回あたりの支払保険金額を抑えることで保険料をコントロールしていますが、
当社の場合1日あたり5,000円の免責金額を設定することでリーズナブルな保険料を実現しています。
以下、少額でのご請求の場合と高額でのご請求の場合に分けて、ご説明させて頂きます。
治療にかかる費用は様々ですが、軟便や下痢、耳や皮膚の傷病の件数は圧倒的に多くなっています 。一方で、これらの病気は通院治療が大半であり、治療費も少額で済むケースが多いと思います。例えば、
アレルギー性皮膚炎は平均20,021円、
外耳炎は平均11,951円の治療費となっております。※当社調べ(2023年4月~2024年3月 保険金支払実績をもとに算出)
好発傷病のランキング
【犬】
1位 軟便・下痢・血便・嘔吐
2位 外耳炎/外耳道炎
3位 アレルギー/アトピー性皮膚炎
【猫】
1位 軟便・下痢・血便・嘔吐
2位 膀胱炎
3位 結膜炎・結膜浮腫
出典:当社調べ(2023年度)※割合や件数は非開示
少額の場合であれば家計への負担も比較的少ないと思われるため、各ご家庭で5,000円ご負担いただき、それ以上にかかる治療費に対して保険金をお支払いする商品設計となっています。
少額でのご請求の場合
治療費が7,000円だった場合
7,000円-免責金額5,000円=対象金額2,000円
プラン50の加入者は、
2,000円に対して、50%である1,000円を受け取り
プラン70の加入者は、
2,000円に対して、70%である1,400円をお受け取り
※いずれのプランも回数無制限のため、限度額以内であれば何度もご請求可能
※免責5,000円とは、ご請求額の内あらかじめ5,000円分を保険金の対象外とすること
一方で、一つの傷病で複数回手術を行うまたは治療継続のため通院回数を重ねることで、結果的に治療費が高額になることがあります。そのような場合、限度額の設定があると、極端な話1つの傷病で限度額に達してしまいます。
また、限度額に達していなくても回数制限に達してしまい、保険金が下りなくなってしまうこともありえます。
日常的に発生する事例の中で費用がかさみがちなのが異物誤飲です。異物誤飲は簡単な治療であれば、3万~10万円くらいで済みますが、開腹手術を行い入院が続くといった状況になると30万円を超えてしまことも多くあります。
高額でのご請求の場合は、以下のように保険金をお受け取り頂けます。
高額でのご請求の場合
治療費が2日間の入院で50万円かかり、治療費すべてが補償対象となる場合
50万円-免責金額10,000円(5,000円×2日)=対象金額490,000円
プラン50の加入者は、
490,000円に対して、50%である245,000円をお受け取り
※限度額の50万円以内であれば、一回のご請求額に上限はないため、保険金をしっかりお受け取り頂けます。
プラン70の加入者は、
490,000円に対して、70%である343,000円をお受け取り
※限度額の70万円以内であれば、一回のご請求額に上限はないため、保険金をしっかりお受け取り頂けます。
感謝のお手紙やお言葉を頂くことも多いのですが、皆さんに共通しておっしゃっていただけるのが「満足な治療を受けさせてあげることができました」というお声です。多くの場合、「これが最後の請求なのですが」という形でもらうことが多いのですが、「満足した治療ができました。本当にありがとうございます。」と言っていただけることが非常に多く、当社の商品だからなし得ることなのかなと強く思います。
可愛いわが子との楽しいペットライフをサポートするメディア
コのほけん!編集部
最後に、ペットの飼い主様に向けての取り組みや今後の展望について教えてください。
染谷さん
当社では、2017年頃にペットニュースストレージというペットの情報サイトを立ち上げ、現在では400本以上の記事を掲載しています。
主に、ペットのしつけや犬種特有の病気の問題などを取り上げています。また、ペットに関するエンタメ記事、その他ペットに関する様々な情報を発信しています。
飼い主様が有益な情報を得て、自分のわが子であるワンちゃんやネコちゃんと楽しいペットライフを過ごしてもらいたいという想いで運営しています。
また、ペットショップによっては、ペットの販売前に遺伝子検査を提供しているところがあります。まだ人間の遺伝子検査ほどの精度にはなっていないのですが、ペットの個体が持っている先天的な病気がこういった遺伝子検査によって、ある程度分かるようになっています。当社では、遺伝子検査を推進している会社様と協賛して広める活動も行っています。
今後は、
獣医師が様々なお悩みにお応えする「ペットの健康相談会」なども積極的に行って参ります。日々のケアやフードの問題などをより深く理解してもらえるようお客様との接点を持っていきたいと考えております。
まとめ(編集後記)
「げんきナンバーわんスリム」は大きな治療が必要になったワンちゃん、ネコちゃんに充分な治療を受けさせたい飼い主様に応えたいという想いが詰まった保険商品でした。ペット保険を長く続けて頂き、本来保険で備えるべき大きな治療を受ける際にしっかりと保険金をお支払いできるように、5,000円の免責補償を設けることでリーズナブルな保険料を実現している商品設計は深く納得できるものでした。
募集文書番号:24D076-240701