~巨大な保険マーケットに存在する課題に対するSasukeの取り組みはマーケティング、デザイン、開発のワンストップ支援~
■保険業界の課題
これまで保険販売の主流は、生命保険会社の営業職員を中心とした「対面営業」でした。コロナ禍を経て、テレワークや非対面でのイベント開催など、''人に会わない'' 経済活動が拡大し、ネットリテラシーも向上しました。現在も保険販売の中心は「対面営業」であることに変わりはないものの、オンラインを通じた販売も拡大しており、弊社の販売実績で2022年に契約件数が前年度比約8倍と急成長しております。
こうした情勢の中、保険各社はDX推進を進めていますが、対面販売とデジタル技術を活用した販売では異なる点も多く、スタートアップであるInsurTech企業の持つノウハウへのニーズが高まっています。
デジタル技術の活用が進んでいる米国では生命保険市場の「個人向けの生命保険商品のオンライン販売」において、生命保険会社がInsurTech企業と協業関係を構築しつつあり、日本においても、生命保険各社と国内InsurTech企業との協業が加速していくと見込まれています※。
※参考資料:ニッセイ基礎研究所「米国生保市場で、個人生命保険オンライン販売の進展に寄与するインシュアテック企業」URL:https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=73887?pno=1&site=nli
■課題解決
当社では、これらの課題に対して、自社サービスである「コのほけん!」でのサービス開発、集客・販売のノウハウを活かし、既存の生命保険会社、損害保険会社、保険代理店各社に対し、オンライン販売の集客・申込増加、マーケティングや開発を伴うUIUX改善支援をワンストップで行っております。
また、対面販売支援においては、質問をベースとした商品提案やその提案理由を営業職員がお客様に分かりやすくお伝えできるロボアドを主軸においたSaaS型営業支援ツールの開発・提供を行っており、今後は営業活動の分析や営業職員の教育支援ツールとしても活用いただけるよう開発を進めております。
当社がミッションとして掲げる「自分に合った保険を、自分で選べる世界」の実現にむけ、保険会社や保険代理店との協業を通じ、保険バリューチェーンのDXを加速させ、日本のインシュアテック業界をリードして参ります。
■DOCOMO Ventures Pitch
「保険を変えるInsure Tech 超巨大マーケットのビジネスチャンスとは」
開催日:2023年2月21日
登壇企業(登壇者):
SEIMEI株式会社(Founder & CEO 津崎 桂一 氏)
株式会社WDC(代表取締役CEO 上石 泰義 氏)
Sasuke Financial Lab株式会社(ビジネスデベロッパー 笠松 洋允)
主催:
株式会社NTTドコモ・ベンチャーズ(URL:https://www.nttdocomo-v.com/)
NTTドコモ・ベンチャーズは、スタートアップの構想実行力とNTTグループの社会実装力、さらにそれぞれの想いを束ねることで、未来への推進力を生み出します。そして、世界の景色を変えるインパクトを起こしていきます。
■笠松 洋允 プロフィール
立命館大学 理工学部卒。グロービス経営大学院 経営研究科修了。
飲食店業界のWebメディア開発/運営にフルスタックの開発エンジニアとして7年ほど参画。
エンジニアとしてのキャリアを積みながら、グロービス経営大学院にてMBAを修了。
Webエンジニア × MBAの両面からビジネスに関わる機会を模索。
Sasuke Financial Lab株式会社には、2020年10月よりバックエンドエンジニアとしてBtoB案件の開発に参画したのち、現在では、保険業界向けのWeb開発/マーケティング支援の推進や販売支援ツールの開発/企画推進を担当。