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バイク保険

バイクを乗り換えたら保険の変更手続きは必要?手続きの流れと等級引き継ぎの注意点も解説

新しいバイクに乗り換える際は、バイク本体の購入手続きに加えて保険の変更手続きも必要です。

もし手続きを忘れてしまうと、新しいバイクで事故に遭っても補償を受けられない可能性があります。

この記事では、バイクの乗り換えに伴う保険変更手続きの重要性や流れを解説します。

さらに、これまで積み上げてきた保険の等級を無駄にしないためのポイントについても、初心者の方にもわかりやすく解説します。

この記事のポイント

  • バイクの乗り換え時には自賠責保険と任意保険の「車両入替」手続きが必要。放置すると事故時に補償対象外となるリスクがある。
  • バイクの排気量や車種が変わると、任意保険の保険料も変わる可能性がある。納車日までに新しいバイクの情報を保険会社へ申告し、契約内容を見直す必要がある。
  • 任意保険の等級は原則引き継ぎ可能。ただし、車種区分が同一であることや、解約から7日以内に手続きを行うことなど、適用条件に注意が必要である。

バイクの乗り換え・買い替えをしたら保険の契約内容変更が必要な理由とは?

バイクの乗り換え・買い替えをしたら保険の契約内容変更が必要な理由とは?

バイクを買い替えた場合は、運転する前に、加入している自賠責保険や任意保険の契約内容変更も忘れずに済ませておきましょう。

手続きをせずそのままにしていると、必要以上に多くの保険料を支払うことになったり、万が一の際に保険金が受け取れなくなったりする可能性があります

バイクが変わると保険料や補償内容に影響する可能性がある

自賠責保険や任意保険の保険料は、契約するバイクの排気量や車種、型式、使用目的など、複数の要素を基に算出されています。

そのため、実際に乗るバイクを変更した場合は、保険料が変わるケースも少なくありません。

例えば自賠責保険の場合、軽二輪自動車から小型二輪自動車に乗り換えると、保険料が安くなる可能性があります。

保険期間

原動機付自転車(125cc以下)

軽二輪自動車(125cc超~250cc以下)

小型二輪自動車(250cc超)

1年

6,910円

7,100円

7,010円

2年

8,560円

8,920円

8,760円

3年

10,170円

10,710円

10,490円

※2023年4月1日以降に保険期間の始期を有する保険契約に適用
※沖縄県、離島などの一部地域については、上記と異なる保険料率が適用

また、バイクを乗り換えると、必要な補償内容も変わります。

例えば、バイク本体が事故や盗難などで損害を受けた際の費用を補償する「車両保険(車両保険金額100万円)」を契約しているとしましょう。

もし、本体価格300万円のバイクに乗り換えた場合は、車両保険金額を高くしなければ、万が一の際に十分な補償を受けることができません

よって、保険だけでは修理費用をカバーできない可能性があります。

このように、乗り換えるバイクの情報によって契約条件が変わるため、新しいバイクの情報を保険会社へ正確に申告し、契約内容を見直す必要があります。

契約内容の変更を行わないと補償対象外となるリスクがある

契約内容の変更を行わないと、万が一事故が発生した際に、補償対象外になるリスクもあります。

例えば任意保険の契約は、保険証券に記載されている「契約自動車」に対して効力を持ちます。

また、以下のような項目について変更があった場合は、速やかに保険会社に連絡しなければなりません。

  • 用途車種
  • 登録番号
  • 使用目的
  • 年齢条件
  • 運転者の範囲

つまり、保険会社に連絡せず、古いバイクのままで契約を続けていると、新しいバイクは補償対象として認められない可能性があります。

その状態で事故を起こした場合、対人賠償保険や対物賠償保険などの補償は受けられず、保険金も受け取れなくなってしまいます

せっかく保険に加入していても、いざというときに補償を受けられなければ意味がありません。

新しいバイクが納車される前に、保険の変更手続きを済ませておきましょう。

バイクを乗り換えた際の自賠責保険・任意保険の変更手続き

バイクを乗り換えた際には自賠責保険と任意保険の両方で「車両入替」の手続きが必要です。

それぞれ手続きの方法や必要な書類が異なるため、あらかじめ流れを把握しておくとスムーズに手続きを進められます。

なお、手続きが完了するまでは、基本的に新しいバイクは補償の対象となりません。

なるべく納車前に手続きを済ませておきましょう。

車両入替手続きの流れ

自賠責保険の場合

自賠責保険で補償対象のバイクを変更する場合は、「車両入替」の手続きが必要です。

専用Webサイト「One-JIBAI」から変更手続きを行います。

大まかな流れは以下の通りです。

  1. 必要書類を用意し、撮影する
  2. One-JIBAIサイトの利用登録をする
  3. One-JIBAIサイトで手続きを進める
  4. 新しい証明書が届いたら、古い証明書を破棄する

■ 必要書類

  • 自動車損害賠償責任保険証明書
  • 廃車の証明書(軽自動車届出済証返納証明書、軽自動車税廃車申告受付書など)
  • 新しい自動車の車両が確認できる書類(車検証、軽自動車届出済証など)
  • 保険契約者の本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)

ただし、自賠責保険で車両入替の手続きが可能なのは、以下の条件を両方満たした場合に限られます。

  • 車両入替前後で車種や保険料が同一である
  • 車両入替前の車(バイク)が廃車されている

原付から軽二輪に乗り換える場合などは、以前の自賠責保険を解約し、新たに自賠責保険を契約する必要があります。

保険期間が1カ月以上残っている場合は、基本的に保険料の一部が返還されます。

「One-JIBAI」または郵送で手続き可能です。

任意保険(バイク保険や自動車保険)の場合

任意保険の場合も、自賠責保険と同じく「車両入替」の手続きが必要です。

契約している保険会社のマイページや電話、または保険代理店を通じて手続きを進めます。

保険会社によっても異なりますが、一般的に必要な書類は以下の通りです。

■ 必要書類

  • 保険証券
  • 新しい車(バイク)の車検証(自動車検査証記録事項)
  • 新しい車(バイク)の注文書または売買契約書

納車当日から補償が受けられるよう、納車日を変更日として手続きを進めましょう。

車両入替の手続きが完了すると、新しいバイクの条件で再計算された保険料が通知されます。

保険料が上がった場合は、追加の支払いが必要です。反対に、保険料が下がった場合は、差額が指定口座に返金されます。

関連記事:バイク保険とは?補償内容や選び方、必要性をわかりやすく解説

乗り換えたバイクに保険の等級を引き継ぐためのポイント

ノンフリート等級(等級制度)は、バイク保険の保険料を左右する要素の一つです。

事故歴に応じて保険料の割増引を適用され、1〜20等級に区分されています。

無事故が続くと等級が上がり、保険料の割引率は高くなりますが、バイクを乗り換える場合も一定の条件を満たすと等級を引き継ぐことが可能です。

車両入替をすれば新しいバイクに等級を引き継ぐことが可能

車両入替の手続きをすれば、これまで適用されていた等級を新しいバイクの契約に引き継ぐことが可能です。

ノンフリート等級はバイクではなく契約者本人に紐づくため、一定の条件を満たせば、バイクを買い替えても継続して割引を受けられます。

ただし、基本的に入替前後の車種は同一でなければなりません

例えば、原動機付自転車から自家用二輪自動車に乗り換えるケースでは、等級を引き継ぐことはできません。

バイクの等級が引き継げる期限内に手続きを行う

バイクの乗り換えを機に、現在加入している保険会社から別の保険会社へ乗り換える場合は、等級を引き継げる期限に注意が必要です。

一般的に、保険の解約日の翌日から「7日以内」に新しい保険契約を開始しないと、等級は最初の6等級に戻ってしまいます

他社乗り換えの等級のしくみ

また、バイクを乗り換えるタイミングで、より条件の良い保険会社へ切り替えを検討するケースもあるでしょう。

その場合は、現在の保険の解約日と、新しい保険の契約開始日を同日に設定するなど、空白期間が生じないようにしましょう

なお、バイクを売却してから新しいバイクの納車までに期間が開く場合は、保険会社に「中断証明書」の発行を依頼しましょう。

なお、中断証明書があれば、最長10年間は現在の等級を引き継げます。

関連記事:バイク保険の等級制度とは?仕組みや等級ごとの割引率、引き継ぐ方法まで徹底解説!

バイクのナンバー変更や名義変更がある場合は追加の手続きも忘れずに

バイクの乗り換えに伴ってナンバー変更や名義変更がある場合は、追加の手続きも忘れずに済ませてください。

引越しなどで管轄の運輸支局が変わり、ナンバープレートが変更になった場合は、速やかに保険会社へ新しいナンバーを通知する必要があります。

通知を怠ると、契約車両の特定ができず、万が一のときに手続きがスムーズに進まない可能性があります。

また、親族や知人からバイクを譲り受け、名義変更が伴う乗り換えの場合、一定の条件(「配偶者や同居の親族である」など)を満たせば、譲り受けたバイクに紐づいた自動車保険の等級を引き継げる可能性があります

詳しい条件や変更手続きの方法については、保険会社や代理店へ確認しましょう。

まとめ

バイクを乗り換えた際は、自賠責保険と任意保険の両方で、速やかに車両入替の手続きをしましょう。

手続きを怠ると、新しいバイクで事故に遭っても補償が受けられないばかりか、これまで積み上げた任意保険の等級がリセットされてしまう可能性があります。

補償に空白期間が生まれないよう、新しいバイクの納車日までに手続きを済ませておくことをおすすめします。

車両入替の手続き方法は保険会社によっても異なるため、事前に必要書類や流れを確認しておきましょう。