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テレワーク経験者は少数?約半数の人が就職や転職でテレワーク制度の有無を重視していない結果に
コのほけん!research

テレワーク経験者は少数?約半数の人が就職や転職でテレワーク制度の有無を重視していない結果に

デジタル保険代理店「コのほけん!」を運営する Sasuke Financial Lab 株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:松井清隆、以下「当社」)は、「テレワークに関するアンケート調査」を実施しましたので、調査結果をお知らせいたします。

調査期間は2022年11月10日の1日間で、全国の20歳以上の男女を対象に、インターネットリサーチを実施し、361名の有効回答を集計しました。

調査背景

11月はテレワーク月間 ※1 です。2020年以降、新型コロナ感染症の拡大に伴い、テレワーク※2 の導入が急速に進みました。

11月はテレワーク月間です。時間や場所を有効に活用できる柔軟な働き方であるテレワークの積極的な実践をお願いします。
なお、テレワーク月間とはテレワーク月間実行委員会(内閣官房内閣人事局、内閣府地方創生推進室、デジタル庁、総務省、厚生労働省、経済産業省、国土交通省、観光庁、一般社団法人日本テレワーク協会、日本テレワーク学会)の主唱により行われるテレワークの集中取組期間です。

※出典:テレワーク月間実行委員会 テレワーク月間

テレワークとは「情報通信技術(ICT=Information and Communication Technology)を活用した時間や場所を有効に活用できる柔軟な働き方」のこと。 Tele(離れて)とWork(仕事)を組み合わせた造語です。 要するに本拠地のオフィスから離れた場所で、ICTを使って仕事をすることです。

※出典:厚生労働省 総務省 テレワーク総合ポータルサイト

新型コロナ感染症拡大から3年経過しましたが、テレワークの経験がある方がどの程度いらっしゃるのか、また、テレワークのひとつのスタイルであるワーケーション※3 経験者がどのくらいいるのかについてアンケートを実施しました。

ワーケーションとは、ワーク(仕事)とバケーション(休暇)を組み合わせた造語(ぞうご)。リゾート地などで休みを取りつつ(または引っ越しして)テレワークをする働き方を指す。

※出典:総務省 情報通信用語集

調査結果サマリー

ポイント

  • テレワーク経験者は21.6%、現在もテレワーク中の人は13.6 %
  • ワーケーション経験者はテレワーク経験者のうち約2割程度
  • テレワークをしている理由は「リモート可能な会社だから」28.2 %
  • テレワークをしてよかったことは「自分の時間を確保しやすい」46.2 %、テレワークにより通勤がなくなることによる体力面や時間的制約が無くなったことを理由として挙げられる傾向
  • テレワークをして困ったこと・不便を感じたことは「同僚・上司・部下とのコミュニケーションがとりにくい」39.7%、コミュニケーションに関することや、オン・オフの切り替えについて、テレワークをする環境に関する困りごと・不便さを感じている方も一定数存在
  • テレワークの経験がない人のテレワークに対するイメージは、ポジティブなイメージとしては、通勤時間の時間的制約が無くなること、家庭との両立(育児、介護・看護等)が可能になるというものが多く、ネガティブなイメージとしては、他者とのコミュニケーションやテレワークをする環境そのものへの不安が強い傾向
  • 48.2%の人が就職や転職において「テレワーク制度の有無」を条件として重視していない

調査結果詳細

Q1.現在、テレワークをしていますか? N=361

最多「勤め先に制度として存在していない」 26.9 %

Q1 現在、テレワークをしていますか?
1 テレワークをしている 13.6
2 テレワークを一度でもしたことがある 8.0
3 テレワークができるがしていない(一度もしたことがない) 5.0
4 してみたいが、仕事の都合上できない 11.6
5 勤め先に制度として存在していない 26.9
6 興味がない 21.6
7 わからない 13.3
全体(N数) 361

テレワークの経験がある人は、全体の21.6 %に留まりました。「仕事の都合上」もしくは「勤務先にテレワーク制度がない」という人が38.5%、「興味がない」と回答した人も21.6%となりました。

Q2. ワーケーションをしたことがありますか? N=78(Q1で「テレワークをしている」「テレワークを一度でもしたことがある」と回答した人のみ)

最多「興味がない」28.2 %

Q2 ワーケーションをしたことがありますか?
1 ワーケーションの経験あり 20.5
2 制度として可能だが、したことがない 15.4
3 興味があるが、制度としてできない 21.8
4 興味がない 29.5
5 わからない 12.8
全体(N数) 78

テレワーク経験者のうち、ワーケーション経験がある人は20.5%、制度として可能だが利用したことがない人が15.4%、興味があっても制度として利用できない人が21.8%となっています。

Q3.何のためにテレワークをしていますか? N=78(Q1で「テレワークをしている」「テレワークを一度でもしたことがある」と回答した人のみ)

最多「リモート可能な会社だから」29.5 %

Q3 何のためにテレワークをしていますか?
1 子育てのため 5.1
2 介護・看護のため 2.6
3 趣味のため 3.8
4 ワークライフバランスのため 19.2
5 リモート可能な会社だから 28.2
6 通勤時間の短縮 6.4
7 コロナ回避 21.8
8 その他 1.3
9 特になし 11.5
全体(N数) 78

テレワークの理由としては最も多かったのが「リモート可能な会社だから」28.2%、「コロナ回避」21.8%、「ワークライフバランスのため」19.2%と続いています。

Q4.テレワークをしてよかったことはなんですか? N=78(複数回答・Q1で「テレワークをしている」「テレワークを一度でもしたことがある」と回答した人のみ)

最多「自分の時間を確保しやすい」46.2 %

Q4 テレワークをしてよかったことはなんですか?(複数回答)
1 集中して仕事ができる 32.1
2 仕事の成果が向上する 19.2
3 アイデアを出す時間ができる 12.8
4 ストレスが減る 33.3
5 残業時間が減る 32.1
6 家庭との両立がしやすい 28.2
7 子育てとの両立がしやすい 9.0
8 看護・介護との両立がしやすい 6.4
9 自分の時間を確保しやすい 46.2
10 通勤がなくなって体力的に楽になる 44.9
11 往復の通勤時間が浮いたので時間的にゆとりができる 43.6
12 健康的な生活を送ることができる 17.9
13 その他 1.3
14 わからない 10.3
全体(N数) 78

テレワークをしてよかったことは?の質問に対しては、最も多かったのは「自分の時間を確保しやすい」46.2 %、テレワークにより通勤がなくなることによる体力面や時間的制約が無くなったことを理由として挙げられる傾向が見受けられました。

Q5.テレワークをして困ったこと・不便を感じたことはありますか? N=78(複数回答・Q1で「テレワークをしている」「テレワークを一度でもしたことがある」と回答した人のみ)

最多「同僚・上司・部下とのコミュニケーションがとりにくい」39.7 %

Q5 テレワークをして困ったこと・不便を感じたことはありますか?
1 同僚・上司・部下とのコミュニケーションがとりにくい 39.7
2 他の人の仕事の状況などが見えにくい 35.9
3 孤独感を感じる 16.7
4 家族がいて仕事に集中しにくい 11.5
5 集中力が続かない・やる気が出ない 15.4
6 仕事のやりがい・成果を感じられない 3.8
7 テレワークではできない仕事がある 29.5
8 仕事環境が整っていない 10.3
9 仕事とプライベートの切り替えが難しい 11.5
10 運動不足・太った 19.2
11 水道光熱費や通信費などのテレワークのコストが増加した 14.1
12 ビデオ会議で部屋を映したくない 6.4
13 カメラをオンにしたくないがしなくてはいけない 9.0
14 身だしなみがいい加減になりがち 12.8
15 オフィスへの出社よりも仕事の効率が落ちている 10.3
16 通勤時間がない分、出社時よりも労働時間が長くなっている 5.1
17 インターネット環境で大きく左右される 6.4
18 その他
19 特にない・思い当たらない 21.8
全体(N数) 78

次に、テレワークをして困ったこと・不便を感じたことは?の質問に対して、もっとも多かったのが「同僚・上司・部下とのコミュニケーションがとりにくい」39.7%、続いて「他の人の仕事の状況などが見えにくい」35.9 %、「テレワークではできない仕事がある」29.5%となっています。

また、オン・オフの切り替えについて、テレワークをする環境に関する困りごと・不便さを感じている方も一定数いらっしゃるようです。

Q6.テレワークに対するイメージを教えてください。N=283(Q1で「テレワークをしている」「テレワークを一度でもしたことがある」と回答した人以外に対して)

テレワークの経験がない人に対して、テレワークに対するポジティブ及びネガティブなイメージの度合いについて質問しました。

ポジティブなイメージとしては、通勤時間の時間的制約が無くなること、家庭との両立(育児、介護・看護等)が可能になるというものが多く、ネガティブなイメージとしては、他者とのコミュニケーションやテレワークをする環境そのものへの不安が強いようです。

非常にそう思う ややそう思う どちらともいえない あまりそう思わない 全くそう思わない
集中して仕事ができる 4.9 21.2 42.4 20.8 10.6
仕事の成果が向上する 3.9 18.7 52.7 15.9 8.8
アイデアを出す時間ができる 5.7 25.4 48.1 11.7 9.2
ストレスが減る 17.0 34.6 32.9 7.1 8.5
残業時間が減る 17.7 29.7 35.7 8.8 8.1
家庭との両立がしやすい 17.0 32.2 34.6 8.1 8.1
子育てとの両立がしやすい 16.3 27.6 41.0 7.4 7.8
看護・介護との両立がしやすい 13.4 27.6 42.4 8.5 8.1
自分の時間を確保しやすい 15.9 31.1 40.6 4.2 8.1
通勤がなくなって体力的に楽になる 30.0 33.6 27.6 2.8 6.0
往復の通勤時間が浮いたので時間的にゆとりができる 28.3 33.2 29.3 2.5 6.7
健康的な生活を送ることができる 9.2 24.0 51.6 7.1 8.1
同僚・上司・部下とのコミュニケーションがとりにくい 16.3 32.9 38.2 6.0 6.7
他の人の仕事の状況などが見えにくい 21.9 35.7 33.6 2.8 6.0
孤独感を感じる 9.2 28.6 42.0 11.0 9.2
家族がいて仕事に集中しにくい 12.0 35.0 38.5 7.4 7.1
集中力が続かない・やる気が出ない 11.7 30.0 45.2 5.7 7.4
仕事のやりがい・成果を感じられない 6.0 23.3 55.8 6.7 8.1
テレワークではできない仕事がある 33.6 25.8 30.4 3.5 6.7
仕事環境が整っていない 14.8 32.5 39.9 4.9 7.8
仕事とプライベートの切り替えが難しい 19.8 31.1 37.8 4.6 6.7
運動不足・太った 12.4 26.1 48.8 5.3 7.4
水道光熱費や通信費などのテレワークのコストが増加した 17.3 32.5 40.3 3.2 6.7
ビデオ会議で部屋を映したくない 19.4 27.9 43.5 2.8 6.4
カメラをオンにしたくないがしなくてはいけない 17.0 29.0 44.5 3.2 6.4
身だしなみがいい加減になりがち 12.7 33.9 41.0 6.4 6.0
オフィスへの出社よりも仕事の効率が落ちている 6.0 23.7 59.4 4.9 6.0
通勤時間がない分、出社時よりも労働時間が長くなっている 5.7 23.7 59.7 4.2 6.7
インターネット環境で大きく左右される 13.1 38.5 37.5 4.9 6.0

Q7.就職や転職するにあたって、テレワークができるかどうかを重視しますか?N=361

最多「テレワーク制度に興味がない」27.7 %

Q7 就職や転職するにあたって、テレワークができるかどうかを重視しますか?
1 テレワーク制度があることが必須 4.4
2 テレワーク制度がある会社がよい 15.0
3 テレワーク制度があったらあったでよい 13.9
4 テレワーク制度の有無はそこまで重視していない 10.0
5 テレワーク制度の有無は重視していない 10.5
6 テレワーク制度に興味がない 27.7
7 わからない 18.6
全体(N数) 361

テレワーク制度があることを就職や転職において重視するか?の質問に対して、もっとも多かったのは「テレワーク制度に興味がない」27.7%でした。

「テレワークの有無はそこまで重視していない」「テレワーク制度の有無は重視していない」「テレワーク制度に興味がない」を合わせると、48.2%の人が、就職や転職において「テレワーク制度の有無」を条件として重視していないことがわかりました。

調査概要

調査名:テレワークに関するアンケート調査
調査主体:自社調べ
調査対象:全国の20歳以上の男女
調査期間:2022年11月10日の1日間
調査方法:インターネットリサーチ
対象者:属性詳細

年齢層 男性 女性 合計
20歳〜29歳 11 18 29
30歳〜39歳 23 40 63
40歳〜49歳 45 40 85
50歳〜59歳 54 41 95
60歳以上 52 37 89
合計 185 176 361

■■報道関係者さまへのお願い■■
本リリース内容の転載にあたりましては、「コのほけん!編集部 調べ (https://konohoken.com/) 」と表記いただけますよう、お願い申し上げます。

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