生命保険業界で働こうと思ったきっかけと今も働き続けている理由
コのほけん!編集部
ー 保険業界で働こうと思ったきっかけについて教えてください。
後藤さん
もともと、就職活動中も「この業界で働きたい」という強い希望はありませんでしたが、漠然と「人の役に立ちたい」と思っていたところ、生命保険は困った時に役に立てる商品という点で興味を持ちました。
また、生命保険業界は営業のイメージが強かったのですが、先輩の方々の話を聞いて営業だけではなく企画部門や商品開発、資産運用など幅広く様々な業務に携わることができると感じました。
就職活動をしていた当時は、明確にこれがやりたいと思うほど強く仕事のイメージを持てていなかったこともあり、なるべく幅広い仕事に携われる業界の方がいいと考えるようになりました。また、会社選びは「人」で決めたいと思っていたのですが、当社の社員がとても親身に話を聞いてくれたこともあって入社を決めました。
コのほけん!編集部
ー 現在、保険業界で働き続けている理由も教えてください。
後藤さん
生命保険業界は、人口動態の変化やデジタル化の進展に伴う消費行動の変化などの周辺環境の変化に柔軟に対応していくことが求められていて、良くも悪くも「これが正解」というものがない業界だと感じています。今の生命保険業界はサービスもある程度行き着くところまで来ていると感じておりますので、ここからどう発展させていくか、誰にも正解がわかっていないんですよね。
でも逆に考えると、自分次第でできることが広がるし挑戦のフィールドは無限大とも捉えられます。もちろん苦しい面もあったりするのですが、その中で何をプラスにしていけるかを考えると、可能性は大きいと感じています。
特に近年では「今までの延長線」では難しいと感じる場面も増えています。だからこそ別のことに挑戦して、柔軟な発想で一段と飛躍するためのチャンスも眠っていると思っています。
コのほけん!編集部
ー 今後、保険業界でチャレンジしていきたいことはありますか。
後藤さん
まさに今、正解が見えない中で模索していることがいくつかあって、たとえば第三分野の保険商品(生命保険(第一分野)と損害保険(第二分野)に属さない保険。医療保険やがん保険などが含まれる)は、すでにかなり成熟していて、正直行き着くところまで来ていると感じています。
特に医療保険は、入院や手術を幅広く保障するだけでなく特定疾病への保障を上乗せできるなど、保障範囲が広がる一方で医療保険の枠を超えて、複雑な構造になってきている印象があります。
今のマーケットのスタンダードも考慮しなければなりませんが、本当にそれが“最適な医療保障の形”なのかという点については、一度立ち止まって考えてみてもよいのではと感じています。今、当たり前とされている医療保険の形が実はベストではない可能性もある。そういった常識を見直すことも今後の大きなチャレンジにつながるのではと思っています。
現在担当している業務内容
コのほけん!編集部
ー 現在担当されている業務について教えてください。
後藤さん
私はCX保障開発部に所属しており、業務内容としては保険商品の企画と開発を担当しています。
マーケットの動向やニーズを分析したうえで現在のサービスの不足点を把握し、当社としてどのようなサービスをどのように提供するかを考える仕事です。部内の関係者と意見を交わしながら企画を進めています。
また、開発業務には金融庁との認可折衝も含まれています。私自身が折衝に出向く機会は少ないのですが、担当者のサポートや金融庁からの照会への対応なども行っています。
金融庁の認可取得後は募集資料や教材などの準備も必要なので、約款とセットとなる「ご契約のしおり」の作成も担当しています。主にそうした商品開発全般と関連業務を担当しています。
「ネオdeがんちりょう」商品改定の背景
コのほけん!編集部
ー今回、「ネオdeがんちりょう」を10月に改定されたとのことですが、その目的や内容について教えてください。
後藤さん
今回は「ネオdeがんちりょう」のコンセプトはそのままに、多様化するがんの治療に更に対応できるようレベルアップしました。
給付の選択肢を増やし、より広いカスタマイズが可能に
後藤さん
「ネオdeがんちりょう」では、多様化するがんの治療やライフスタイルに合わせて、十人十色の保障の持ち方ができるよう、がんの診断時に給付される「診断給付※2」と、がんの治療を受けた月ごとに給付される「治療給付※3」を組み合わせることも含めて選択可能としました。
なお「治療給付」については、手術保障を有する医療保険に加入されている方にもがんの保障を上乗せしやすいよう、手術保障の有無についての選択ができるような形としています。
※2 ネオdeがんちりょうにおいては、がん診断給付金が該当します。
※3 ネオdeがんちりょうにおいては、がん治療給付金またはがん放射線治療・抗がん剤治療給付金が該当します。
高額な自由診療も実額タイプの特約で保障
後藤さん
また、自由診療に対する保障は以前から重要だと考えていて、がんに罹患した際に経済的不安なく多様ながんの治療に専念できるよう、「ネオdeがんちりょう」では自由診療も基本の「治療給付」の対象としており、受けた治療が公的医療保険の対象かどうかを問わず、月に1回を限度に、通算支払回数の限度なく給付できる仕組みになっています。
(「ネオdeがんちりょう」は、責任開始期の基準日からその日を含めて3か月を経過した日の翌日を責任開始期とし、その日から保障が開始されます。)
今回はそのコンセプトを継続しつつ、さらにがんの所定の自由診療などの療養にかかる費用と同額を通算1億円まで保障する「がん自由診療特約(終身がん保険用)」を新設しました。
がん入院保障で差額ベッド代にも備えられる
後藤さん
また、以前はがんの入院保障を設けていませんでしたが、がんの治療は外来治療が増加してはいるものの、入院することなくがんの治療を終えるケースは少なく、入院時には差額ベッド代なども必要となり、経済的負担は通院時よりも大きくなります。入院時の経済的負担に備えるため「がん入院特約(終身がん保険用)」を新設しました。
今回の改定では、以前から保障を補いたいと感じていた部分について、より抜けのない保障内容に進化させたかたちです。
不担保期間中の保険料の払込を不要に
後藤さん
「ネオdeがんちりょう」を含め、がん保険には3か月間の不担保期間(≒保障されない期間)が設けられているのが一般的ですが、この不担保期間中の保険料の払込を不要としました。
保障の対価として保険料を支払うというのがお客さまの感覚だと思いますので、よりお客さまに寄り添った仕組みになったのではと思っています。
「ネオdeがんちりょう」の詳細はこちら
「ネオdeがんちりょう」はこんな人におすすめ
コのほけん!編集部
ー「ネオdeがんちりょう」をどのような方におすすめしたいですか。
後藤さん
開発担当としては、多くの方に自信を持っておすすめできる商品だと思います。日本人の2人に1人は生涯のうちにがんに罹患する※4と言われていますので、「何の保険にも入っていないのは少し不安」といった方には、まず「ネオdeがんちりょう」で備えることをおすすめします。漠然とがんへの不安がある方なら「がん治療に希望と選択肢が持てる商品を自信をもって開発しました!」とお伝えしたいですね。
また、「医療保険に入ってはいるものの、抗がん剤や放射線治療への保障やがん診断給付が足りないのでは」といった不安を感じている方にもおすすめです。がんの手術を含まない「治療給付」も選べるので、既に加入されているご契約と組み合わせて合理的に備えることができます。
※4 がんの罹患率は性別や年齢で異なります。年齢別の累積がん罹患リスクは以下の通りとなっています。
【男性】10歳:0.2% 20歳:0.3% 30歳:0.6% 40歳:1.2% 50歳:2.8% 60歳:7.5% 70歳:20.4% 80歳:41.9%
【女性】10歳:0.1% 20歳:0.3% 30歳:0.7% 40歳:2.3% 50歳:6.4% 60歳:12.7% 70歳:21.4% 80歳:33.3%
累積がん罹患リスクとは、2021年時点で0歳の男性・女性が各年齢に達した際にがんと診断されるおおよその確率を表したものです。
(出典:国立がん研究センターがん情報サービス「がん統計」累積罹患リスク(2021年データ))
コのほけん!編集部
ー 若年層の方にも良さそうな商品ですね。
後藤さん
実際「ネオdeがんちりょう」に加入する方も、比較的若い方が多い印象ですね。
充実した保障と保険料のバランスが、高く評価されていると感じます。
お客様へのメッセージ
コのほけん!編集部
ー 最後に、お客様へのメッセージをお願いします。
後藤さん
「ネオdeがんちりょう」は、何かあった時に本当にお客様に寄り添える保険を提供したいという思いで創っています。だからこそ、どうせがん保険に入るならしっかり保障されるものを選んでいただきたいと思っています。
ただ、本音を言えばお客様には何も起きないのが一番です。私自身も体調を崩したときに実感しましたが、保険商品の開発担当としても、健康であることは何より大切だと思っています。健康でなければたとえお金がたくさんあっても思うように使えません。やはり健康こそ最も大事なことだと思います。
「ネオdeがんちりょう」に非喫煙者保険料率(過去1年以内にたばこを吸っていない場合、たばこを吸っている人よりも保険料が安くなる割引)を取り入れているのも、これをきっかけに少しでも健康を意識してほしいという思いがあるからです。
後藤さん
また、当社には健康診断結果等から算定した健康年齢で更新後の保険料が変わる「ネオdeからだエール」という商品もあります。少しでも健康を意識していただき、万が一の時には寄り添える保険として活用してほしい―そんな思いを込めています。
お客様の健康を応援しつつ、サポートできる保険を提供し続けたいと思いますので、ぜひ宜しくお願いします。
まとめ(編集部後記)
がん治療の高度化とともに、保険にも柔軟な対応が求められる時代。後藤さんのお話を聞き「ネオdeがんちりょう」の改定が、治療の多様化を背景に行われたことに深く納得しました。
また、「お客様に何も起きないのが一番」という後藤さんの言葉が印象的でした。保険は万が一に備えるものですが、同時に“健康を意識するきっかけ”にもなり得る、そんな後藤さんの想いが伝わるインタビューでした。
(登)B25N1390(2025.10.28)
「ネオdeがんちりょう」の詳細はこちら