

ライフネット生命保険株式会社の概要

渡邉さん
当時私は教育系の仕事をしていたのですが、無形商材(「モノ」を売るのでなく、形がなく目に見えないサービスや情報など)の届け方や価値提供について深く考えるきっかけがありました。
そんな時に偶然近くに保険会社があったこともあり、無形商材を代表する「保険」の仕組みに興味を持ったんです。

渡邉さん
調べてみると、保険業法などに基づく「公平性」や「業務の健全性」が法的にも厳格に求められていて、目に見えない商品を扱うからこそ、業界としてお客さまに適切に商品を提供できる環境が整備されていることを知りました。
お客さまに「将来の安心」を提供するためのこうした仕組みに強く共感し、保険業界で働くことを決めました。

渡邉さん
ライフネット生命に入社する前は、損害保険業界で10年ほど商品開発やアクチュアリー業務に携わっていました。ライフネット生命に入社したのは2017年で、もう8~9年ほど経ちます。
これまでの社会人経験を通して、私は「契約で定めたものを確実に履行する」ことが、お客さまにとって一番のベネフィットだと思っているので、今も大切にしています。


渡邉さん
ライフネット生命に入社後は、まず商品開発部に2年弱在籍し、その後営業企画部に異動となりました。今はダイレクト企画部に名称が変わっていますが、以来同じ部署で仕事をしています。
当社には、「個人保険事業」と「団体信用生命保険事業」があり、個人保険事業はさらに「ダイレクトビジネス」と「パートナービジネス」に分かれています。

渡邉さん
私たちダイレクト企画部は、この「ダイレクトビジネス」の「プランニング」を担っています。
戦略立案や中期計画に基づく予算管理、業績面のKPI分析などが主なミッションです。いわゆる「PDCAサイクル」の「P(プラン)」にあたる部分です。

渡邉さん
一方で、「C(チェック)」にも同じくらい重点を置いています。
マーケティング部とも日常的に連携しながら、予算のすり合わせはもちろん、デイリーの業績やトラフィックを見ながら、広告クリエイティブや販売施策の整合性をチェックしています。
複数の視点をもって、「これで本当に良いのか」と疑い、検証することも私たちの重要な役割だと考えています。

渡邉さん
背景には、まず当社が事業戦略として掲げている重点領域の一つである、「リブランディング」があります。
「今の時代のお客さまの価値観に合わせ、ライフネット生命ブランドを再構築する」ことをリブランディングとして掲げるなかで、ダブルエールも例外ではなく見直すべきだと考えました。
ただ、ダブルエールの保障には特に大きな課題はないと考えていたため、その良さを生かしつつ、よりよい形でお客さまに届けられるよう、工夫を加えたいと考えました。

渡邉さん
もう一つは、「がん治療の経済毒性」について、改めて考える時期に来ていると感じたことです。
がんの診断・治療には、支出の増加や収入の減少に加え、心理的な不安など、さまざまな経済的課題があります。
がんになったときの経済的負担と不安の両方を少しでも軽減するために、民間のがん保険がどうあるべきなのかを考えるきっかけになりました。

渡邉さん
がん保険「ダブルエール」というペットネームそのものが、お客さまにとって直感的に内容が伝わりにくい点には、以前から課題を感じていました。
そこで、社名と保険種類を入れて前面に出すことで、お客さまにとって分かりやすくし、商品をイメージしていただけるようにしました。
この「分かりやすさ」は、当社が大切にしたいポイントでもあります。商品名を一新したのも、「分かりやすさ」を追求したいという思いからです。

渡邉さん
率直に申し上げると、かなり高いハードルがありました。がん保険に限らず医療保険も終身型がメジャーな中で、本当に定期型を出す意味はあるのか、きちんと世の中に定期型のメリットが伝わるのか、社内で相当な議論を重ねました。
ただ、当社の定期型医療保険(じぶんへの保険Z)が、20~30代の若年層の方に多く選ばれたという実績もあり、それがひとつの大きな自信にもなっていました。

渡邉さん
だからこそ、特に若い世代に向け、定期型のがん保険のメリットをしっかり意識してもらいたいという思いと、ライフステージごとに保険を見直しやすい仕掛け作りへのチャレンジが、開発にあたっての根幹にありました。
「定期がん保険」の発売により、死亡保険・医療保険・がん保険の3商品で定期型のラインナップを持つことができた意義は大きいと考えています。

渡邉さん
「終身がん保険」については、女性専用商品を新設した点以外は、基本的にダブルエールのコンセプトを踏襲しています(※「定期がん保険」においても同様に女性専用商品を発売しています)。
ダブルエールの保障には自信がありましたので、良い点は守りつつ、ライフステージが落ち着いて、大きな出費が減ってきた方や、年齢を重ねると病気のリスクも上がるため、一生涯の保障を確保しておきたい方にお選びいただけるよう、期待を込めています。

渡邉さん
実際、「定期がん保険」の保険料は、同じ条件の「終身がん保険」と比べるとやはり割安だと感じていただけると思います。
ただ、お客さまに保障をお届け続けるためにも、当社の「保険会社としての健全性」を脅かすようなプライシングにならないよう、慎重に確認を重ねながら設計しました。

渡邉さん
女性特有のがんに代表される「乳がん」では、30~40代の罹患数が多く、男性よりも女性の方ががんになるリスクが高い※という傾向があります。
社内でも、その年代のリスクをきちんとカバーできるよう範囲を広げたいという議論がありました。
ですので、「レディース」では「女性手術給付金」を設け、主に女性特有のがんによる手術を手厚く保障する設計にしました。治療サポート給付金に上乗せして受け取れるため、心理的な安心感にもつながります。
がんリスクが高まる30~40代の方を中心に、自然と選んでいただける商品になればと期待しています。


渡邉さん
この点は、新商品の強みだと思っていますし、一つの象徴的な部分でもあると考えています。
背景としては、単純に「保障がない期間にお客さまに保険料をお支払いいただくことが、本当に必要なのか」という疑問です。
ただ、改めてよくよく考えてみれば、当然ともいえる疑問でもあります。こうした点を見直していくことも、私たちの使命だと思っています。

渡邉さん
基本的にはこちらもダブルエールの保障内容を踏襲していますが、さらに分かりやすさを重視しました。
保障は一時金のみで手頃な保険料でご加入いただける「ライト」から、長引くがん治療に備えられる「あんしん」、そしてさらに収入減少にも備えられる「あんしんプラス」まで、ニーズに応じてコースを分けました(※「定期がん保険レディース」「終身がん保険レディース」は「あんしん」「あんしんプラス」の2つのコースからの選択となります)。

渡邉さん
おっしゃる通りで、「定期がん保険」の更新時に一定の条件※を満たしていれば、「終身がん保険」に移行することも可能です(※詳細はご契約のしおり・約款をご確認ください)。
これも、保障を選択できる工夫のひとつとして、設けました。

渡邉さん
定期型には保険期間が限られているため、加入時の保険料がお手頃という大きなメリットがあります。
また、更新をきっかけに、一生涯の保障として終身型で備えるかどうかを自分で選択できるというバランスも、強みだと考えています。

渡邉さん
がん診断一時金の保障内容については、ダブルエールと同じとなります。しかし、手厚い保障の持ちやすさや、がんになった際に受け取れる金額と保険料のバランスを、わかりやすくお示しできていると思います。
保険は「見直しするもの」という前提で、定期型と終身型という選択肢を持っていただきたいという思いがあります。


渡邉さん
まず、お客さまには定期型のがん保険という選択肢を、ぜひご検討いただきたいです。
終身型で一生涯の保障が、本当にご自身にとって必要かどうか、保険を見直す際などに改めて考えていただければと思います。
特に女性の方は、30~40代から乳がんなど女性特有のがんのリスクが高くなります。
保障の手厚さも意識して、万が一の時に前向きに自分らしくいられるための選択肢として、女性専用のがん保険の検討をいただければ幸いです。

渡邉さん
「終身型の保険=一生涯の保障で安心」という考え方自体、実は保険会社が作り上げてきた「常識」だとも感じています。
ただ、私たちが定期型のがん保険の良さをお伝えしていっても、終身型とどちらがよいか迷う方は多いと思います。
だからこそ、お客さまご自身で定期型と終身型、本当に必要な保障を選んでいけるような、わかりすいWEBサイトの作成など丁寧にお客さまとコミュニケーションをとっていきたいですね。

渡邉さん
また、世の中には、そもそも保険はいらないという考え方もあります。
しかし、がん保険に関しては、必要性が高い方も多くいらっしゃるのが事実です。難しく考えずに「自分にこの保障は必要なのか」という目線で考えていただけるといいと思います。
「相互扶助の精神」に則った保険の仕組みが今後も成り立っていくためにも、「ご自身にとって本当に必要な保障を選べる」形にしていくことが、当社、ひいては保険業界の使命であると考えています。

※商品の詳細はライフネット生命のウェブサイトをご確認ください。
※保険期間の開始から3ヶ月は保険の支払いはありませんが、保険料を割り引いているものではございません。
※定期型の保険には更新があります。更新時には更新時の年齢、保険料率によって保険料が再計算されるので、多くの場合、保険料は高くなります。