付き合いで入った保険の解約は気まずい?営業マンにバレずに生命保険を解約する方法
営業マンやセールスレディから「付き合い」で加入した生命保険を解約したいとき、勝手に解約したことがバレたら気まずいのではと心配になる人もいるでしょう。担当の営業に「解約したい」というのも言いにくいですよね。
本記事では付き合いで加入した保険はバレずに解約することはできるのかについて解説したいと思います。
営業マンの付き合いで加入した生命保険は解約できない?
営業マンとの付き合いが長くなると、必要のない保険でも付き合いで加入しなければいけない場面が出てくることがあります。
実際には必要のない保険ですので、支払う保険料も契約者にとって大きな負担となります。
では、保険料の支払いが厳しくなったとしても、営業マンとの付き合いで加入した生命保険は解約することができないのでしょうか?
付き合いで加入していても解約できる
契約した当時は保険を続けられると思っていても、予期せぬ事情で保険を続けられなくなることがあるのは珍しいことではありません。
営業マンとの付き合いで生命保険に加入していたとしても、契約者が「解約したい」と申し出れば、保険会社は断ることはできません。
また、営業マンの立場であっても、約者の解約の申し出を断ることはできません。
ココがポイント
もし営業マンが契約者の解約の申し出を断ったり、手続きを先延ばしするようなら、契約している保険会社のコールセンターに電話をして苦情(クレーム)を入れることもできます。
こんな時は?
ただし人間関係を崩したくないなら営業マンが納得できる理由を伝えること
営業マンとの付き合いで生命保険に加入するということは、保険の契約以外にも親しい繋がりがあるということでしょう。
ですから、やむを得ない事情でその営業マンから加入した生命保険を解約するときには、営業マンが納得できる解約理由を準備して伝えることで、営業マンとの人間関係を壊さずにすむかもしれません。
- 契約を続けるための保険料の支払いが厳しくなった
- 優先順位の高い出来事が起こり、予算的に厳しくなった
- 引っ越しをするのでこれまでのような付き合いができなくなる など
ココがポイント
解約してもバレない?気まずい思いをせずに生命保険を解約する方法
営業マンとの付き合いで加入した生命保険を解約するとき、解約したことがバレて気まずい思いをしたらどうしようと考える人もいるでしょう。
では、バレずに解約する方法はあるのでしょうか?
また、気まずい思いをせずに解約する方法はあるのでしょうか?
解約は営業マンに絶対にバレる
契約者が営業マンに内緒で解約の手続きを行ったとしても、必ず担当にその情報が入ります。
ココに注意
しかも大抵の場合、解約の申し出があった段階で保険会社から担当にその連絡が入りますので、「なぜ解約するの?」と解約手続きが完了する前に電話が来て、なかなか解約書類をもらえないなどトラブルに発展する可能性もあります。
ですから、このように担当に内緒で解約の手続きを完了させることはほぼ不可能といえます。
気まずい思いをしたくないならコールセンターを利用する
解約をすることで気まずい思いをしたくないのであれば、保険会社のコールセンターを利用することがおすすめです。
保険会社のコールセンターに電話をして解約書類を送ってもらえば、担当の営業マンからなかなか解約書類を送ってもらうことができないなどのトラブルは回避できます。
ただし、解約するという報告は担当の耳にも入りますので、もし担当から解約することに対しての連絡が欲しくないのであれば、コールセンターに解約の電話をするときに「担当からの電話は必要ない」と伝えておきましょう。
バレずに解約したいなら支社や窓口で解約する
担当に解約することがバレたくないのであれば、支社や窓口に行って直接解約の手続きをすることがおすすめです。
支社や窓口であれば、ほとんどの場合、解約手続きの事前の連絡や予約などが不要で、解約することが担当者にバレることはありません。(生命保険会社、ご加入の保険の種類によっては事前の連絡が必要な場合もあります)
手続きの時間も15分ほどですべて完了しますので、保険証券や本人確認書類など解約手続きに必要なものを持参すれば、その場で解約手続きをすることができます。
ただし、解約した後に担当から連絡があることもありますので、このあたりは覚えておきましょう。
また、保険会社によっては支社や窓口がないところや、直接出向いて解約ができる仕組みを持っていないところもありますので、事前に保険会社のホームページなどで確認しておきましょう。
解約の手続きとその流れは下記の記事をご参考ください。
関連記事:誰でもできる生命保険の解約の方法3つとは?解約の手続きの流れと注意点もご紹介 , 生命保険の解約にはどんな書類が必要?解約の手続きの流れと一緒に徹底解説
解約する場合の3つの注意点
- 保険の解約は口頭ではなく、必ず、保険会社所定の書類のやり取りが必要になる
- 一度、解約したら、保険の契約は元に戻せず、保障が無くなる
- 解約した保険の種類によって解約返戻金の有無が異なる
詳細については、解約する場合の3つの注意点をご参照ください。
まとめ
まとめ
- 付き合いで契約した保険でも解約はできる
- 営業マンとの関係を壊したくない場合は、営業マンが納得できる理由をきちんと伝える
- 解約の阻止は法律で禁じられている
- 営業マンに内緒で解約することはできない
営業マンの付き合いで加入した生命保険を解約したいと思ったとき、解約をするにも勇気がいることがありますね。
解約をしてバレたら気まずい思いをするのではとの心配があるかもしれませんが、担当に知られずに解約をすることは事実上不可能です。
営業マンとの人間関係を壊したくないのであれば、しっかりと営業マンが納得できる解約理由を伝えることが一番です。
もし、担当とあまり連絡を取りたくないのであれば、以下の方法を取るとよいでしょう。
- コールセンターに電話をして解約の書類を取り寄せ、その際には「担当からの連絡は不要」と伝える
- 支社や窓口で解約する
ココに注意
本当に解約してもよいのかどうかの判断がつかない時は、保険の専門家であるFP(ファイナンシャルプランナー)に相談するとよいでしょう。
特に「独立系」のFPであれば、保険会社に属していないので無理に保険を勧められる心配もなく、安心して相談することができるのでおすすめです。
無料で保険の相談ができるFPも多く存在しますので、生命保険の解約で困ったら一度相談してみるとよいでしょう。