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【子育て家庭の家計負担を調査】 約6割が子育て費用で家計の苦しさを実感…税負担を軽くする生命保険料控除を活用している割合は?
コのほけん!research

【子育て家庭の家計負担を調査】 約6割が子育て費用で家計の苦しさを実感…税負担を軽くする生命保険料控除を活用している割合は?

〜 生命保険料控除の「保険の保障」と「税負担軽減」の両立にメリットを感じる声が多数 〜

Sasuke Financial Lab株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:松井 清隆、以下「当社」)が運営する保険の一括比較・見積もりサイト「コのほけん!(https://konohoken.com/)」は、全国の20歳~59歳の子どものいる男女361名を対象に、2024年10月25日~27日の3日間においてインターネットリサーチによる「子育て家庭と生命保険料控除制度に関する実態調査」を実施しました。

調査背景

生命保険に加入していると毎年10月頃から保険会社より生命保険料控除証明書が送られてきます。これは年末調整などで生命保険料控除を受けるために必要な書類です。生命保険料控除は1年間に支払った生命保険料に応じ、所得税や住民税の負担を軽くできる制度ですが、物価高などここ最近特に家計への影響を強く受けていると思われる子育て家庭では活用されているのでしょうか。

そこで今回は、全国の20歳~59歳の子どものいる人を対象に、2024年10月より開始した児童手当拡充への「子育て家庭と生命保険料控除制度に関する実態調査」を行いました。

■■報道関係者様へのお願い■■
本リリース内容の転載・利用にあたっては、「コのほけん!編集部調べ (https://konohoken.com/)」と表記いただきますようお願い申し上げます。

調査サマリー

  • 約6割が子育てにかかるお金で家計が苦しいと回答。児童手当拡充は「満足していない」「(満足・不満足)どちらともいえない」に回答が集まる。
  • 生命保険に入っている子育て家庭のうち、約5割が生命保険料控除制度を活用していると回答。
  • 家庭の家計に生命保険料控除はメリットがあると感じる人は約5割。理由は「保険の保障と税負担軽減の両方が得られること」が最多。

調査結果詳細

Q1.現在、子育てにかかるお金を理由に家計が苦しいと感じることはありますか。(N=361)

子育てにかかるお金で家計が苦しいと感じること、過半数が「ある」と回答

現在、子育てにかかるお金を理由に家計が苦しいと感じることはありますか。」(N=361)と質問したところ、「ある」(「とてもある」「ややある」の合計)が60.9%、「ない」(「あまりない」「まったくない」の合計)が21.6%、「どちらともいえない」が17.2%となりました。

  • とてもある:26.3%
  • ややある:34.9%
  • どちらともいえない:17.2%
  • あまりない:11.9%
  • まったくない:9.7%

Q2.2024年10月より児童手当の拡充が開始しましたが、内容に満足していますか。(N=361)

児童手当の拡充への満足度、「どちらともいえない」が最多の回答に

2024年10月より児童手当の拡充が開始しましたが、内容に満足していますか。」(N=361)と質問したところ、「満足している」(「とても満足している」「やや満足している」の合計)が22.2%、「満足していない」(「あまり満足していない」「まったく満足していない」の合計)が36.0%、「どちらともいえない」が41.8%という結果となりました。

  • とても満足している:3.6%
  • やや満足している:18.6%
  • どちらともいえない:41.8%
  • あまり満足していない:16.3%
  • まったく満足していない:19.7%

Q3.児童手当拡充のどんな点に満足していますか。(複数回答)(N=80)(Q2で「とても満足している」「やや満足している」と回答した人)

児童手当拡充について満足している点、「手当の支給期間が高校生年代まで拡大したこと」が最多の回答に

Q2で「とても満足している」「やや満足している」と回答した人に対し、「児童手当拡充のどんな点に満足していますか。(複数回答)」(N=80)と質問したところ、「手当の支給期間が高校生年代まで拡大したこと」が最多の68.8%、次いで「所得制限が撤廃されること」が42.5%、「第3子以降の支給額が増額されること」が28.8%という結果となりました。

  • 手当の支給期間が高校生年代まで拡大したこと:68.8%
  • 所得制限が撤廃されること:42.5%
  • 第3子以降の支給額が増額されること:28.8%
  • 支払い回数が増加すること:22.5%
  • その他:0.0%

Q4.児童手当拡充のどんな点に満足していませんか。(複数回答)(N=130)(Q2で「あまり満足していない」「まったく満足していない」と回答した人)

児童手当拡充について満足していない点、「拡充の対象に含まれていないこと」が最多の回答に

Q2で「あまり満足していない」「まったく満足していない」と回答した人に対し、「児童手当拡充のどんな点に満足していませんか。(複数回答)」(N=130)と質問したところ、「拡充の対象に含まれていないこと」が34.6%、「支給額の増額が限定されていること」が30.0%、「拡充の内容がよく分からないこと」が26.9%となりました。

  • 拡充の対象に含まれていないこと:34.6%
  • 支給額の増額が限定されていること:30.0%
  • 拡充の内容がよく分からないこと:26.9%
  • 手当の支給期間が短いまたは長いこと:17.7%
  • 支払い回数が多いまたは少ないこと:10.8%
  • 拡充によって新たな申請が必要になったこと:10.0%
  • その他:5.4%

Q5.現在加入している生命保険を教えてください。(複数回答)(N=361)

子育てする人が現在加入している生命保険、「医療保険」が最多の回答に

現在加入している生命保険を教えてください。(複数回答)」と質問したところ、「医療保険」が最多の59.6%、次いで「生命(死亡)保険」が50.7%、「がん保険」が34.3%という結果になりました。

  • 医療保険:59.6%
  • 生命(死亡)保険:50.7%
  • がん保険:34.3%
  • 学資保険:22.7%
  • 個人年金保険:17.5%
  • 介護保険:7.2%
  • 就業不能保険:5.3%
  • 収入保障保険:4.2%
  • 認知症保険:1.4%
  • その他:0.0%

Q6.1年間に支払っている生命保険料のおおよその金額を教えてください。(N=288)(Q5で「加入していない」以外の回答をした人)

1年間に支払っている生命保険料、過半数が10万円未満と回答

Q5で「加入していない」と回答した以外の人に対し、「1年間に支払っている生命保険料のおおよその金額を教えてください。」(N=288)と質問したところ、「5万円未満」が最多の28.8%、次いで「5万円~10万円未満」が25.0%、「10万円~15万円未満」が18.4%という結果になりました。

  • 5万円未満:28.8%
  • 5万円~10万円未満:25.0%
  • 10万円~15万円未満:18.4%
  • 15万円~20万円未満:11.5%
  • 20万円~25万円未満:4.2%
  • 25万円~30万円未満:2.1%
  • 30万円以上:10.1%

Q7.現在、生命保険料控除制度を税金の負担を軽くする方法として活用していますか。(N=288)(Q5で「加入していない」以外の回答をした人)

生命保険料控除制度、約半数が「活用している」と回答

Q5で「加入していない」と回答した以外の人に対し、「現在、生命保険料控除制度を税金の負担を軽くする方法として活用していますか。」(N=288)と質問したところ、「活用している」(「とても活用している」「ある程度活用している」の合計)が48.7%、「活用していない」(「あまり活用していない」「まったく活用していない」の合計)が30.2%、「どちらともいえない」が21.2%という結果となりました。

  • とても活用している:18.1%
  • ある程度活用している:30.6%
  • どちらともいえない:21.2%
  • あまり活用していない:16.3%
  • まったく活用していない:13.9%

Q8.生命保険料控除制度は子どもがいる家庭の家計にとって、メリットがある制度だと思いますか。(N=288)(Q5で「加入していない」以外の回答をした人)

生命保険料控除制度、子どものいる家庭にとって「メリットがあると思う」と約半数が回答

Q5で「加入していない」と回答した以外の人に対し、「生命保険料控除制度は子どもがいる家庭の家計にとって、メリットがある制度だと思いますか。」(N=288)と質問したところ、「思う」(「とても思う」「やや思う」の合計)が47.6%。「思わない」(「あまり思わない」「まったく思わない」の合計)が13.2%、「どちらともいえない」が39.2%という結果になりました。

  • とても思う:13.2%
  • やや思う:34.4%
  • どちらともいえない:39.2%
  • あまり思わない:10.1%
  • まったく思わない:3.1%

Q9.生命保険料控除制度のどのような点にメリットを感じますか。(複数回答)(N=137)(Q8で「とても思う」「やや思う」と回答した人)

生命保険料控除のメリットを感じる点、「保険の保障と税負担軽減の両方が得られること」が最多の回答に

Q8で「とても思う」「やや思う」と回答した人に対し、「生命保険料控除制度のどのような点にメリットを感じますか。(複数回答)」(N=137)と質問したところ、「保険の保障と税負担軽減の両方が得られること」が最多の46.7%、次いで「年末調整で生命保険料控除の申告ができること」が34.3%、「毎年控除が受けられること」が33.6%という結果になりました。

  • 保険の保障と税負担軽減の両方が得られること:46.7%
  • 年末調整で生命保険料控除の申告ができること:34.3%
  • 毎年控除が受けられること:33.6%
  • 所得制限がないこと:33.6%
  • 支払っている保険料が多いほど控除額が大きくなること:29.2%
  • 制度の対象となる保険の種類が多いこと:23.4%
  • 所得が多いほど所得税の還付金が多いこと:16.8%
  • その他:0.0%

まとめ

今回は全国の20歳~59歳の子どものいる男女361名を対象に、子育て家庭と生命保険料控除制度に関する実態調査を行いました。まず子育てにかかるお金で家計が苦しいと過半数の人が感じており、2024年10月から開始した児童手当拡充も「満足している」よりも「満足していない」や「どちらともいえない」の回答が多く、現時点での満足度は低いということが明らかになりました。

次に、どの生命保険へ加入しているかたずねたところ医療保険や生命(死亡)保険の加入率が高く、年間保険料が10万円未満の人が過半数でした。保険に加入している人の約半数が生命保険料控除制度を活用しており、「保険の保障と税負担軽減の両方が得られる」といった理由から家計にメリットがあると回答した一方で、「(メリットの有無について)どちらともいえない」という回答も約4割ありました。

生命保険料控除は対象となる生命保険に加入している限り、所得制限なく毎年受けられます。また、年間の支払い保険料が多いほど控除額も大きくなることから、各種生命保険に入っていることの多い子育て中の方にとってメリットがある制度と言えますが、具体的にどれだけ税金が軽減されているのかわからず、効果を実感しづらい方も多いということが今回の調査結果から考えられます。

コのほけん!では保険の一括比較・見積もりサービスのほかにライフコンサルタントによる保険の無料相談を実施しています。生命保険料控除で実際にどれくらい税金の負担が軽くなるのか、ライフコンサルタントが豊富な知識に基づきアドバイスやご提案をいたします。ぜひお気軽にご利用ください!

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調査概要

調査名:保険加入に関するアンケート
調査主体:自社調べ
調査対象:全国の20歳から59歳の男女361名
調査期間:2024年10月25日~27日の3日間
調査方法:インターネットリサーチ
※端数処理の関係上、グラフ内の割合は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計が必ずしも100%になりません。

執筆者

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