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引受基準緩和型医療保険

保険に入れない病気一覧・持病があって保険に入れない場合の対処法をご紹介

持病とはどんな病気か?

持病(じびょう)とは、一般的に長期にわたってなかなか治らない病気のことです。

法律や医学的な「持病」についての定義はありません。

「既往症」「慢性疾患」「基礎疾患」などの言葉をひっくるめて、「持病」と表現することも多いようです。幅広い病気をひっくるめて「持病」と呼んでいるのが実態です。

それでは、それぞれの言葉の意味を説明します。

「既往症(きおうしょう)」とは、「既往歴(きおうれき)」という表現を使うこともあり、生まれてからこれまででかかった病気の中で、すでに治癒した病気を指します。

「慢性疾患(まんせいしっかん)」とは、徐々に症状等が出てきて、原因は様々で、罹患期間(病気の期間)は不定でどちらかといえば長く、診断もはっきりとしないことも多く、治癒はまれとされる病気を指します。

「基礎疾患(きそしっかん)」とは、とは、厚生労働省では下記のような定義がされています。

基礎疾患を有する者の範囲
(1) 以下の病気や状態の方で、通院/入院している方
1.慢性の呼吸器の病気
2.慢性の心臓病(高血圧を含む。)
3.慢性の腎臓病
4.慢性の肝臓病(肝硬変等)
5.インスリンや飲み薬で治療中の糖尿病又は他の病気を併発している糖尿病
6.血液の病気(ただし、鉄欠乏性貧血を除く。)
7.免疫の機能が低下する病気(治療中の悪性腫瘍を含む。)
8.ステロイドなど、免疫の機能を低下させる治療を受けている
9.免疫の異常に伴う神経疾患や神経筋疾患
10.神経疾患や神経筋疾患が原因で身体の機能が衰えた状態(呼吸障害等)
11.染色体異常
12.重症心身障害(重度の肢体不自由と重度の知的障害が重複した状態)
13.睡眠時無呼吸症候群
14.重い精神疾患(精神疾患の治療のため入院している、精神障害者保健福祉手帳を所持している、又 は自立支援医療(精神通院医療)で「重度かつ継続」に該当する場合)や知的障害(療育手帳を所持 している場合)

(2) 基準(BMI 30以上)を満たす肥満の方 *BMI30の目安:身長170cmで体重約87kg、身長160cmで体重約77kg。

※出典:厚生労働省 高齢者以外で基礎疾患を有する方について(2021年3月18日時点)

なぜ持病があると保険に入りづらくなるのか?

前章では、持病とは幅広く使われている言葉であるということがわかりました。

それでは、なぜ、持病があると保険に入りづらくなるのでしょうか?

持病があると保険に入りづらくなる理由は、保険会社から見たときに、健康な人よりも保険金・給付金等を払う確率が高いからです。

保険の契約は、あるリスクの確率が同じ人たちが集まり、保険会社が保険料を集め、保険金・給付金を払うための責任準備金を用意して、万が一があった場合に、そこから保険金・給付金等を支払うものです。

保険会社は、保障の対象となる人(被保険者)のリスクの高低をみて、保険契約の引受をしています。

被保険者のリスクとは、様々なものが挙げられます。
ケガをする可能性が高い職業であるとか、完治しにくい病気にかかっている等のものがリスクとして考えられます。

保険期間(保証期間)1年、保険料は一律同じ金額の条件で、病気になって入院する確率が10%の人たちが被保険者として集まっている保険契約の中に、病気になって入院する確率が80%の人が被保険者として加わった場合、どういうことが起きるのでしょうか?

病気になって入院する確率が80%の人が保険金・給付金等を受け取って、病気になって入院する確率が10%の人たちは、保険金・給付金等を受け取らないで保険期間(保障期間)が終わるという状態が考えられます。

契約者(被保険者)間の公平性が損なわれます。そのため、保険会社としては保険契約の引受に慎重にならざるをえない点にあります。

ただ一方で、病気になって入院する確率が高い人の保険加入をすべて断ってしまっては、保険の本来の役目、社会的役目を果たすことができません。

そのため、年齢・性別・職業、病気などの様々な条件のもと、その人のリスクに応じた保険料の負担を求めたり、リスクのある部位を保障の対象外にする(部位不担保)、保障をする際の条件をつける(条件付)などで、契約者(被保険者)間の公平性を保つようにしています。

「持病」がある人でも保険に加入することができるように、契約の引受基準をゆるやかにした「引受基準緩和型(ひきうけきじゅんかんわがた)保険」や、リスクを問わず告知を必要としない「無選択型(むせんたくがた)保険」などの商品の開発をしています。

一般的に、リスクが高い人ほど、保険料は高くなります

無選択型保険 > 引受基準緩和型保険 > 通常の保険

「持病」といっているその病気がどんなものなのかで、保険への入りやすさは異なるため、まずは、保険会社に確認することが大事です

持病があるからといって、いきなり、無選択型保険や引受基準緩和型保険を選ぶのではなく、まずは、通常の保険から加入できるかどうかを問合せするようにしましょう。

関連記事:なぜ生命保険に告知が必要なの?その重要性と告知の種類を解説します

保険に入れない病気一覧とは?

保険に入れない病気は、保険会社ごと、また保険の種類や商品ごとに異なっています。一般化することもできません。

ここでは、コのほけん!取り扱いの保険商品の告知事項から抜粋したものをご紹介いたします。

生命保険(死亡保険)に入れない病気の一覧

通常の生命保険(死亡保険)は、何らかの病気で治療中の場合は、保険料が割増しになる、部位不担保や条件付での加入と考えて下さい。

通常の生命保険(死亡保険)で加入できない場合は、引受基準緩和型保険を検討しましょう。

引受基準緩和型の生命保険(死亡保険)に入れない病気は、

がん(悪性新生物)、上皮内新生物、肝硬変・統合失調症・認知症・アルコール依存症

としている保険会社が多いようです。

生命保険(死亡保険)では、病気・ケガはもちろんのこと、精神疾患等を起因とした自殺をリスクとしてとらえるため、精神疾患等について引受ができない病気として指定されている傾向があります。

関連記事:死亡原因が自殺の場合は生命保険はどうなる?死亡保険金が支払われるケースとは?

医療保険に入れない病気の一覧

医療保険に入れない病気について一覧にまとめました。

保険会社及び商品ごとに異なるため、必ず、担当の営業または保険会社に確認をするようにして下さい。

がん

悪性新生物
肉腫、白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫、真正赤血球増加症(多血症)、骨髄異形成症候群、慢性骨髄増殖性疾患、本態性(出血性)血小板血症を含む

上皮内新生物

乳腺の非浸潤性乳管がん、大腸の粘膜内がん、子宮頚部の上皮内がん 等

糖尿病の合併症

糖尿病の合併症(網膜症、腎症、下肢の潰瘍・えそ)

脳・心臓・血管の病気

一過性脳虚血発作、脳梗塞(脳血栓症、脳塞栓症を含む)、脳内出血、くも膜下出血、狭心症、心筋梗塞、心筋症、動脈瘤、先天性心臓病、心臓弁膜症、食道静脈瘤

肝臓・すい臓の病気

慢性肝炎、肝硬変、慢性すい炎

腎臓の病気

慢性腎炎、投薬や透析を必要とする慢性腎機能障害

肺の病気

慢性閉塞性肺疾患(肺気腫、慢性気管支炎を含む)、酸素吸入が必要な慢性呼吸機能障害

指定難病

申込時点で難病医療費助成制度の対象となる指定難病

神経系の損傷

頸髄の損傷

精神および行動の障害

躁病、双極性障害(躁うつ病)、統合失調症アルコール依存症、薬物依存症、認知症アルツハイマー病

関連記事:がんになっても入れる保険はある?実際のがんの医療費や保険加入時の注意点とは?

持病があって保険に入れない場合の対処法とは?

持病があって保険に入れない場合は、「無選択型保険を選ぶ」もしくは「預貯金で備える」ことになります。

無選択型保険は、引受基準を設けていないため、「告知なし」で「誰でも加入することが可能」です。

生命保険(死亡保険)であれば、「責任開始後2年間は、死亡保険金ではなく、既に払い込んだ保険料相当額を支払う」「死亡保険金が削減さえれる」等の制限があります。

医療保険の場合には「契約後90日間は免責期間(待機期間)がある」「現在治療中の病気や既往症(医学上重要な関係がある病気)は保障の対象外」などの制約があるため、必ず、担当者もしくは保険会社に確認することをおすすめいたします。

無選択型保険の保険料は、引受基準緩和型保険や通常の保険と比べると割高です。

持病があっても入れる保険

持病があっても入れる保険とは、いわゆる「引受基準緩和型保険」をさすことが多いです。

コのほけん!取扱いの引受基準緩和型保険の一部をご紹介いたします。

生命保険(死亡保険)

定期保険収入保障保険

医療保険(病気・けが等の医療費に備える保険)

告知なしで入れる保険

告知なしで入れる保険は、いわゆる「無選択型保険」をさすことが一般的です。

コのほけん!取扱いの無選択型保険をご紹介いたします。

生命保険(死亡保険)

関連記事:持病があっても入れる保険のメリットやデメリットや保険に入れない病気などを解説
持病があっても生命保険に入れる?入れない?見つけ方と加入方法を解説

まとめ

「持病(じびょう)」の決まった定義はなく、「持病」があると保険に入りづらい理由は、保険会社から見たときに、健康な人と比べて、保険金・給付金等を支払う可能性が高いので、保険会社が契約の引受に慎重になっている結果であることがわかりました。

保険料の高さは、無選択型保険 > 引受基準緩和型保険 > 通常の保険 の順となっており、保険加入の際は、まずは、通常の保険から検討をするようにしましょう。通常の保険に加入できないときに、はじめて引受基準緩和型保険、無選択型保険の順に検討をします。また、「持病」で保険に入れない場合は、「無選択型保険」か「預貯金」で万が一に備えるようにしましょう。

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