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がん保険

がん保険の必要性|がん家系とは?遺伝するがんの種類や保険での備え方を解説!

がん家系とは、一般的に遺伝的にがんになる人が多い家系のことをさします。男性は2人に1人、女性は3人に1人ががんになると言われるほど、日本人にとっては最も気になる病気の一つです。がん家系となると、その心配は一層増すかもしれません。

ただ、医学的には、よく言われるがん家系かどうかは遺伝子検査をしてみなければわかりません。では医学的にがん家系とはどのような状態をさすのでしょうか。この記事ではがん家系とがん保険の必要性について解説します。

がんとは?

がんは悪性腫瘍(悪性新生物)ともいわれ、その腫瘍は周囲に広がったり、別の部位に転移したりします。

悪性腫瘍は胃がんや乳がんのような固形がんと白血病や悪性リンパ腫のような血液がんがあり、がん保険医療保険ではおもにこの悪性腫瘍を保障の対象としています。一方、一般的には転移しない腫瘍もあり、上皮内新生物とよばれています。

がん保険や医療保険では、対象外とする保険や給付金額を半額とする保険など、上皮内新生物に対する保障は商品によって異なります。

関連記事:がんとはどんな病気?生存率や入院日数のデータからがんの実態を知ろう

がん家系とは?

がん家系とは、一般的には家族や親族にがんになった人が多い家系であるという意味で使われています。また、がんになりやすい体質を受け継いでいる、遺伝であることも含んで使われる言葉です。

ただ、実際にそのような遺伝子かどうかは検査してみないとわからず、単にがんになった人が多いというだけでは判断できません。

ここでは、遺伝子の変異である遺伝性腫瘍症候群(遺伝性腫瘍)と家族集積性について解説します。

遺伝性腫瘍症候群と家族集積性

がんは生活習慣病であり、食生活や適度な運動など普段の生活習慣や環境に影響を受けるといわれています。

一方、遺伝性腫瘍症候群(遺伝性腫瘍)とは、生まれたときからがんになりやすい体質を持っていることで、生活習慣に関わらず、がんになりやすいといえます。

また家族集積性はがん患者が同じ家系内に多い状態をさし、家族性がんは若年に発症する、多くの臓器に発症するなどの特徴があります。

遺伝性腫瘍症候群でもがん家系とは限らない

一般的に話題になる「がん家系」とは、がんになった人が多い家系のことをさしますが、前述した遺伝性腫瘍症候群(遺伝性腫瘍)では、必ずしも同じ家系にがんが多くなるとは限りません。

遺伝子にはがん抑制遺伝子があり、遺伝性腫瘍症候群では、生まれたときからその遺伝子が変異しています。がん抑制遺伝子は2つあり、片方がすでに変異している体質を遺伝性腫瘍症候群とよんでいます。もう片方も変異しなければがんにはなりませんので、遺伝性腫瘍症候群だとしてもがんが発症しないこともあります。

また遺伝性腫瘍症候群としてがん抑制遺伝子が変異していると、50%の確率で次世代へ遺伝することがわかっています。そのため単に家系内にがんになった人が多いかどうかではなく、遺伝子検査を通して遺伝性腫瘍症候群かどうかを調べる必要があります。

遺伝性腫瘍症候群のがんの種類とは?

では遺伝性腫瘍症候群のがんにはどのようなものがあるのでしょうか。

たとえば大腸がんになりやすい病気の一つに、家族性大腸腺腫症があります。家族性大腸腺腫症は大腸にポリープが100個以上見つかると診断され、大腸がんや十二指腸がんなどを発症しやすい病気です。

また遺伝性乳がん卵巣がん症候群も遺伝により発症しやすい病気です。母親が乳がんを発症した場合の娘の発症リスクは通常の約2倍、母親と姉が発症した場合の妹の発症リスクは通常の約4倍とされています。アメリカの有名女優が遺伝子検査の結果で乳房を切除し話題になりました。

そのほかにも、皮膚がんや泌尿器がん、脳腫瘍になりやすい病気などさまざまあります。遺伝性腫瘍症候群の場合、同じ臓器に複数できる多発がんや多くの臓器にできる重複がんになることもあり、関連するほかのがん検診を勧められることもあります。

がん家系かどうかをどうやって調べる?

遺伝性腫瘍症候群かどうか調べるためには遺伝子検査をする必要があります。

基本的に遺伝子検査をする前に、遺伝カウンセリングが行われ、カウンセリングでは検査結果を受けてどうするか、遺伝性腫瘍にリスクがあるのかなど様々な角度から相談することができます。

がん家系にがん保険は必要?

がん家系は、生まれながらにして遺伝子に変異がある可能性はありますが、正確には検査をしてみなければわかりません。

がん家系でなくても、依然として日本人の死因で最も多いのはがんですので、治療費の準備など必要な対策は取っておくと安心です。

がんの治療費は、がんの種類や症状によって異なりますので、いくらあれば安心だという金額を断定することはできません。家計に余裕があれば預貯金で準備しておくこともできますが、高額療養費制度を活用したとしても金銭的な負担がかかる可能性を考え、保険と併用する方法は有効的です。

がん保険と貯蓄のダブルで備えると安心!

がん保険のなかにも、入院を中心とした保険、診断一時金を中心とした保険、実費払いを中心とした保険とさまざまなタイプがあります。入院を伴う手術であれば従来のがん保険で対応できますが、外来で抗がん剤治療を受ける場合や保険適用されない治療を受ける場合などでは、対応しきれないケースも考えられます。

毎月支払える保険料の範囲内で、希望するタイプのがん保険に加入し、貯蓄と併用することで家計への負担をおさえながら準備することができます。

まとめ

がん家系は、一般的に家系内にがんになる人が多いことを意味しています。遺伝子の変異があるかどうかはわかりませんが、遺伝子の変異は遺伝する可能性がありますので、金銭的な負担が心配であれば保険で準備しておく方法もあります。

遺伝子検査を受け、がん家系であることをはっきりさせ、早めに対策をするかどうかの選択をすることもできます。

しかしその場合、家族に遺伝子検査の結果を伝えるかという問題も出てきます。知らない方がよいと考える人もいらっしゃいますので、遺伝子検査を受ける前に遺伝子カウンセリングを受けたり、家族で話し合ったりして考え方を共有しておくとよいでしょう。

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