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医療保険

医療保険で入院に備えよう!平均の入院日数はどのくらい?費用はいくらかかる?

入院は患者本人にとっても、家族にとっても一大事です。

病状や治療を心配するのはもとより、予期せぬ出費にお金の面でも不安が募ります。

医療保険で入院に備えておこうと考えても、実際入院にはいくらかかるのか見当がつかないという方も多いのではないでしょうか。

そこで、この記事では入院の現状について見ていきたいと思います。もちろん、病気やケガの種類、症状、年齢……など、個別の条件によって入院事情は変わりますが、平均的な入院の実態を知ることで、保険で正しく備えることは可能です。

入院はあれもこれも不安

「入院」について最も不安なことは何でしょうか。

それは、入院にかかる費用のいわゆる〝相場〟の見当がつかないことではないでしょうか。それならと医療保険の保障を最大限に手厚くすれば、確かに安心は得られますが、その分保険料の負担も大きくなります。

入院にかかる費用の実態を知るために、まずは平均的な入院日数を見ていきましょう。

平均入院日数はどのくらい?

入院日数は総じて短期化の傾向にあります。厚生労働省の調べによれば、令和2年(2020)の退院患者の入院日数は平均で32.3日でした。

前回調査の平成29年の数値が29.3日のため、令和2年は入院日数の平均が3日増加したことになりますが、下の図のように年次の推移を見ると、入院日数はおおむね減少傾向にあります。

そうはいっても、ひと月近くの入院は「やっぱり長い。たいへんだ!」と慌てますよね。しかし、これは全年齢、すべての疾患を対象とした数値です。年齢別に眺めてみれば、ガラリと印象が変わります。

年齢別の平均入院日数はどのくらい?

同様に厚生労働省が令和2年に行った調査で、年齢別の入院日数は以下の通りとなりました。

70歳以上の患者は38.8日と、全体平均を上回る日数になっています。一方、15〜34歳の平均入院日数は12日です。ずいぶん開きがありますね。

また、30代の入院日数はおおむね2週間程度ですが、上の年代になると、平均の入院日数は20日を超えるようになります。

しかし、40歳以下の入院患者の半数近くが1週間以内に退院しているため、全体の8割の人は2週間以内に退院しているというデータもあります。よって、現役世代であれば、入院日数はだいたい1〜2週間と考えてよさそうです。長期の入院はさほど心配しなくても大丈夫でしょう。

とはいえ、なかには脳疾患や精神疾患のように、入院が非常に長期化する疾病もあります。

関連記事:「大丈夫」なんて過信は禁物!世界中で増え続けるうつ病などの精神疾患

入院にかかるお金はどのくらい?

では、入院したらどのくらいのお金が必要になるのでしょうか。

生命保険文化センターの調査によると、1回の入院の自己負担費用はおよそ19.8万円となっています。費用別の内訳を見てみましょう。

このように入院中の自己負担費用は10万円以上〜20万円未満が4割近くを占めています。

次いで5万円以上〜10万円未満が2割を占め、20万円以上〜30万円未満、30万円以上〜50万円未満が3、4番目に続きます。

なお1日あたりの自己負担費用は以下の通りとなりました。

1日あたりでは1万円以上〜1万5,000円未満が最も多く、2番目は2万円以上〜3万円未満になります。

入院日数が短くなっても自己負担額はあまり減らない?

ところで、入院日数が短期化しているのなら、自己負担費用も減少傾向にあるかと思いきや、じつは逆です。ここ数年、入院にかかる自己負担費用は少しずつ上昇しています。

わかりやすい例として、食事代があげられます。入院している間は病院食を食べることになりますよね。この食事代のことを入院時食事療養費と呼びますが、平成28年3月31日までは1食260円だったものが、4月1日には360円に値上がりし、さらに平成30年4月1日からは460円まで値上がりしました。

1日3食で780円だったものが、値上がりにより1,380円へ。1週間の入院なら、合計4,200円高くなったわけです。

また昨今の食料品等の物価高の影響を受け、今後更なる値上げの可能性も考えられます。引き続き気を抜くことはできません。

治療費以外にもある!入院でかかるお金

入院する際に必要な費用といえば、真っ先に治療費を思い浮かべます。たしかに、いちばん大きな出費になるでしょう。しかし、実際は治療費だけではありません。

前述したとおり、食事代は別途かかります。また病院用パジャマを借りるならパジャマ代が、テレビを見るならカード代が必要です。

また個室や少人数部屋での入院を希望する場合は、いわゆる差額ベッド代が発生する可能性があります。

快適な入院生活に必要な出費?差額ベッド代とは?

特別療養環境室と定義される個室や4床以下の少人数部屋に入院した際に、入院費に追加でかかる費用のことを差額ベッド代といいます。

「特別」の言葉が示すように、特別療養環境室への入院は本来治療には必須のものではありません。特別療養環境室とは患者が快適な入院生活を送るための選べるオプションとして、病院側が用意した病室となります。

そのため、特別療養環境室への入院は公的医療保険の適用対象外となります。この病室に入院した際の費用が、差額ベッド代として入院基本料に上乗せされます。

また、差額ベッド代は病院によって差があります。ときには1日あたり数万円にもなるケースもあるため、いざ入院となった際はしっかり確認しましょう。

なお差額ベッド代の平均は、令和4年7月1日時点で1日6,620円となっています。

そのほか、洗面道具やコップといった日用品を買いそろえる費用や、お見舞いやお世話をするために家族が病院へ通う交通費もかかります。

このように、治療費以外の部分でも、こまごまとした出費が入院には必要となるのです。

ちなみに、前述の生命保険文化センターがはじき出した入院時の自己負担費用19.8万円は、こうした諸々の出費も含めて計算されています。

関連記事:差額ベッド代をわかりやすく解説!医療費控除や高額療養費は適用される?

まとめ

入院日数はどんどん短期化しています。シニア世代は入院日数が長めになりますが、現役世代ならおおむね1〜2週間で退院できると考えてよいでしょう。

一方、入院にかかる費用については、今後値上がりの可能性も考えられますが、。目安としては、1回の入院につき平均して20万円程度を相場として捉えておくとよいでしょう。

人生には突然の病気やケガがつきものです。ある程度の年代を過ぎると、入院の可能性もぐっと高まります。

これらのデータを参考にして、ぜひ健康なうちに医療保険の加入を検討したり、契約の保障内容を見直しましょう!

関連記事:医療保険|日額タイプと一時金タイプについて

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